飲酒する子どもの多くは家庭で酒を入手

飲酒する子どもの多くは家庭で酒を入手
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20110224hk001hk魚拓

 米国では、12~14歳の少年のうち約70万9,000人がビールや蒸留酒などのアルコールを飲んでおり、多くは親や保護者から酒類を直接与えられていることが、米国薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)による調査で明らかになった。

 SAMHSAのPeter Delany氏によると、12~14歳の少年の約5.9%が過去1カ月間にアルコールを摂取しており、そのうち約45%が家庭で酒を入手していた。約15%は許可なく酒を持ち出していたが、15.7%は親や保護者から、14%はその他の親類からから直接受け取っていたという。保護者が子どもにアルコールを与える理由は不明だが、未成年の飲酒による問題を防止するためには、まず家庭から取り組む必要があるとDelany氏は指摘し、家にある酒類は厳重に管理し、子どもにはいっさい与えないよう呼び掛けている。

 同氏によると、15歳未満で飲酒をすると、成人後(21歳以降)にアルコールやその他の薬物による深刻な問題を経験するリスクが約5倍となるという。米国アルコール乱用・依存症研究所(NIAAA)によれば、年間約5,000人の未成年者が、飲酒が原因で転落死、焼死、溺死している。また、未成年での飲酒は学業不振、危険な性行為や薬物使用にもつながるという。今回のデータは、12~14歳の少年4万4,000人が回答した2006~2009年の「薬物使用と健康に関する全国調査(NSDUH)」からのもので、全米各地のさまざまな社会経済的グループの家庭を対象としている。

 米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルチモア)ブルームバーグBloomberg公衆衛生学部准教授のDavid Jernigan博士は、飲酒は "クール(かっこいい)"と子どもに思わせるような酒類業界の宣伝方法にも大きな責任があると指摘し、広告の対象を制限すべきであるとの考えを述べている。

原文
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=649993 (魚拓)
http://megalodon.jp/2011-0224-1930-31/consumer.healthday.com/Article.asp?AID=649993
Many Kids Who Drink Get Liquor From Home: Report
Almost 6% of 12- to 14-year-olds drink, and many get booze from a parent, experts say


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