ヤマアラシのジレンマ

Das Dilemma der Stachelschweine - 「心の家路」のブログ

機械は間違えるもの

!ATMで・・・御注意を!!
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/1223/161600.htm

3万円引き出そうとしたのに、2万円しか出てこなかった。

「そんなはずはない」と主張する人は、なんだか無条件に機械を信用しています。
機械は人の思惑通り動かないものです。どんなに厳しいテストを繰り返しても、必ず現場では違う動作をしてくれます。

ATMは3万円出したつもりでも、実際には万札2枚しか出ていないこともあり得ます。これは単なるハンドリングミス。
ATMの中にまだ万札が3枚あるはずで、3万円出金しようとしたら、実はもう2枚しか残ってなかった、ということもあり得ます。これ以前にどこかでハンドリングミスがあればそうなります。
そういうまれな事態もきちんとテストされているはずですが、プログラムミスはそういうまれな事態にこそ潜んでしまうもの。機械が3万円出したふりをして、知らんぷりをしてしまう可能性もなくはありません。

機械を信用してはいけません。自衛策は(後ろに何人並んでいようとも)きちんとその場で数えることです。

でも実際には僕は数えません。だって機械の数え間違いより、僕の数え間違いの頻度のほうがはるかに多いのですから。

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