ヤマアラシのジレンマ

Das Dilemma der Stachelschweine - 「心の家路」のブログ

ブロン10年

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「ブロン10年」という言葉を教えていただきました。
ブロンとは咳止め薬(鎮咳薬)であり、錠剤と液剤があります。
ブロンの成分には、モルヒネ同様のダウナーであるコデインと、カフェイン同様のアッパーであるエフェドリンが含まれていて、これを大量に摂取するとコカインとヘロインのカクテルである「スピードボール」と同様の効果が出ます。
もちろんブレーキとアクセルを同時に踏んでいるような状態だから、体への負担が大きく10年が限界だというわけです。ブロン中毒の人から教えていただきました。
最近は液剤のほうは成分が変更されたそうですが、錠剤の方はそのまま。ネット上にはブロンの飲み方の情報があふれています。
それはともかく、子供の頃にぜんそくの薬としてブロンを処方され、気が付いた時にはブロン乱用の大人になっていたという例も多々あるとか。
睡眠薬が危険であるという情報がまかり通り、咳止め薬が危険であるということはあまり知られていない・・・。

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