ヤマアラシのジレンマ

Das Dilemma der Stachelschweine - 「心の家路」のブログ

天野哲夫逝去

!訃報:天野哲夫さん82歳=「家畜人ヤプー」の作者
http://mainichi.jp/enta/art/news/20081204k0000m040143000c.html

耽美的な小説やエッセーで知られる著述家で、「戦後最大の奇書」とされる覆面作家・沼正三さんの小説「家畜人ヤプー」の著者と名乗り出たこともある天野哲夫さんが11月30日午前7時7分、肺炎のため東京都内の自宅で死去したことが3日、分かった。82歳。福岡県出身。

 天野さんは新潮社の校正者として勤務しながら評論や小説などを執筆。主な著書に「禁じられた青春」「異嗜食的作家論」がある。

 「家畜人ヤプー」は雑誌連載後、1970年に単行本が刊行され、ベストセラーとなった。白人女性が支配する未来の宇宙帝国で日本人男性が家畜として使役されているというSF小説。政治性と過激な性的描写で社会的な議論が起きた。

 「ヤプー」の作者沼さんの素性をめぐっては連載中から諸説が沸き上がり、天野さんは82年にいったん自分が書いたと告白したが、その後「私は沼正三の代理人」と説明を変えている。

コメント(2)

返信

石森章太郎作画もの、持ってました。上下巻?になっていて、下巻の作画は別の人。衝撃的な内容でしたね。再刊されたものは、江川達也が描いてますが、線が細すぎて私的には好きではありませんでした。

ひいらぎ 返信

マンガはSFマガジン連載だったと記憶しています。
江川達也か・・ちょっとなー。
こういうのこそ実写で映画化すればいいのに、って無理か。

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