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郵便局ですか?

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ゆうパックやEXPACK500には12桁の小包番号がついています。
この番号を使ってネットで配達されたかどうか確かめたりできて便利です。
配達に来たけど不在だった場合には、ポストマンが「不在票」というのを置いていってくれます。郵便局へ電話して、12桁の番号と一緒に、再配達の時間を指定することもできます。

で・・・、不在票には郵便局の番号も結構デカく書いてあるはず。

なのですが、なぜかその電話番号ではなく、12桁の小包番号をダイアルしちゃうおばあちゃんがいるのです。そしてその先頭6桁が、たまたま僕の勤務先の電話番号と同じなのです。
先頭6桁が同じ荷物というのは多いのでしょう。そして、おばあちゃんは不在がちな人らしいのです。

そんなわけで、今日も勤務先には「郵便局ですか?」という電話がかかってくるのであります。100万個の番号が消費されきるまで、この電話は続くのでしょうか・・。

うちは郵便局じゃありませんので、郵便局へかけて下さい。

(と何度も言ってるんですが、相手がおばあちゃんだからなぁ)

漫筆 (1)

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休みの日に気持ちよく朝寝をしていると、珍客が来る。
私は起こされて気分が悪い。
玄関先の来客が来意を告げる。
「アフリカの子供たちのために井戸を掘っています」
あるいは、
「カンボジアの子供たちのために義足を送っています」
なるほど、それは善いことをしていますね。
「もしご協力いただけるなら、このハンカチを千円で買ってください」
とても千円するハンカチには見えない。
それでも私は奥へ下がって財布を持ってくる。
相手の目の中に期待が宿るのが見えるようだ。
私はおもむろに財布から100円玉をひとつ取り出すと、相手に差し出す。
「100円募金してあげよう」
相手はあわてて否定する。
「いえ、そうではなくて、ハンカチを買ってほしいのですが」
私は首を振る。
「ハンカチは要らない。が、善意の活動に敬意を表して100円あげよう、受け取りたまえ」
そうするとたいてい相手は能面のような顔になり、
口の中でもごもご言いながら去っていく。
100円玉を受け取る人もいれば、受け取らない人もいる。
10円玉のときもある。
一部始終を聞いていた妻が「あなたってホントに意地悪よね」と言う。
私は起こされて気分が悪いのである。
最近来なくなった。ああいうのは流行らなくなったのだろうか。

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