2013年2月アーカイブ

禁煙、40歳前後までで余命正常化 米専門家ら調査
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2700V_X20C13A1CR8000/魚拓

2013/1/27 21:47

 米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」電子版はこのほど、40歳前後までに禁煙に成功した人は、喫煙により縮んだ平均余命を非喫煙者並みに取り戻せるとする米国やカナダの専門家による研究結果を掲載した。

 喫煙者の平均余命は喫煙したことがない人に比べて10年以上短くなるが、34歳以下で禁煙に成功した人は喫煙を続ける人より平均余命が10年長くなり、まったくたばこを吸ったことがない人とほとんど同じ生存確率を示したという。

 禁煙に成功した年齢が35~44歳の場合でも喫煙を続ける人より平均余命が9年長くなる。45~54歳の場合でも6年、55~64歳でも4年、平均余命を取り戻せるという。

 しかし、肺がんなどのリスクは禁煙後も長期間続くことになるため、分析に当たった専門家は米紙に「40歳までなら吸っても大丈夫」などと安心すべきではないとくぎを刺している。

 調査は1997~2004年に保健関係の面談調査を受けた米国の25歳以上の男女約20万人の喫煙歴や死因を分析した。(ワシントン=共同)


神聖モテモテ論の画像

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高知新聞:アルコール依存脱却を 高知市で女性集い悩み共有
http://www.kochinews.co.jp/?nwSrl=296589&nwIW=1&nwVt=knd魚拓
2012年12月12日08時33分  

 アルコール依存症から回復しようとする女性だけの会合が、高知市内で毎週開かれている。アルコール依存症の脱却を目指す自助グループ「AA(アルコホーリクス・アノニマス)高知グループ」の活動の一環で、女性に限った活動は四国で高知だけという。2010年6月の発足以来、女性特有の悩みを語り合うなどの地道な活動を続け、社会復帰の輪を広げている。

 会合は毎週土曜日の夕方、高知聖母幼稚園(高知市本町5丁目)で開かれ、現在は毎回5~6人が集う。

 このうち、立ち上げに関わった2人は平日の夜に開かれるAA高知グループの会に参加しており、アルコール依存の悩みや体験談を語り合ってきた。摂食障害や男性との付き合いなどの悩みも含めて同性同士でざっくばらんに話ができるよう、新たに「女性ミーティング」を始めた。

 立ち上げた一人、高知市のヨウコさん(38)=仮名、パート勤務=もアルコール依存症で悩んでいた。「女性はアルコール依存に気付かない人が多い」。男性のように暴れたり、酒量が極端に多かったりする例があまりないから、という。

 ヨウコさん自身、うつ病で精神科病院に入院していた際もアルコールを隠れて飲み続けていた。「AAの会合に参加するまで、自分が依存症だとは思わなかった」と振り返る。

 当初から参加するマユミさん(33)=同、会社員=は28~29歳の2年間、家に引きこもり、500㍑の発泡酒を1日に6~10本も飲んでいた。失恋や仕事を辞めたことが原因だったという。

 飲んでは寝て、起きては飲むを繰り返す毎日。部屋は空き缶で埋め尽くされた。自分で心療内科を予約した際も、当日は酔ってベッドから起き上がれず、病院に行けなかった。

 「自分がアルコール依存症とは思わなかった」と言うマユミさんはその後、精神科に入院し、AAのミーティングに初参加。

 当初は「ミーティングだけで治るのか」「この人たちと一緒にしてほしくない」という気持ちがない交ぜだった。しかし、体験談を語り合う「分かち合い」への参加を重ね、依存症患者が亡くなった話などに触れるうち、「退院後も親に隠れて酒に手を出す自分は病気」と認識。プログラムに沿って経験者の助言を受けながら断酒に成功し、社会復帰も果たした。

 毎週土曜日のミーティングには、こうした経験を持つ30~60代の女性たちが集まる。男性との別れ、会社のお金に手を付けてまで酒を買いに行ったこと。そんな経験も包み隠さず語り合う。

 参加者たちは「自分と同じ悩みの人がいることで、一人で抱えていた不安が少なくなった」と話す。

 アルコール依存症の治療に取り組む下司病院(同市本町3丁目)によると、依存症で同病院に入院する患者は増加傾向にある。下司孝之事務管理部長は「女性は体質的に、男性の飲酒量の半分でアルコール依存になる。男性よりも若い年齢で亡くなる確率も高い」と話している。



朝日新聞:アルコール依存症、悩む女性 毎週土曜に集い 高知
http://www.asahi.com/news/intro/OSK201301230085.html魚拓

2013年1月24日00時52分

 【中島嘉克】アルコール依存症に悩む女性の集いが、高知市で開かれている。異性がいると話しづらい内容も率直に話し合えるようにと、男性の参加は認めていない。「悩んでいるのは自分ひとりじゃないと、知って欲しい」。同じ悩みを抱える女性の参加を待っている。
 女性の集いは、自助グループ「アルコホーリクス・アノニマス」(AA)の高知グループに所属するメンバーが2010年6月に立ち上げた。AAは1935年、アメリカで発足。日本では75年に東京で始まり、今では国内に約580グループ、5500人のメンバーがいるという。県内では高知市と四万十市で計3グループが活動している。
 アルコール依存症の専門外来がある「海辺の杜(もり)ホスピタル」(高知市)の杉本園子心理室長によると、女性はストレスからお酒に走りやすく、体質的にも男性より依存症になりやすい傾向にあるという。 男性記者の取材は認められなかったが、女性の集いを立ち上げた30代の女性2人に話を聞くことができた。体験談を通し、1人では依存症から脱することが難しく、長く苦しみ続ける悲痛な姿が浮かび上がった。

     ◇

 人見知りで内気な性格のミカさん(仮名)がお酒を飲み始めたのは就職してから。飲めば人と明るく話せるし、陽気になった。だがもともと酒に強いわけではなく、どうやって家に帰ったのか分からなかったり、話した内容を覚えていなかったりすることも多かった。
 20代後半には「飲んだほうが仕事がはかどる気がして」仕事中にも隠れて飲むようにもなった。体調を崩して仕事を辞めると、「自分のなかで朝から飲むことに抵抗がなくなった」。昼間から缶ビールを買い、人目を避けてコンビニのトイレで飲んだ。
 カオリさん(同)も最初はお酒を、「人間関係がうまくいく潤滑油」と考えていた。だが20代前半には寝る前にウイスキーを飲むようになり、休日になれば一日中飲んだ。ささいなことが原因で仕事を辞めると、ますますお酒への依存が強まっていった。病院の処方薬を買うお金までお酒につぎ込み、借金も重ねた。「家に引きこもり、お酒を買う時だけ外出していた」

     ◇  

 ミカさんは6年前、カオリさんは4年前からAAに通い始め、アルコール依存症を乗り越えることができた。AAは「無名性」が特徴で名乗る必要はなく、出入りも自由。会では「アルコールに対して自分は無力だと認める」など決められたステップを踏み、参加者全員でそれぞれの体験談を共有する。正直に話せるよう、会は「言いっぱなしの聞きっぱなし」が原則だ。

 ミカさんは「自分の話をただ聞いてくれるのがうれしかった。ここなら自分を理解してくれるかもしれないと感じた」。一方で、異性の目が気になって話しづらい内容もある。「男性がいると言えないことも含め、すべてをはき出せる場が欲しかった」と女性の集いを立ち上げた。

 女性の集いは毎週土曜日に高知市内で開かれ、毎回5人ほどが参加している。女性に限定した集いは四国では唯一だという。ミカさんは「女性だけだと共感の度合いが違う。女性なら本人でなくても家族や友人でも参加できる。会の雰囲気だけでも一度体験して欲しい」と話す。

 女性の集いやAAの問い合わせは中四国セントラルオフィス(082・246・8608)へ。

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「アルコホーリクス・アノニマス」の基本教本。依存症から脱するきっかけを多くの人に提供してきた
理研など、喫煙欲求が形成される脳の領域とそれを促進する領域を究明
http://news.mynavi.jp/news/2013/01/29/159/index.html魚拓

理化学研究所(理研)は1月29日、タバコを吸いたいという欲求(喫煙欲求)が大脳の「前頭前野腹内側部(眼窩(がんか)前頭皮質)」の活動により形成されており、さらに前頭前野の背外側面(背外側前頭前野)が喫煙に関わる状況に応じて喫煙欲求を促進していることを、機能的MRI(fMRI)法および「経頭蓋磁気刺激法(TMS)」の2つの先端技術を組み合わせた手法で明らかにしたと発表した。

成果は、理研 分子イメージング科学研究センター 分子プローブ機能評価研究チームの林拓也副チームリーダー、加マギル大学モントリオール神経研究所のAlain Dagher教授らの国際共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間1月28日米国科学雑誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載され、同雑誌1月28日週号のハイライト論文にも選ばれた。

薬物依存症は精神疾患の1つで、「薬物の効果が切れてくると、薬物が欲しいという強い欲求(渇望)が湧いてきて、その渇望をコントロールできずに薬物を使ってしまう状態」(厚生労働省Webサイトから引用)を指す。

薬物依存症の原因として、意思決定に関わる脳機能の異常が示唆されている。近年、薬物規制や入手の容易さに対する「自己認識」や薬物使用に対する「自己抑制」が、薬物への渇望にどのように影響しているかの研究が試みられているが、その脳内機構はわかっていない。

これまでの行動学的研究から、タバコに対する喫煙欲求は、薬理学的主成分の1つであるニコチンの欠乏よりも、「自己認識:喫煙可能性の認識」や「自己抑制:禁煙治療意欲」など喫煙行動に関わる自己意識の影響を強く受けることが示されている。

例えば、飛行中の禁煙を強いられる旅客機の客室乗務員は、飛行時間の長さによらず、禁煙から解放される着陸直前の期待感により喫煙欲求が著しく高まることが報告されている。一方、神経機能イメージングによる脳神経科学の研究からは、タバコの煙の視覚刺激など喫煙を想起する刺激によってさまざまな脳の部位が活性化することが見出されている。

特に、ものに対する主観的な価値判断を行う前頭前野と呼ばれる部位が喫煙欲求に関わっている可能性が示唆されてきたが、具体的な神経メカニズムはこれまで不明だった。

そこで研究グループは今回、視覚刺激によって引き起こされる喫煙欲求が状況によって変化する時、前頭前野の活動がどのように関わっているかの調査を実施。

10人の喫煙者(女性3人、男性7人、平均年齢23歳)を対象に、(1)実験終了後すぐに喫煙できる、(2)実験終了後4時間は禁煙を続ける、のどちらかの状況を伝えた上で、外部から局所的な磁場をかけて神経活動を一時的に抑制するTMSを用いて、(1)前頭前野の活動を抑制する(実験群)(2)TMSを施したように装うが実際にはしない(対照群)、のいずれかの処置が行われた。

この2×2の4パターンを1人の喫煙者に対して行い、喫煙シーンのある動画を見せた時の脳機能の活性化部位をfMRIで観察したのである。また、この時の喫煙欲求の強さ(喫煙欲求度)を、「私は今すぐタバコを吸いたい」気持ちの程度として0~10の数値で自己評価も実施した。

実験の結果、タバコをすぐ吸える状況(前述の(1))では、喫煙欲求度は強かったのだが、TMSを用いて人為的に前頭前野の背外側面(背外側前頭前野)の脳神経活動を抑制すると、喫煙欲求が下がり、タバコをすぐ吸えない状況(前述の(2))と同じくらい低い喫煙欲求度になった(画像1)。

画像1は、喫煙可否の異なる状況下での喫煙欲求度。1人の喫煙者に対し、4つの実験下の喫煙欲求度を測定し、それぞれの平均値を取った結果がグラフに示されている。

喫煙欲求度は、喫煙シーンのある動画を見た時(視覚刺激あり)と、喫煙に関係ない動画を見た時(視覚刺激なし)それぞれの「タバコを吸いたい」という欲求を0~10の数値で自己評価を行わせ、視覚刺激あり/なしでどれだけ喫煙欲求が強まったかを比で表した形だ。

脳の神経活動を操作しない(対照群)場合は、喫煙がすぐに許可される状況の喫煙要求度が強いが、TMSを用いて背外側前頭前野の活動を抑制すると(実験群)、喫煙可否状況の違いによる喫煙要求度の差が小さくなることが判明した。

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<画像1 喫煙可否の異なる状況下での喫煙欲求度>

またfMRIの観察から、喫煙欲求の強さに常に比例した活動を示す部位は前頭前野の腹内側部(眼窩前頭皮質)であること(画像2)、さらに喫煙可否の状況により活動が変化する部位が背外側面(背外側前頭前野)に位置することがわかった(画像3)。

この眼窩前頭皮質の活動は、背外側前頭前野の活動をTMSで抑制するとそれに応じて減衰し、この現象はタバコをすぐ吸える状況でより顕著に現れた(画像4)。

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<画像2 喫煙可否の状況に関わらず、視覚刺激によって生じた喫煙欲求度と相関した活動が見られた眼窩前頭皮質>

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<画像3 すぐに喫煙できる状況において欲求度とより強い関連した活動を示した背外側前頭前野。十字部は、背外側前頭前野の活動を実験的に抑制するために行ったTMSの標的部位を指す>

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<画像4 画像3で示した部分をTMSで人為的に神経活動を抑制すると、喫煙欲求度に関連する眼窩前頭皮質の神経活動の低下が見られた(青色)>

これにより、背外側前頭前野は喫煙可能な状況の認識に基づいて喫煙欲求を促進すること、そして背外側前頭前野で認知処理された情報が眼窩前頭皮質へ送られ、喫煙欲求に対する活動を形成していることがわかった。(画像5)。

画像5は、今回の実験結果のまとめ。背外側前頭前野は、薬物使用に関わる状況を認知し、眼窩前頭前野が薬物使用の価値付けを処理し薬物欲求を形成する。背外側前頭前野で認知処理された薬物使用に関わる状況の情報が、眼窩前頭皮質へ送られ同部位の活動を促進または抑制することで、薬物の価値付けが制御される機構が作動していると考えられる。

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<画像5 今回の実験結果のまとめ>

今回の結果から、状況に応じた喫煙欲求の促進は、背外側前頭前野と眼窩前頭皮質を結ぶ神経ネットワークの連携に基づくものであることが判明した形だ。これは、タバコなどの薬物依存がこのネットワークの強化によって形成される可能性を示唆しているという。

このネットワークに注目することで、新しい薬物依存症の治療ターゲットや依存症の評価法の開発につながる可能性が示唆されるとした。今後、タバコを始めとする薬物依存症の神経基盤をさらに詳細に理解することで、有効な治療法の開発につながると期待できると、研究グループは述べている。



タバコを吸いたい気持ちを自己制御する2つの脳部位を発見
-薬物依存の発症メカニズム解明に期待-
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2013/130129/魚拓

知り合いのヘビースモーカーに聞くと、「長時間のフライトでもタバコは我慢できるけど、着陸後に吸えると思うと落ち着かなくなる」といいます。これは、体内のニコチン欠乏のせいだけでなく、欲求行動に関わる脳活動の影響を強く受けているようなのです。

禁煙環境の中での喫煙欲求は、タバコを連想させる視覚刺激で誘導され、欲求の強さはその場でタバコが入手できるのか?喫煙が可能か?などの状況で変化することが知られています。ただ、こうした喫煙欲求が、脳のどこでどのように行われているかの詳細は分かっておらず、理研の研究チームはその解明に取り組みました。

研究チームは、まず喫煙可・不可の状況を実験的に作り、視覚刺激による喫煙欲求に関わる脳の活性化部位を、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で調べました。その結果、喫煙欲求の強さでは「眼窩(がんか)前頭皮質」(前頭前野の腹内側部)が、喫煙可能状況に応じた喫煙欲求の促進では「背外側前頭前野」(前頭前野の背外側面)が関わっていることが分かりました。さらに、背外側前頭前野の活動を経頭蓋磁気刺激法(TMS)で人工的に抑制すると、喫煙可・不可の状況に依存した眼窩前頭皮質の活動、つまり喫煙欲求の変化が見られなくなることを発見しました。

これにより、前頭前野での喫煙欲求の処理が、腹側と背側の神経ネットワークの連携によって行われていることが分かりました。このネットワークの強化がタバコや薬物依存症の原因の1つと考えられ、今後、依存症の理解と有効な治療法の開発につながるものと期待できます。

[発表者]
分子イメージング科学研究センター 分子プローブ機能評価研究チームの林拓也副チームリーダーと、カナダ マギル大学モントリオール神経研究所のアラン ダガー(Alain Dagher)教授ら

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