自閉症の被災者 ケアの手引き

自閉症の被災者 ケアの手引き
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110322/t10014826321000.html

震災で多くの人が避難生活を送っているなか、自分の意思を伝えることが難しい自閉症の人は避難所などで孤立するおそれがあるとして、日本自閉症協会では、被災した自閉症の人と、その家族などに向けて、避難所での注意や心のケアをまとめたハンドブックを公開しています。

自閉症は脳の障害が原因とされ、周りと意思の疎通が取れなかったり、とっぴな行動をとったりすることがあります。国内に自閉症の人はおよそ100万人いるとみられていますが、家族や福祉関係者で作る日本自閉症協会によりますと、過去の大災害では、自閉症の人やその家族は避難所で共同生活をうまく送ることができず、中には壊れた自宅や車の中での生活を余儀なくされる場合があったということです。そのため、協会では、今回の大震災で被災した自閉症の人たちを支援しようと、本人と家族や、支援する人たちのためのハンドブックを、インターネットで公開しました。このうち、自閉症の人と家族に向けたハンドブックでは、子どもに、避難所の生活には自宅とは違うルールがあり、食べ慣れたものが手に入らないことなどをよく教えることや、不安で興奮している子どもには、災害から逃れられたことを褒めてあげることや、一緒に布団に入って落ち着かせたりすることなどが書かれています。また、支援者に向けたハンドブックでは、避難所で自閉症の人が不安を感じないように仕切りを置くことや、入浴の際には付き添いをすることなどが書かれています。日本自閉症協会の石井哲夫会長は、「自閉症の人や家族は、災害が起きたとき特に厳しい状況に置かれる。症状を理解したうえで、周囲が協力して支援することが必要だ」と話しています。ハンドブックが公開されているインターネットのサイトのアドレスは、http://www.autism.or.jp/cgi-bin/saigai です。

社団法人日本自閉症協会 「東日本大震災」支援専用ページ
http://www.autism.or.jp/cgi-bin/saigai/

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