2009年12月アーカイブ

軽度・中度のうつ病患者に抗うつ剤は不要、英研究結果
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2356414/2684300

【2月27日 AFP】全世界で数千万人が服用するプロザック(Prozac)をはじめとする抗うつ剤が多くの場合、偽薬程度の効能しかもたらさないことを英国の研究チームが明らかにした。

 米研究家グループ「Public Library of Science(PLoS)」発行の医学誌「PLoS Medicine」に26日、研究成果が掲載された。

 英国北東部、ハル大学(University of Hull)のアーヴィング・キルシュ(Irving Kirsch)教授率いる研究チームは、米国の情報公開法に基づいて公開された47の治験データを分析。分析結果を利用し、軽度から中度のうつ症状を呈する患者に抗うつ剤を処方すべきかどうかに焦点を当てて研究を進めた。

 その結果、「偽薬を飲んだ患者と本物の抗うつ剤を飲んだ患者で、症状の改善度に大きな違いはみられなかった。つまりうつ病患者に化学治療は必要ないということだ。研究結果から、その他の治療法で効果が得られなかった場合を除き、軽度から中度のうつ病患者に抗うつ剤を処方する理由はほとんどないと考えられる」とキルシュ教授は結論づけている。

 よりよい精神衛生を目指す慈善団体「マインド(Mind)」のアリソン・コブ(Alison Cobb)氏はキルシュ教授らの発見について、抗うつ剤投与という現代主流の治療法に「真っ向から意義を唱えるもの」と歓迎した。

 コブ氏は「たしかに抗うつ剤でよくなる患者もたくさんいます。でもすべての患者に効くわけでは決してありません。中には、ひどい副作用に苦しむ人もいるのです」と指摘。さらに、「英国では一般開業医の10人に9人が、やむを得ず抗うつ剤を処方しています。軽度から中度のうつ病には、まずは認知行動療法のようないわゆる対話型の治療法を行うべきなのですが、彼らにはその種の治療を適切に実施することができないのです」と厳しい現状を明かした。

 一方、抗うつ剤「セロクサット(Seroxat)」の製造元であるグラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline)の広報担当はキルシュ教授らの研究について、抗うつ剤投与による「極めて望ましい効能」を無視していると反論。「(研究結果は)実際の臨床治療の結果と食い違っている」として、慎重な対応を求めた。(c)AFP/Katherine Haddon
Initial Severity and Antidepressant Benefits: A Meta-Analysis of Data Submitted to the Food and Drug Administration
http://www.plosmedicine.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pmed.0050045

抗うつ剤の効果が小さいことは他でも示されています。
日本では近年うつの治療を受ける人が増加しましたが、その多くは不要な薬を飲んでいるという指摘もあります(薬が不要だからと言って治療が不要なわけではないので念のため)。

抗うつ剤の副作用によって脱抑制的になり、それが自殺や自傷行為に発展するリスクは、抗うつ剤の治療効果のベネフィットより大きい(つまり飲まない方が良い)と考える人もいます(とりわけSSRIについて)。
これについては、未成年に限れば
自殺(企図)は上昇しないというデータも示されています。

青少年への抗うつ薬の効果は自殺リスクを上回る
http://shinagawa-lunch.blog.so-net.ne.jp/2009-09-15-2

参考
社会実情データ図録:うつ病・躁うつ病の総患者数
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2150.html

Dr.KOBAの身もふたもない話
認知行動療法は本当に効くのか?
http://blogs.yahoo.co.jp/psykoba/34023443.html
うつ病治療における「ホーソーン効果」とは?
http://blogs.yahoo.co.jp/psykoba/34023634.html

何度も痛い目に遭う人、脳内物質が不足

懲りない原因は脳内物質?=セロトニン不足、学習効果低く-大阪大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009121600739

 何度痛い目に遭っても同じ失敗を繰り返す原因の一つは、脳内の神経伝達物質セロトニンの不足だった-。大阪大の田中沙織特任准教授らのグループが、こんな研究結果を16日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表した。
 田中准教授らは、セロトニンの基になるアミノ酸トリプトファンを混ぜた飲み物を、濃度別に3種類用意。男性21人に飲ませた上で、二つの図形のどちらかを選ぶたびに賞金や罰金が表示されるコンピューターゲームをさせた。
 回答者は繰り返し選ぶうちに、図形と金額の関係を学習。すぐに結果が表示される場合は濃度ごとの違いはなかったが、約10秒後に結果を出す実験では、セ ロトニン不足の回答者は学習が遅く、大きな罰金を避けることができなかった。賞金がもらえる場合は濃度による差がなかった。
 田中准教授は「セロトニンが不足すると、過去の行動を振り返って、現在の結果と関連付けることが難しくなる。多重債務などの社会問題対策の手掛かりになるのでは」と話している。 
何度も痛い目に遭う人、脳内物質が不足
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091216-OYT1T00854.htm

 何度も痛い目に遭う人は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」が不足している――。大阪大社会経済研究所の田中沙織・特任准教授らのグループが、研究結果をまとめた。

 借金を重ねる多重債務などの問題行動を解明できる可能性があるという。16日の米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」電子版に発表した。

 セロトニンは「トリプトファン」というアミノ酸などから脳内で作られ、精神的な活動に欠かせない。トリプトファンを含む飲料を男性21人に飲ませて実験。濃さは「過剰」「通常」「不足」の三つに分けた。

 脳内でセロトニンへ変化した後、選んだ図形に応じて報酬が変化するゲームを1人660回実施。図形は8種類で、賞金がもらえるものと罰金を払うものがある。賞金と罰金のペアごとに示し、賞金はより多く、罰金はより少ないものを選ぶよう促した。

 より少ない罰金を選択する問題で、セロトニンが不足している人は、正解が3問後(約10秒後)に示される場合、ほかの状態の人より正解率が低かった。

ふたご座流星群

アストロアーツ:【特集】2009年ふたご座流星群
http://www.astroarts.co.jp/special/geminids2009/

ふたご座流星群13、14日ピーク 1時間に50個も
http://www.asahi.com/science/update/1211/TKY200912110129.html

ふたご座流星群、13~15日ピーク 師走、駆ける星期待
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091210STXKD031409122009.html

国立天文台:「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン
http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/index.html

三大流星群は、8月のペルセウス座流星群、1月のしぶんぎ座流星群、そして12月のふたご座流星群の三つ。ペルセウス座としぶんぎ座は明け方中心なので、徹夜するか早起きしないと見られず、おまけに1月のしぶんぎ座は年によって当たりはずれが大きくて、クソ寒い中で待ってみても空振りに終わることがあります(なので僕も一度も見られていません)。その点、ふたご座α流星群(α Geminids)は、12月で寒いとはいえ、真夜中になる前でも十分見られるのが助かります。

今年の極大は12月14日の14時。昼間なので、14日の明け方前か、夕方以降夜半までがチャンスになります。ふたご座α流星群は極大ピークが鋭くないため1~2日外しても大丈夫ですが、極大後は急激に減るそうですから、14日がだめな場合には、13日、12日がよいでしょう。月が出ていると流星は見えなくなるのですが、今年は14日の月齢が27とほぼ新月。絶好のコンディションです。

出現数はピークのHRで50程度。つまり一時間に50個なので、およそ一分に一個流れる程度。ただ人間は夜空全体を眺められないので、一人が見上げられる範囲では二分に一個ぐらいになります。(流星群がない状態では一時間に5個程度)。

流星の速度は35Km/s。これはしぶんぎ座の41Km/s、ペルセウス座γの59Km/sに比べてゆっくりです。と言っても時間はせいぜい1秒ぐらいでしょうから、願い事を三回言うには短すぎます。以前は春におとめ座流星群があって、数秒流れる火球も多かったのですが、いまはそういう群はないのかな。

流星を見るのは地面に仰向けになるのが一番です。シートを敷いて、寝袋や毛布を使うとベターです。立って見上げていると首が疲れますし、見える範囲も狭くなります。車の前席からフロントガラス越しってのも、かなり視野が狭くなります。
 現在はビッグブック(AAの基本テキスト『アルコホーリクス・アノニマス』)と、アメリカの仲間が作ったスタディ・ガイドにもとづいた――「25日間で読み込むビッグブック・スタディ」をやっています。6日目まで終了し、来週の11月12日は7日目の「第3章もう少しアルコホリズムについて」の1回目をやります。
 出席を希望される方はビッグブック(会場で購入できます。あと可能なら辞書)を持参して、お越しください。申し込みは不要、アディクションの有無、種類を問いません。スピリチュアルな生き方を身につけたいとお考えのどなたも歓迎します。会費はありません(献金で維持しています)。

ご参考・・・先日やった第6日目のガイドから:
(第2章の後半)
 ○アルコホリズムは何などを実行することで解決されるか?
 ○簡単な霊的道具一式とは何を指しているか?
 ○深い魂の奥底にひびく体験(原文は「霊的体験spiritua1 experience」)は、どんな三つのものに画期的な変化をもたらすか?
 ○私たちに残された二つの道とは?
 ○ユング博士はローランドに、アルコホーリクは決定的な霊的体験をすることで三つの何が取り除かれると言ったか?
 ○そしてそれら三つはどんな二つのものに置き換えられるか?
 ○情緒とは?
 ○私たちに何か備わったとき、自分で理解する神との関係が築き上げられるか?
(付録の「霊的体験」)
 ○「いろいろな教育的かたち」によってゆっくりと起こる変化によって、何が掘り当てられるか?
 ○内的資源と「自分より偉大な力」は同じものか?
 ○霊的体験の本質とは何か?
 ○信仰のあついメンバーにとって、それは何か?
 ○回復に必要な三つの核心とは何か?
 ○ハーバート・スペンサーはどんな態度を批判しているか?
 ○266-268ぺージで、もっとも多く出てくる漢字は何か?
池袋・木曜夜の楽しいステップ勉強会
 ○日時:毎週木曜日午後7時頃から8時半頃まで
 ○場所:池袋・みらい館大明(部屋番号は受付の掲示板で分かります)
  豊島区池袋3-30-8 電話;03-3986-7186
 ○問合先:080-4150-1364/042-453-9790
 ○みらい館大明(たいめい)道順:
 △池袋駅西口から徒歩25分;池袋駅西口の副都心線地下街を要町に向かって7分ほど歩き、《C1》出口から地上に出ます。さらに要町に向かって歩き、《光文社(出版杜)ビル》の角を右折し道なりに150メートルほど歩き、突き当たりを左折、100メートルほど歩くと《ビューティー・リキ(美容室)》が角にある三叉路に出ます。そこを右折して100メートル歩くと、右側がみらい館大明です。道の途中、数箇所の角に「みらい館大明」の小さな看板が掲出されています。旧大明(たいめい)小学校です。
 △有楽町線要町(かなめちょう)駅5番出口から徒歩10分池袋駅方面に向かって歩き、途中の《光文社ビル》の角を左折。あとは上と同じです。
 ★迷ったら上記間合先の080-4150-1364に電話ください。

「技術(12ステップも技術!・・引用者)を習得する過程は、便宜的に二つに分けることができる。一つは理論に精通すること、いま一つはその修練に励むことである。(中略)しかし、そうした理論的知識をすべて身につけたとしても、それだけではその技術を身につけたことにならない。実際の体験を山ほど積んで、理論的知識の集積と実践の結果が一つに融合し、自分なりの直観が得られるようになったときにはじめて、その技術をマスターしたといえるのだ。この直観こそが、あらゆる技術習得の本質である。.(中略)しかし、理論学習と修練のほかに、どんな技術をマスターする際にも必要な第3の要素がある。それは、その技術を習得することが自分にとって究極の関心事にならなければならない、ということである」
(『愛するということ』18-19ぺージより エーリッヒ・フロム著 紀伊国屋書店発行)
つくし野グループ&♭代々木グループ合同
~ステップに生きる~オープン・リビングステップ・セミナーのご案内


日時 :2010年1月17日(日)9:10~16:05
会場 :ハイライフプラザいたばし 東京都板橋区板橋1-55-16
交通 :JR埼京線「板橋」駅より徒歩1分
    都営地下鉄三田線「新板橋」駅より徒歩2分
    東武東上線「下板橋」駅より徒歩7分
参加費:無料(昼食は各自でご用意願います。
    会場に飲み物は置いてありませんので、各自でご用意願います。)
主催 :AAつくし野グループ AA♭代々木グループ

 AAの12のステップとは、抽象理論ではなく、AAの草創期のメンバー達が試行錯誤を重ねた実際の経験に基づいたもので、アルコール依存症から回復し、一人の人間として成長して生きていく為に必要な心構えや行動をあらわした、生き方の指針を示したプログラムです。この12のステップを日々の生活の中で実践すれば、飲酒のとらわれから解放され、幸福で人の役に立つ人間へと変わることができます。このことは、世界中の何百万人ものアルコール依存症者達によって実証されてきました。この世界共通のAAの12のステップの具体的な実践方法と経験を一冊の本にまとめたものが、『アルコホーリクス・アノニマス』(ビッグブック)で、AAの基本テキストとして、アルコール依存症者の観点からアルコール依存症のことが記され、アルコール依存症者が陥る窮地に対するステップの使い方が示されています。
 私達、AAつくし野グループ&AA♭代々木グループのメンバーは、このビッグブックに記されていることにできるだけ忠実に取り組んでプログラムを実践しようという考えを持った仲間が集まってできたグループです。絆の強いスポンサーシップとフェローシップを通してプログラムを分かち合い、個々のメンバーが日常生活の中でステップを実践すること、そして、まだ苦しんでいる仲間にプログラムを手渡すことによって手助けをすると共に、自らも回復と成長を目指すことを強く意識しています。
 そんな私達のステップ1~12までの生きた経験を、愛と希望と勇気にのせて、ありのままにお伝えする、ステップセミナーを開催することになりました。AAメンバーとそのご家族、医療・行政関係の方々、アルコール以外のアディクションを持つ方々など多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

~プログラム~
09:10~ 受付
09:30~ オープニング
09:40~ 私にとってのステップの実践 1名
10:00~ ステップ1~12スピーカー   1名
10:40~ ステップ1~12スピーカー   1名
11:20~  休憩
11:30~  ステップ1~12スピーカー   1名
12:10~  昼食
12:55~  私にとってのステップの実践 1名
13:15~  私にとってのステップの実践 1名
13:35~  ステップ1~12スピーカー   1名
14:15~  ステップ1~12スピーカー   1名
14:55~  休憩
15:05~  私にとってのステップの実践 1名
15:25~  ステップ1~12スピーカー   1名
16:05~  閉会

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