ヤマアラシのジレンマ

Das Dilemma der Stachelschweine - 「心の家路」のブログ

ふたご座流星群

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アストロアーツ:【特集】2009年ふたご座流星群
http://www.astroarts.co.jp/special/geminids2009/

ふたご座流星群13、14日ピーク 1時間に50個も
http://www.asahi.com/science/update/1211/TKY200912110129.html

ふたご座流星群、13~15日ピーク 師走、駆ける星期待
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091210STXKD031409122009.html

国立天文台:「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン
http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20091211/index.html

三大流星群は、8月のペルセウス座流星群、1月のしぶんぎ座流星群、そして12月のふたご座流星群の三つ。ペルセウス座としぶんぎ座は明け方中心なので、徹夜するか早起きしないと見られず、おまけに1月のしぶんぎ座は年によって当たりはずれが大きくて、クソ寒い中で待ってみても空振りに終わることがあります(なので僕も一度も見られていません)。その点、ふたご座α流星群(α Geminids)は、12月で寒いとはいえ、真夜中になる前でも十分見られるのが助かります。

今年の極大は12月14日の14時。昼間なので、14日の明け方前か、夕方以降夜半までがチャンスになります。ふたご座α流星群は極大ピークが鋭くないため1~2日外しても大丈夫ですが、極大後は急激に減るそうですから、14日がだめな場合には、13日、12日がよいでしょう。月が出ていると流星は見えなくなるのですが、今年は14日の月齢が27とほぼ新月。絶好のコンディションです。

出現数はピークのHRで50程度。つまり一時間に50個なので、およそ一分に一個流れる程度。ただ人間は夜空全体を眺められないので、一人が見上げられる範囲では二分に一個ぐらいになります。(流星群がない状態では一時間に5個程度)。

流星の速度は35Km/s。これはしぶんぎ座の41Km/s、ペルセウス座γの59Km/sに比べてゆっくりです。と言っても時間はせいぜい1秒ぐらいでしょうから、願い事を三回言うには短すぎます。以前は春におとめ座流星群があって、数秒流れる火球も多かったのですが、いまはそういう群はないのかな。

流星を見るのは地面に仰向けになるのが一番です。シートを敷いて、寝袋や毛布を使うとベターです。立って見上げていると首が疲れますし、見える範囲も狭くなります。車の前席からフロントガラス越しってのも、かなり視野が狭くなります。

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