ウィルスバスター2006から、ウィルスバスター2007に変えてみたら・・・。
パソコンが呪いがかかったように遅くなりました。
PcScnSrv.exe というスパイウェア監視ソフトが、CPU時間とメモリを食いつぶしているのが原因です。
Googleでいろいろ検索して対策したことのメモです。
[1] まずウィルスバスター2007をアンインストール。
[2] システムの復元で、2007のインストール前に戻す。
(本当は[2]だけで良いのですが、2007がインストールされたままだと、インストール以前まで復元できないみたいです)。
[3] 復元後に2006もアンインストール。
2007も2006も、アンインストールできない場合は、セーフモードで起動して、C:\Program Files\Trend Micro\VBなんちゃら\PCCTool.exe を起動して、アンインストールを選ぶ。
[4] C:\Program Files\Trend Micro フォルダを削除。
[5] スパイウェア対策ソフトをアンインストール。
Spybot S&D、SpywareBlaster、Ad-awareをアンインストール。
C:\Program Files の下の、Spybot S&D・Lavasoft・SpywareBlasterフォルダを削除。
今回はいきなりアンインストールしてしまいましたが、各ソフトの「免疫化」や「保護」を解除してからのほうが良いそうです。
このほか IE-Spyad・PestPatrol アンチスパイウェア、も関係あるらしいです。
念のため Outpost Firewall の Self-Protection と Quick Tune on IE も解除。
ここで再起動。
[6] ウィルスバスター2007をインストール。
トレンドマイクロのトップページから、右の[中規模企業のお客様]を選ぶ。
さらに、右下の「最新版ダウンロード」を選ぶ。
そんで、「ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ」を選ぶ。
[7] 2007を最新版にアップデート。
2007のメインメニューから、[アップデート/その他の設定]→[アップデート開始]
[8] IE6をIE7にアップデートする。
Internet Explorer 7
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/default.mspx
必須ではないみたい。
[9] IEのCookie制限サイトを全削除する
[制限付きサイト]の管理している[Webサイト]の削除方法(WindowsXP)
http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewxml.do?ContentID=JP-2061299
[10] ウィルスバスター2007の不要な機能を止める
・迷惑メール対策ツールバー
・不審ソフトウェア警戒システム
・フィッシング詐欺対策
・URLフィルタリング
・Webメール検索
・個人情報保護機能
・有害サイトのアクセス管理
止めたらあとは自己責任で気をつける。
リアルタイム検索とメール検索、あとファイヤーウォールだけあれば良いのでは?
[11] Trend Micro サービスを止める
サービスの一覧を表示させ、Trend Micro Protection Against Spyware と Trend Micro Proxy Service の起動設定を「自動」から「手動」にする。手動でもちゃんと起動するので心配しない。
参考サイト:
ウイルスバスター2007インストール後に処理が重く(遅く)なる問題と対処法
http://sonobe.s5.xrea.com/knowhow/computer/vb2007.html
印刷すると27ページもある、鰻の寝床型の長いページです。
結局ウィルスバスター2007の構造的なバグであり、アップデートで改善しているものの、本質的には当分治りそうもありません(例によって来年の2008まで放置?)。
世の中のQ&Aサイトには、ビギナーからの質問に対し、「バージョンアップすれば大丈夫」「気のせい」「メモリ増やせば?」「パソコン古すぎ」という無知な回答が多々あったりして・・。
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