抗うつ薬、旧タイプ(三環系,四環系)も攻撃性増す傾向

抗うつ薬、旧タイプも攻撃性増す傾向 厚労省が注意喚起
http://www.asahi.com/health/news/TKY200908260386.html

厚生労働省は26日、国内で12社が販売している抗うつ薬13製品について、服用で他人への攻撃性が増したり、激高したりする場合があるとして、注意喚起を促す安全情報を出した。成分の化学構造の特徴から「三環系」「四環系」などと呼ばれるタイプで、クロミプラミン塩酸塩など12成分。同省の指示で添付文書は改訂済み。

古いものは40年以上前から使われていて、同省によれば、年間約260万人が服用しているという。発売から今年5月までに、他人への敵意や攻撃性が増した105例のうち13例が、服用との因果関係が否定できなかったり、不明だったりした。

新しいタイプの抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)で、攻撃性が増す副作用が疑われる症例が相次いだことを受けて、同省は古くからの抗うつ薬についても改めて調べていた。
医薬品・医療機器等安全性情報260号 (pdf)
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/260.pdf

三環系,四環系抗うつ薬等と攻撃性等について

今般,三環系抗うつ薬,四環系抗うつ薬,トラゾドン塩酸塩及びスルピリドについて,SSRI及びSNRIと同様の注意喚起の必要性を検討するため,傷害等の他害行為があったもの等を含めた攻撃性等に関する副作用報告を整理・調査した結果,スルピリドを除くものについて,その必要があると判断されたことから,関係企業に対し,平成21年7月3日に使用上の注意の改訂指示を行ったので,その安全対策の内容等について紹介する。

...このようなことから,専門家による検討を踏まえ,これまでに「敵意/攻撃性」等の副作用報告が認められない成分も含めて三環系抗うつ薬,四環系抗うつ薬及びトラゾドン塩酸塩については,類似の薬理作用により抗うつ作用が得られていると考えられることから,SSRI及びSNRIと同様に使用上の注意を改訂し,注意喚起を行う必要があると評価された。

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