心の家路
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No.6837  無力のワナ by AAメンバーM  2013-04-13 22:02
1.私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。

白旗を上げ、ギブアップしていたので、この文章はすんなり入ってきました。
連続飲酒でどうにもならなくなったとき、肉体も精神もボロボロです。
最初にAAにつながったときは、このステップ1を見て、「確かに無力を認めた」と思ったのです。
そして怖そうなおっさんたちの経験談を聞きながら、自分の番になると何を話そうか、で頭が一杯になり、
他人の話に耳を貸す余裕すらなかったのです。それが何ヶ月かAAに通ううち、「自分の番が早くこないかなぁ」
「ある人の話は面白くない、早く終わればいいのに」「あいつがここにいなければいいのに」そんな感情が湧き出ていました。
そこにはもう、最初にAAにすがりついた自分はもういなくなっていたのです。
下記に誰も教えてもらえないことが書いてあります。

http://www.enpitu.ne.jp/usr1/19200/diary.html

《「AAミーティングに通い続ければ、仲間の支えで酒をやめ続けられます」というのは、実は無力を認めていないし、ステップ1も出来ていません。なぜならば、(自分以外の力を頼んでいるにしても)解決の主体はあくまで自分のままだからです。
ときどき「私はステップ1の無力を認めていますが、ステップ2はまだできていません」と言う人がいます。僕にいわせれば、そんな状態はありえません。ステップ1と2はひとつながりになっていて、途中で立ち止まったりできないのです。
というのは、ステップ1の無力を認めるということは、私たちには強迫観念という問題があって、いつ再飲酒してしまうかも分からない、という不安で耐え難い状態を認識する(認める)ことだからです。普通なら、とっとと問題を片付けて安心したいと思うものでしょうから、解決を求めて自動的にステップ2へ進みます。ステップ1と2の中間で踏みとどまる人などめったにいるものではありません。だから、そう発言する人はステップ1ができていないのだと思います。その人は「何かを認めた」のでしょうが、「無力は認めていない」のです。》

要するにわたしは、肉体的、精神的にもボロボロの状態だけ、「無力を認めた」と勘違いしていたのです。
上記に書かれているように「何かを認めた」だけだったのです。理由は明らかです。
病院を退院して身体面は、「また元のように飲める身体に戻してくれる」し、精神的には、AAの共同体で助けられ、安定してきます。
再飲酒を繰り返す人は(自分もそうでしたが)スピリチュアルにも病んでいることを知りません。
アルコホーリクは、肉体的、精神的、社会的、霊的にも病んでいるのです。
霊的に病んでいることを知らないものだから、身体的、精神的にも落ち着いたら、「元のように飲めるし、節酒で頑張る」と勘違いしてしまうのです。
無力のワナから抜け出し、真実の無力を知るには、ひとりで12ステップはできません。みんなで勉強会をやる方法が効果的だと実感した次第です。
No.6838  Re: 無力のワナ by レオンハルト  2013-04-14 20:43
そうですね、私も新規に書き込みをしたいと思いましたが、同じような
気持ちなのでこちらに書き込みますね。ギャンブルに無力と認めるために、私は
新規に借り入れできないよにしました。ブレーキもハンドルも効かないの
なら、車に乗らないならいい・・・でも乗る私がいます。それなら、
車ごと壊してしまえばいいと考えたからです。不可解で巧妙で強力なもので
あるなら、強制的にでも、一時的でもいいから、そのような努力はした方
がいいと思ったから。仲間のみんなから取り入れたことです。

無力と認めるなら、ありとあらゆる方法で、ギャンブルをやめていく努力は
必要なのでしょう・・アルコールもきっと同じだと思います。
No.6839  Re: 無力のワナ by ひいらぎ  2013-04-16 15:04
レオンハルトさんは「ありとあらゆる方法で、ギャンブルをやめていく努力」の中の一つとして、貸し付け拒否の手続きをしたということなのでしょう。
この手続きをすると、正規の業者から金が借りられなくなります。

その手続きが、レオンハルトさんの問題解決の役に立つのなら幸いです。
ただ、この掲示板はいろんな方がご覧になっているので、中には、「貸し付け拒否の手続きさえすれば借金の問題が消える」と勘違いしてしまう人もいるでしょうから、念のため申し添えておきます。

ギャンブルの借金に悩み、この貸し付け拒否を行えば、新たな借金ができなくなるから「借金問題が解決する」と勘違いしてしまう人は少なくありません。また、債務整理を行っても、たいてい新たな借金ができなくなりるので、同じ期待を持つ人がいます。

借金はギャンブルの結果です。原因=ギャンブル → 結果=借金、という構図です。
ここで結果の借金だけ始末しても、原因は取り除かれていません。だから、ギャンブルの問題が再発する可能性は高いのです。

しかし、今度は金を借りようにも、貸金業協会加入の正規業者は貸してくれません。そこで、ヤミ金融業者から借りるか、何らかの違法行為(犯罪)で金を手に入れる、ということになりがちです。

ヤミ金とは、正規の業者から借りられなくなった人相手に、違法な高金利で貸す業者です。そもそも違法なので、正規の業者にはできない苛烈な取り立てをしますし、債務整理も難しくなります。また、犯罪は借金より深刻なトラブルです。

問題を解決しようとして、より深刻なトラブルに発展しまったのでは本末転倒です。そうなるのは、借金という「結果」だけを始末しようとするからです。それはアルコールの人が、肝臓の数値を気にするのに似ています。

やはり原因のほうに取り組んでいただきたい。
No.6846  Re: 無力のワナ by レオンハルト  2013-04-23 04:11
ひいらぎさんとても、良いご提案、そして、助言ありがたく頂戴致します。

ただ一つだけ反論致します。私は、自助グループにつながっても辞めれません
でした。何回も何回もスリップの繰り返し・・コントロールすることも止める
ことも出来ないのなら、借金できないようにしようと思いました。

でも楽になりましたね・・これでスリップしなくて済む・・・と思えたから

ひいらぎさんがこのHPに書いてあります・・ブレーキが利かない車だから
ゆっくり走れば事故は起こさないって、でもね、私の場合は車そのものを壊したのです。乗ることもこれでできなくなりました。
私なりの無力の答えです。有力なうちは辞めれません。借金できる内は辞めれないのです。

借金問題が解決する・・しませんね。借金の問題は暫定的なものでしょうが。
暫定的でも何でも、不断の努力は必要でしょう。

支離滅裂な文章で申し訳ありませんでした。

私はひいらぎさんのご提案、真摯に受け止めています。感謝しております。
No.6847  Re: 無力のワナ by ひいらぎ  2013-04-23 12:17
レオンハルトさん、貸し付け拒否の手続きをすることを否定しているわけではありません。

アルコールでは、シアナマイドやノックビンがあります。これは飲むと気分が悪くなり、場合によっては救急車を呼ぶ羽目になります。シアナマイドを飲んでいるから酒は飲めない、というふうに、アル中が酒を飲むのを思いとどまらせる効果があります。
一定の効果があるからこそ、断酒の三本柱の一つに数えられているのでしょう。

抗酒剤だけで酒をやめ続けられる人もいます。以前救急隊の活動を取り上げたテレビ番組に、10年間ノックビンだけで酒をやめた人が登場していました。中にはそうやって止められる人もいるのです。(でもその人は最終的に飲んじゃったから救急車で運ばれて番組に登場したのですが)。

多くの人は抗酒剤だけでは酒をやめ続けられません。だから、やめ続けるためにできることは何でもやることが必要なのです。

レオンハルトさんの記事の中には「仲間」という言葉も出てきたので、グループに通われているのだろうし、そのメンバーから貸し付け拒否のことも聞かれたのだと想像しました。
No.6838の記事で、レオンハルトさんが書かれているように、「ありとあらゆる方法で、ギャンブルをやめていく努力」をされている姿勢は素晴らしいと思っています。

しかし、この掲示板はレオンハルトさん以外の方も見てらっしゃいます。中には「貸し付け拒否の手続きさえすれば、金銭の問題も、ギャンブルの問題も解決する」と思ってしまう人がいるかもしれません(そういう人が必ずいるものなのです)。

だから、そういう人たち向けに「貸し付け拒否さえすれば良いってものじゃありませんよ」という情報は発信していかなくちゃならないのです。それが前の投稿になりました。

レオンハルトさんは、貸し付け拒否だけじゃなく、「ありとあらゆる方法で、ギャンブルをやめていく努力」をされているのでしょう。その姿勢を貫いて欲しいし、他の方にもそういった姿勢を見習って欲しい、という意味で書きました。決して否定的な意味ではありません。もしそう捉えられたのなら、それは僕の文章力不足によるものです。
No.6848  Re: 無力のワナ by AAメンバーM  2013-04-23 12:58
レオンハルトさんへ

>ひいらぎさんがこのHPに書いてあります・・ブレーキが利かない車だから
>ゆっくり走れば事故は起こさないって、でもね、私の場合は車そのものを壊したのです。乗ることもこれでできなくなりました。
>私なりの無力の答えです。有力なうちは辞めれません。借金できる内は辞めれないのです。

>借金問題が解決する・・しませんね。借金の問題は暫定的なものでしょうが。
>暫定的でも何でも、不断の努力は必要でしょう。

レオンハルトさん、わたしはアルコール依存症の立場で書かせていただいておりますのでギャンブルとは多少違うかと思いますが、その点、ご理解をいただきたいと思います。あなたの無力とは借金をしないように無理やりにしたとありますが、一方で、借金の問題は暫定的とも書かれています。

アルコールの依存症の立場でいわせていただくと、この世の中からすべての酒を無くしてしまった、と同じことだと思います。それはアメリカが行った禁酒法を見れば明らかです。金のある医者は酒は自由に手に入りました。
また、韓国はギャンブル依存症が多いことから、国家がパチンコを禁止しました。そしたら、今年の2月の韓国の旧正月の福岡のパチンコ屋は、韓国人でごったがえしたそうです。韓国のギャンブル依存症の方が、お金をためて、わざわざ釜山フェリーに乗って夫婦でパチンコにくるのです。

ギャンブル依存症もアルコール依存症も同じ病気です。
なぜ、ギャングル依存症になられたのか、その問題を突き詰めることが、本質を捕まえることになります。

>借金はギャンブルの結果です。原因=ギャンブル → 結果=借金、という構図です。

ひいらぎさんか書かれているように、原因を突き止めなくては、ギャンブルは止まりません。無力を認めたということは、たとえ、一時的にギャンブルは無理やりにやめていても、「飲んでいないときのアルコホーリクは落ち着きがなく、いらいらが強く、不機嫌であって、酒を飲んでいっぺんにふっと楽になる感覚を再び体験せずにはいられない。飲んでいるとお決まりの渇望現象が始まる」とビッグブックの36Pに書かれてあります。
要するに、再び体験せざるを得ないギャンブルが始まるのです。そしたらお決まりの借金してまで過去と同じ行動に走る病気なのです。
そのギャンブルへの強迫観念をとめられるのは、GAでもあるかと思いますが、12ステップの真実を知ることが重要なのです。

GA(ギャンブラーズアノニマス) 回復の12ステップ。

1、ギャンブルにたいして無力であり、思い通りいきていけなくなったことを認めた。

この真実の無力とは何かを知ることが大事であり、暫定的な不断の努力というのはありえません。(一生やめることが大切なことなのです)
ぜひ、GAに通われて12ステップを自分のものにされてくださることを祈っております。自分の意志ではやめ続けることができない病気なのです。
No.6849  Re: 無力のワナ by AAメンバーM  2013-04-24 18:58
レオンハルトさん

わたしも偉そうにいっていますが、酒のスリップはかなり繰り返しました。
AAにつながってもです。
酒の場合ですが、退院するときは、三つのこを言われます。

1:医者の顔をみること
2:抗酒剤を飲むこと
3:自助グループに通うこと

ギャンブルの場合は2の項目はないかもしれません。
1の場合は常に医者にいっている時間は取れません。
2の場合は、いつかは飲むかもしれないからという観点から、飲んでも大丈夫という誤った判断をしかねません。
従って、否認をしている状態だといえます。
3の場合は、自助グループに通いなさいは言われますが、12ステップをやりなさいという医者は皆無だと思います。

>ただ一つだけ反論致します。私は、自助グループにつながっても辞めれません
>でした。何回も何回もスリップの繰り返し・・コントロールすることも止める
>ことも出来ないのなら、借金できないようにしようと思いました。

>でも楽になりましたね・・これでスリップしなくて済む・・・と思えたから

この自助グループにつながってもスリップを繰り返したというところが、ポイントだと思います。
なぜ、GAですか、つながっていても、なぜスリップを繰り返すのか、大きな要素は、会場側にも責任はあると思いますが
やはり、わたしの場合は、12ステップをきちんとやる相手もいなかったし、取り組まなかったわたしの責任でした、
結果は、いつしかAAを離れていってしまったのです。そしてまた再飲酒。この負の悪循環を断ち切らないといけません。
借金できないようにするということは、これは抗酒剤を飲んでいれば大丈夫ということと同じように思えてなりません。
つまり暫定的であり、自分の意志で行った行為でしかほかなりません。

しつこいですが、わたしも同じ経験がありますから、レオンハルトさんに気がついてほしいと思って書かせていただいております。
12ステップをきちんと行っているGAを見つけて、ぜひ、回復してほしい願いをこめて書き込みました。
失礼があればお許しください。

人を憎んでる暇なんてない。わしには、そんな暇はない ・・・ 映画『生きる』

No.6789  日々雑から 3,14 by アポ  2013-03-15 06:07
アル中のアポです。
今年の1月から、ホームグループの会計係を
させていただいています。
自分から、会計係をしたいと手を上げました。
理由は、ぼくが金銭管理ができない人ですし
マイ スポンサーがずっと会計係をしてたから
です。
会計係もしてみると、大変勉強になります。
AAは自助グループというよりは、相互扶助
グループです。
ぼくは、少し勇気がでてきました。
No.6790  Re: 日々雑から 3,14 by ひいらぎ  2013-03-16 14:02
アポさん、会計係ご苦労様です。

会計係の仕事は、メンバーから集まった献金を預かり、グループの費用を支払い、余ったお金を委員会やオフィスへ献金することです。
でも、そのやり方は人それぞれですね。

ミーティングのたびにお金を数えることをせず、献金箱や袋の中にたまったのを1ヶ月に一度数えて総額だけ会計報告をする人もいます。

あるいは、ミーティングごとに金額を数え、それを別の人が額をチェックして入金票にサインし、毎月きちんと収支報告を出す人もいます。

グループごとにやり方は違っていますし、AAはそれでいいんだと思います。でも、どちらが金銭トラブルが少ないかというと、やっぱり後者ではないでしょうか。
No.6794  Re: 日々雑から 3,14 by しゅうすけ  2013-03-21 20:25
ひさしぶりに覗いてみました。
小さなグループのお世話をするようになって二年。

私はとてもものぐさで、お金の管理が苦手なので、全て郵便局の通帳で済ませています。献金の出入りはその日ごとに入金します。

オフィスへの送金など、出金も極力通帳を利用します。日付けや明細も通帳に直接鉛筆でメモ書きしておきます。

ちなみに会場費は無料。

メンバーから書籍などの代金を受け取った時も領収書は発行しません。
献金額も公表しません。最近仕事をしていないメンバーが多くていつもは少ないのですが、特定のメンバーが来ると不自然に金額が増えるので、やめたほうがいいような気がしてやめました。

そのかわり、通帳は常に見せるようにしています。

とにかく小さなグループですので、今のところこのやり方でやっています。あまれば献金、ですね。
No.6801  Re: 日々雑から 3,14 by たまちゃん  2013-03-22 23:58
献金は余りを出すものではありません。
No.6831  Re: 日々雑から 3,14 by 飲まなく為ったアル中  2013-04-10 08:22
僕は献金を以前より多く出来るように為った事を誇りに思うようになりました。
飲んでいた時は命の次、否、命より大切なのがお金だと思っていました。
AAメンバーになって大切なものが沢山見つかりました。
神がもう一つの目を開いて下さいました。
自分の為だけに使っていた大切なお金、汗を流し働いて稼いだお金を仲間の為に使って欲しい。そんな風に思う自分を嬉しく思います。
だから、出来るだけ沢山献金します。
オフィスやJSOの収支も見ます。
献金もサービスの一つ。ここでも犠牲を支払います。
金銭と霊性が交わる処で12番目のステップが実践されます。
No.6834  Re: 日々雑から 3,14 by ひいらぎ  2013-04-10 18:06
金の使い方として、物を買ったりサービスを受けたりする対価として支払うのは、使ったことのありがたみを直接感じることができます。

でも献金はそうではないんですよね。部分的にはコーヒーに化けたり、ミーティング会場の費用になったりして実感できますが、分かりにくい部分もあります。

それは献金の受益者が、未来のAAメンバーだからです。献金は、この病気に苦しんでいる人にAAのことを伝えて、その人たちを手助けするために使われます。それは、AAの唯一の目的が「苦しめるアルコホーリクに回復のメッセージを運ぶ」ことだから当たり前なんですけど。

でも、未来のAAメンバーが、僕らの目の前に現れて「あなたがしてくれた献金のおかげで助かりました、ありがとう」と感謝してはくれないわけです。そんなことはまず起こりえない。だから僕らは献金したことのありがたみを直接感じることはできません。

だから献金するためには、直接感じることのできないことを、信じられるかどうか、ということでしょう。それが信じられない人たちは、即物的な事に金を使うことを優先します。けれど、直接感じることができなくとも、ともかくそれを信じて献金することで、信じる力は鍛えられると思います。

世の中には、直接感じることが難しくても、私たちにとって確かにありがたい存在はたくさんあります。飲んでいた頃の僕らはその存在を感じ取る力を失っていました。だから、この世の中をくだらなく感、自分の人生も虚しく感じていました。まあそれは自業自得だったのですが。

献金はそうした悪循環を反転させうるものです。献金箱は霊性と金銭が結びつく場所だと思います。

No.6832  日本の経済成長とオズの魔法使いとステップと by けいじ  2013-04-10 14:47
《子ども向けおとぎ話と信じていた「オズの魔法使い」は何と! デフレ脱却が隠れテーマだった(説がある)というのだ。
深い論争がアメリカの学者間で何十年も続いていた。
火をつけたのは、アメリカの高校の先生。作品が書かれた19世紀末ごろの政治経済と類似点を発見。1964年にたとえ話説を発表すると、学者を巻き込んでの大論争に。(原作者、ライマン・フランク・ボーム)
主人公のドロシーはデフレ不況下で迷える庶民、かかしは借金に苦しんでいた農民。ブリキのきこりは工場労働者で、臆病なライオンは、お金の量を増やして問題解決、と唱えていた大統領候補。黄色いレンガ道は金本位制、緑色に輝くエメラルド・シティーは金の裏打ちがなく信用だけで支えられたドル(お札が緑)の世界……。じゃ魔法使いのオズは? いろいろだけど、新日銀総裁の黒田東彦さんを重ねた。ディズニー映画のオズはサーカス一座の手品師で、魔法なんか使えない。でも必要に迫られ、大仕掛けのトリックを用意し魔法使いを演じる。
決めぜりふは、「信じる心があれば不可能はない」。
信じる心があれば、物価は上がる。2%上がる。2年で上がる、信じる心さえあれば……。いよいよ黒田異次元金融政策が始まった。》(毎日新聞の論客より)

AAのステップ2も「信じる力」ですね。
ステップ 2.自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。
アルコホーリクも信じてみようと思えば、回復の旅は始まったのです。
日本の経済成長も、円安になり、株高になってきて、給与、ボーナスも上昇傾向、しかし、これはあくまで期待感であります。
日本が成長路線になりうるかの期待感が海外の市場まで動かしたのです。
国家の運命を左右するのも、12ステップを用いたらいいのではないかと思ったのであります。国家も一年に一回は棚卸ししたらいかがでしょうか?

No.6791  ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-21 05:55
AAメンバーMです。
わたしが最近とくに疑問に思うことがあって、投稿しました。

通常のAAミーティングではハンドブック(薄く70円の小さなパンフ)でのテーマミーティングが行われているのが現状だと思います。
(もちろんビッグブックや12&12や他のAA出版物も使われていますけど、いいっぱなし、ききっぱなしの原則に縛られて、Q&Aができないと思われます。)
わたしもテーマミーティングが当然だと思っていたし、いまもそれでミーティングに参加しています。
しかし、ハンドブックを何十年も読んできたけど、重要なところが完璧に抜け落ちていると思うように至りました。
例えば、ハンドブックの中では

1:重要な医師の意見が一行もない(従ってシルクワース博士の無力の意味がわからない)
2:第二章の「解決はある」の重要性も一行もない。
3:第三章の、「さらにアルコホリズムについて」の章で、節酒をやって試したらいい、何度か繰り返してみる。とありますが、実際に実験をやってみたという新人がいたこと。
(これは新人にとって危険な行為だし、底つき体験を推奨しているようなもの)
4:12ステップを読むだけで、ひとりで悩んでいる人が多いと思われます。(自分もそうでした)
5:自分なりに理解した神が説明不足であり、やはり敷居が高くなります。
6:ステップ3、5、7、11祈りの部分が抜けています。(どれかはいれるべき)
7:ビッグブックを本当は自分で買って自分で読まなくてはいけませんが、ハンドブックが安価なので簡単にすませてしまう、間違った情報を与えかねない。
8:棚卸しの仕方がわからない、やはり仲間の助けが必要です。
9:12ステップの真実を理解しているスポンサーがみつからない
10:ただ、酒をやめている人間だけの集まりになりさがります。

つまり、AAミーティングで使うのも、広報で配布するのも片手落ちになるということです。
わたしはビッグブックを良く読み、12ステップで「変わること」を学ぶわけですから
ハンドブックだけのテーマミーティングは、分かち合いはできても、12ステップを
理解できることにはなりません。
もちろん、AAに通ってさえいれば、お酒はやめられます、それは共同体に支えられているだけですから
12ステップが疎かになりかねません。
まさに、飲んでいないアルコホーリクそのものです。

広報活動で医療や行政に配布しても相手はアルコホーリクではありませんから、理解できるはずはありません。
また、理解していただくには時間が足りません。
ハンドブックは上記のように有害があり、思い切って廃止し(アメリカでは使われていないようです)
AAの原点に立ち返り、ビッグブックのミーティングに切り替え、分かち合いで議論できる会場にすべきと
思いますが、みなさんは如何でしょうか?
そのためにはAAグループに最低一人は、ビッグブックに詳しく、12ステップの真実を理解している方がおられることが条件となります。
尚、すでに、これらをやられている会場がおありでしたら、どういう方法で運営されているかお教えくださると助かります。
No.6792  ミーティング・ハンドブック by ひいらぎ  2013-03-21 17:10
あの小さな小冊子は、年間に2万冊以上売れているのだそうです。
日本のAAメンバーであれば、誰でもあの冊子に接し、ミーティングであれを読むことになります。
それだけ日本のAA共同体に与える影響が大きいということです。

僕はミーティング・ハンドブックができた経緯を詳しく知りません。
ただ、1970年代に東京で始まったAAが、日本全国に広がっていくには、各地でAAグループができ、AAミーティングの会場が作られていく必要がありました。
そのためには、会場を開く負担がなるべく軽いほうが好ましかったのでしょう。
新しい会場にビッグブックをたくさん用意しなければならないとなったら、それだけハードルが高くなりますから。

その点、ハンドブックというのは安価で簡便でした。
当時のニーズに合っていたのだと思います。

ただ、AAがこれだけ広がってくると、その簡便さが仇になってきた感もあります。
肝心の12ステップのことが書かれていないので、ハンドブックに親しんでいるだけでは12ステップのことがよく分かりません。ミーティングを開くには都合が良くても、12ステップをやるには都合が悪い。
AAの中で12ステップの力が弱まっていったのは、ハンドブックも原因のひとつなのではないか。
それは、ハンドブックを作った人たちの意図するところではなかったのだろうと思うのですが。

簡便なのは悪いことではありませんが、簡便さに価値を置きすぎてもいけません。
それでは簡便な立ち食いそばが最高の食事だと言っているようなものです。
立ち食いそばで手早く食事を済ませなければならないときもありますが、やはり栄養のバランスの取れた食事を心がけなくては、健康は保てません。
それはスピリチュアルな健康についても言えると思います。
ハンドブックにばかり頼るという偏食は直した方が良いでしょうね。
No.6793  ハンドブック・ミーティング他 by AAメンバーM  2013-03-21 19:38
ひいらぎさん

>あの小さな小冊子は、年間に2万冊以上売れているのだそうです。

これは驚きでした。全国にAAメンバーは現在、5000人としますと、すでにその冊子は持っていることになります。
地区でオープン・スピーカーミーティングなどがありますが、統計は取っていませんが、毎月1回は全国のどこかで地区の
オープン・ミーティングを開催しています。会費はAAメンバーは500円、医療、行政関係、入院患者さんは無料で参加できます。
その中に必ず、あのハンドブックが入っています。わたしはおかげさまで同じものを何冊も抱えていることになります。
AAメンバーは自分なりのカバーをつくって一冊を大事に使っています。
また、広報活動ではじめていく病院、福祉課、保険所を回っても、ハンドブックは置いて帰るだけが実態です。
あらたしい入院患者さんは、ミーティングで使いますから、使っておられるかと思いますが
他の、医療、行政の方たちは、仕事で使うことはありませんので、机のどこかにしまわれているのです。
つまり新しいAAメンバーが2万人/年間、増加しているのなら、ありがたいお話ですが、
極論をいいますと、AAメンバー以外に年間2万冊=140万円の金額が、書籍代としてJSOに入っていくことになり
実態は、役にたっていないのではないでしょうか?
アルコホーリクではない方にハンドブックを渡しても、理解できないのが実情です。


>ただ、AAがこれだけ広がってくると、その簡便さが仇になってきた感もあります。
>肝心の12ステップのことが書かれていないので、ハンドブックに親しんでいるだけでは12ステップのことがよく分かりません。ミーティングを開くには都合が良くても、12ステップをやるには都合が悪い。
>AAの中で12ステップの力が弱まっていったのは、ハンドブックも原因のひとつなのではないか。
>それは、ハンドブックを作った人たちの意図するところではなかったのだろうと思うのですが。

12ステップのことがわからなければ、AAの出版物の12のステップと12の伝統の本があります。
しかし、これもよくわかりませんし、いまだに、ステップ一の前書きでは、「なぜAAメンバーは底をつく必要があるのか。」
と2011年3月の本に掲載されています。(底上げについての話もありますが)
しかし、肝心な無力についての説明がなされていないし、なんといっても、ビジュアル化されていないのが問題です。
ここらを変えてもらわないといけないと実感していますが、方策がみつかりません。
No.6797  Re: ハンドブックの必要性の有無について by ひいらぎ  2013-03-22 13:02
しゅうすけさん、おひさしぶりです。

2万冊のうち、AAメンバー以外の方がお金を出してハンドブックを買われている割合は僅かでしょうね。
ほとんどは、AAメンバー自身が出したお金(集めた献金も含む)で買ったものを、新しい人や病院の患者さんや広報用に配っているのだと思います。活用されないまま死蔵・破棄されちゃっている数も多いと思いますが。

それだけ大量に出回ると、ハンドブックが「AAの顔」みたいになっちゃいます。
たくさん配られているのに、あの小冊子にはAAについての情報があまり載っていない。おかげで、ますます外部からAAがわけの分からない団体だと思われてしまう側面はあると思います。

AAには小冊子はいろんな種類がありますから、用途に合わせて使って欲しいです。

新しい人向けには『ようこそAAへ』という100円のパンフレットがあります。これはイラストを多用して、AAについての基礎的な知識がわかるようになっています。
ちょっと前に参加したあるAAミーティングでは、新しい人が来ると『ようこそAAへ』を全員で輪読していました。

また関係機関向けには『保健医療関係者の皆様へ』というパンフがあります。一冊100円なのが70円に値下げになっています。医療機関や行政に配るのならミーティングハンドブックではなく、こちらを使って欲しいと思います。

もうちょっと詳しい情報が必要なら『AA日本広報資料』ってのがあって(200円)、伝統やサービス機構のことまで載っています。たくさん配るから単価が安い方が良いというのなら、『AA早分かり』という25円の1枚ものリーフレットもあります。

この他、グループ運営情報とか、スポンサーシップとか、まあいろいろ用途別に用意してあるわけです。
(カタログはこちら)
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/aa-jso/catalog.html

ミーティングハンドブック一点集中ではなく、用途に合わせて使って頂ければ、せっかくのメンバーの献金も無駄にならなくて済むと思います。

それと『12のステップと12の伝統』(12&12)は、12のステップの解説本ではありません。12のステップを詳しく説明しているのは『アルコホーリクス・アノニマス』(ビッグブック)のほうです。
(12&12の前半は、12ステップについてのビル・Wのエッセイを集めたものです)

AA以外の所から、AAの12ステップの解説本(スタディ・ガイド)はいろんな種類が出版されています。AA自身がスタディ・ガイドを出すべきではないかという意見もあるようですが、(アメリカの)常任理事会はそれを拒んでいます。ビッグブックは12ステップのテキスト(教科書)として十分役に立っており、別にガイド本を出す必要はない、ということのようです。

(グループ運営ごくろうさまです。グループ運営については、最近出た『ホームグループ』という本がお勧めですよ〜)
No.6799  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-22 14:55
ひいらぎさん、みなさま

>2万冊のうち、AAメンバー以外の方がお金を出してハンドブックを買われている割合は僅かでしょうね。
>ほとんどは、AAメンバー自身が出したお金(集めた献金も含む)で買ったものを、新しい人や病院の患者さんや広報用に配っているのだと思います。>活用されないまま死蔵・破棄されちゃっている数も多いと思いますが。


まさに現場はその通りだと思います
ある地域で大学の学生に模擬ミーティングをやるからと、ハンドブック70冊を(4900円)を用意して、地区委員会も半分だしてくれとのことで猛反対になり、グループの献金で出すようにしました。
わたしは、いきなり学生にハンドブック70冊も渡さずに、まず、大学の先生がわれわれのミーティングに参加していただいて、先生がある程度、納得されてから、アドバイザーでAAメンバーが参加したほうがいいと提案しましたが
拒否されました。AAメンバーが学生相手に模擬ミーティングも開いたようですが、効果はなかったよです。学生のレポートもいまだに出てきません。
広報の一環だと理屈をつけていたようですが、果たして学生がいまだに持って勉強していることは100%ありえません。


>それと『12のステップと12の伝統』(12&12)は、12のステップの解説本ではありません。>12のステップを詳しく説明しているのは『アルコホーリクス・アノニマス』(ビッグブック)のほうです。
>(12&12の前半は、12ステップについてのビル・Wのエッセイを集めたものです)

12&12は12ステップについてのビル・Wのエッセイなのですね。
ビッグブックの内容と違うから、おかしいなあとは思っていました。

それとAAの他の冊子は知っています。
「ようこそAAへ」「AA早分かり」「日本広報資料」などは広報活動に使っています。これは医療、行政、新人の方にはわかりやすいと思います。


>AA以外の所から、AAの12ステップの解説本(スタディ・ガイド)はいろんな種類が出版されています。>AA自身がスタディ・ガイドを出すべきではないかという意見もあるようですが、(アメリカの)常任理事会はそれを拒んでいます。>ビッグブックは12ステップのテキスト(教科書)として十分役に立っており、別にガイド本を出す必要はない、ということのようです。


アメリカの常任理事会は、スタディ・ガイドを拒んでいるのですか?
だって、聞いたところでは、ジョー・マキューが回復のプログラムを出して、急速にまた、AAメンバーが回復していったとききましたが・・・


はじめに戻りますが、日本のAAハンドブックは、ずばりいいますが、有害書籍です。広報活動で混乱を与えたり、AAメンバーにも害があるような書籍は廃止すべきです。
No.6800  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-22 18:03
管理人さん、みなさん

ハンドブックの有害性ばかりをいっても始まりません。
年間の140万円の穴埋めはどうするのだという議論になります。

わたしの結論は

1:ビッグブックは基本であり教科書であること。
2:ハンドブックの変わりに、AA日本独自のビッグブックに沿ったビジュアル化した書物を作る。
(フォーカスが売れ出したのは、文字ばかりの週刊誌ではなく、写真を導入したことによる)
3:浸透するのにはかなりの時間がかかりますので、お手本をJSOがプロジェクチームを編成して作る。(他に委託も結構)
4:JSOのノウハウになりますので、費用は1000円くらいで、行政、医療関係、学校関係も有償で買っていただく。
(理由はAAはすでに自助グループではなく、相互援助グループとみなされてもいいと思います。AAだけに負担がくるのは、不公平です。)
5:ハンドブックは、書物が出来上がるまでは使用しておく。
6:2年間以内を目標とする。
7:地区で議論しても、常任理事会にあがるまでに潰される。

こんな生意気なことを書いてみました。
ご意見があればびしびしお願いします。
No.6802  Re: ハンドブックの必要性の有無について by たまちゃん  2013-03-23 00:15
ビッグブックをきちんと読み込む。
その日のテーマが出されればそれに沿った12ステップの該当ステップに基づいた内容の話を適切な時間内に話す。
その日のテーマに沿わない話、しばしば会社等で腹が立った話をミーティング内でおろしたいと言う事がありますが、原則それはスポンサーシップやアフターで解決する。
そして週2〜3回ミーティングに参加している人なら最低500円を献金する。週1の人なら1000円ぐらい。
それだって1カ月に数千円。
タバコを吸う人は1カ月に吸うたばこ代より高い献金をする。
お酒を皆さんは毎月どのぐらい飲んでいましたか?
それを思えば安いものですよね。
今自分が助かり、これから助かる人がつながるかもしれないAAに感謝を忘れてはいませんか。「AA はあなたを必要としていない。 あなたが AA を必要としているのだ。」
お金が足りなくなるのが心配なら、より献金を増やせば済む話です。
No.6803  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-23 07:22
AA以外の所から、AAの12ステップの解説本(スタディ・ガイド)はいろんな種類が出版されています。AA自身がスタディ・ガイドを出すべきではないかという意見もあるようですが、(アメリカの)常任理事会はそれを拒んでいます。ビッグブックは12ステップのテキスト(教科書)として十分役に立っており、別にガイド本を出す必要はない、ということのようです。

..................................................................................................

ひいらぎさんがお書きの文章できになることがあります。
アメリカの常任理事会はスタディ・ガイドを拒んでいる理由のひとつに
ジョー・マキューが黒人であって、ジョーの「回復のプログラム」によって
急速に回復者が増えていったようですが、やはり、人種差別が根底にあったとは考えられないでしょうか?(これはあくまで私感です)

日本では「いいものはいい」でスタディ・ガイドはAAも堂々と使うべきだし、現場では使ってはいけないことが浸透しています。
(理事会では決定はしていないといっても、現場には行き届いていません)
日本のAA人口を増やすには、受け入れる会場も変るべきです。
No.6804  タバコ代 by AAメンバーM  2013-03-23 11:19
たまちゃんへ

>そして週2〜3回ミーティングに参加している人なら最低500円を献金する。週1の人なら1000円ぐらい。
それだって1カ月に数千円。
タバコを吸う人は1カ月に吸うたばこ代より高い献金をする。


わたしの地域は、週2〜3回の人で100−200円、週1でも300円、そして仕事のない人、仕事を休んでいるひとはゼロ。
非常にすくないです。
タバコを吸う人は、マルボーロを2箱/日で880円×30日=26000円。
毎月タバコ代以外に献金を26000円出せといえば、タバコはやめられるかも?
たばこをやめられたら、AAのお陰だといって、半分は献金してもらう。
意外と効果ありかも。
No.6805  献金とタバコ代は別物ですよ by アポ  2013-03-23 16:45
お金を煙に変えて、身体を壊し 周囲から嫌われることは あわないことです。
ぼくは、8年前に タバコを意志で止めました。
アルコールは、自分の意志では止まりませんでした。
12のステップに取り組みました。
アルコールは止まりました。
飲んでいた頃の アルコール代は 莫大なものでしたから ミーティングに参加して献金することは 当たり前でした。
タバコ代もアルコール代も浮きましたけれど、アルコール代はAAのおかげですよ。
一生懸命働くことができるのも AAのおかげです。
献金さしてもらうのも、一生懸命です。
毎日、生きている喜びを感じています。
No.6806  ビッグブックとAAグループの課題 by AAメンバーM  2013-03-23 17:07
ビッグブックにもAAグループにも課題があると思います。

「 ビッグブックはわかりやすい本であるが、使い方を間違えている人が少なくない。たとえば、斜め読みする人もいるし、興味のない部分を飛ばして読む人がいる。最初のほうは読まなかったり、12のステップのいくつかを無視する人さえいる。注意深く読まないために間違えて解釈する人もいる。あるいは、ビッグブックに書かれていないことを持ち込もうとする人たちや、AAや他の12ステップ・プログラムに参加していながらビッグブックをまったく読んだことのない人もいる。」

ある本からの抜粋であります。
実はわたしもこんな読み方だったのです。
ハンドブックミーティングを終えて、ビッグブックを読んでも斜め読みか、個人の物語だけ読んでいたのです。

ここでなにをいいたいのかは
1:ビッグブックは一人で読むものではない。
2:12ステップのスタディ・ガイド(プログラム・フォーユーなど)が必要だということ。それとビッグブックを組み合わせてミーティングをやればいい。
(上記でのAAでスタディ・ガイドを作ったらの提案はこのことです)
3:スポンサーシップは一対一でやること。
4:スポンサーは誰でもいいものではない、見つからなかったら、引き伸ばしてもいいと、ビッグブックに書かれている。スポンサーはそれだけ有能な人でなくては、双方、共倒れになる。
5:現在のAAグループは昔のやりかたで、
「人の話をよく聞き、自分の体験を語ることが回復の手段であり、AAミーティングが回復の場である」
これがAAのプログラムだと思っていた。
しかし、これは、AAの共同体に支えられているだけであり、12ステップを本気で取り組むことにはならない。
だからむずかしいことは先送りしてきたのである。
どこかに書いてありましたが、AAは12ステップをやるところではなく、ミーティングをやるところだ、と。
6:12ステップを軽視している古い長老がいると、ソーバーの長さの競い合いになり、若い人が育たない。会場を私物化しかねない。
ソーバーの長さというのは、酒をやめてからではなく、12ステップをきちんとマスターしてからの長さだと思います。
12ステップを踏まない人はそれでもお酒は止まりますが、性格上の欠点を見つけられないでいます。飲んでいないアルコホーリクそのものです。
12ステップは人格を変えていくステップです。

日本のAAのやり方を変えていかないと、ミーティング会場が増えても、AAにつながっていない現実は、同じグループ間での争いが現実ではないでしょうか?
そして会場が消えれば個人も消えていく。BOX-916に会場閉鎖がよく出ています。
悪弊はそろそろ断ち切らないと、助かるひとも助からなくなると思いますが、如何でしょうか。
No.6807  アポさんへ by AAメンバーM  2013-03-23 20:51
たまちゃんが

>タバコを吸う人は1カ月に吸うたばこ代より高い献金をする。

こう発言されたのは、タバコが本人にも周りにも、有害だと思われているからだと思います。
(確かにアルコホーリクの喫煙率は多いと思います)
献金のたとえ話だと理解されたほうがいいと思います。
わたしもそう理解しました。
No.6808  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーK  2013-03-24 03:30
ハンドブックが有害という意見を何度か耳にしたことがあります。
私は持っていません…かさばって面倒だから、BBだけで十分。

で、管理人さんの
>AAの中で12ステップの力が弱まっていったのは、
>ハンドブックも原因のひとつなのではないか

というのに「…なるほど、そういう厳しさは私にないな」とおもいました。
でもこれは自分だけが回復すればいいやという自己中です。

私もMさんのように思った時期がありました。
でも私の場合「AAってのはBBやって12ステップするのが正しいんだ」
という傲慢でしたのでMさんのような真の意欲ではなかったです。

もう何十年も読まれてる方ということなので、今更こんなこと言うのはだめか?と思いましたが、回復にはそれぞれの目標があるとおもいます。
@酒がとまればいい
A苦しい時の神頼み的ミーティング&プログラムの利用
Bいつもステップやって根本的に解決しよう…など

私はBを目指しました。
でもいつもモチベーションがBである仲間にはなれないことを感じ、
祈っています…Aや下手すると@になるときとかも。
自分の欠点の災いとはいえ苦しさが重なってくるとプログラムで落ち着いて
…なんて悠長なことは言えなくなりミーティングに駆け込む始末なので
恥ずかしい部類なのかもしれません。


もしBBオンリー&12ステップを!…で考えた時堅苦しさに離れていく人もいるかも知れません、これは先ほどの「厳しさ」としたものの逆を意味します。
また外部への働き掛けにしてもよほど興味をもたない限りBBを一冊わたして
「全部読んでみるか」なんて人あまりいないとおもうのです。
(そのための冊子は有効と思いました)


>BOX-916に会場閉鎖がよく出ています
もしプログラムのないグループが消えてるとしたら必然的にそうでない
グループが残るだけ、またアクセスも良いのに外からあんまり人がこない
…私の地区はそうでした。

>いかがでしょうか?
BB路線にした方が良いのか悪いのか私ごときにはわかりませんし、
でも敷居が低い事は悪い面だけではないかなともおもいます。

こういうあやふやな回答が一番良くないのかな?とおもいつつ…
No.6809  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-24 06:58
Kさんへ

>私もMさんのように思った時期がありました。
>でも私の場合「AAってのはBBやって12ステップするのが正しいんだ」

これは別におかしいことではないと思います。
グループではBBで12ステップをやるのが、真実であって、12ステップをまったくやらないグループがあり
友達をつくるのがミーティングだと勘違いしている人もいるってことです。
そういう方は助かろうという人に間違った情報を与えるということです。

>もう何十年も読まれてる方ということなので、今更こんなこと言うのはだめか?と思いましたが、回復にはそれぞれの目標があるとおもいます。
>@酒がとまればいい
>A苦しい時の神頼み的ミーティング&プログラムの利用
>Bいつもステップやって根本的に解決しよう…など

>私はBを目指しました。
>でもいつもモチベーションがBである仲間にはなれないことを感じ、
>祈っています…Aや下手すると@になるときとかも。
>自分の欠点の災いとはいえ苦しさが重なってくるとプログラムで落ち着いて
>…なんて悠長なことは言えなくなりミーティングに駆け込む始末なので
>恥ずかしい部類なのかもしれません。

これはすばらしいことですよ。
AAはお酒を止めるところです。でも、それだけでは片手落ちですから、12ステップをきちんとやって
健康な心に戻してくれる回復のプログラムですから、kさんはそれを実行されています。
しかし、人間ですから、いくら棚卸しをやって、恨み、恐れは消えたと思っても、生きていく以上、そういう感情は
あるものです。だからその度に日々棚卸しをするのだと思います。
祈りもおこなわれているようですし、毎日がBではありません。おそらくの方がそうだと思いますよ。
自分たちは聖人ではないとBBに書かれています。霊的な路線に沿って成長すればいいのです。
いったりきたりはあります。12ステップやAAから離れなければいいのです。

>もしBBオンリー&12ステップを!…で考えた時堅苦しさに離れていく人もいるかも知れません、これは先ほどの「厳しさ」としたものの逆を意味します。

これは会場をどう運営するかにかかっているでしょうね。
「新しく来た人へ」のAAパンフもあるし、そのときは、新しくきた人だけのグループの運営方針を話されるべきだと思います。
これはハンドブックMもBBミーティングも、新人に対して、どう対応するかの問題だと思います。

>また外部への働き掛けにしてもよほど興味をもたない限りBBを一冊わたして
>「全部読んでみるか」なんて人あまりいないとおもうのです。
>(そのための冊子は有効と思いました)

高価なBBを外部の方に渡すことはしないと思います。
ハンドブックは安価だからいいかという議論もありかと思いますが、
外部の方は他のパンフで十分だと思います。「ようこそAAへ」とか。

>BB路線にした方が良いのか悪いのか私ごときにはわかりませんし、
>でも敷居が低い事は悪い面だけではないかなともおもいます。

KさんところはBBで12ステップミーティングをやられているのでしょう?
ハンドブックは使われていないのでしょう?
敷居が高いか低いかは、ハンドブックを使ったテーマミーティングかBBを使ったステップミーティングかは
関係ありません。問題は最初です。新しいひとは最初にどのように迎えるかで、敷居の高さは変わります。
AAグループもBBオンリー&12ステップを!で決め付けるのではなく、他のスタディ・ガイドを使うとか、いろいろなバラエティを
考えたらいいと思いますが。
わたしは、最初につながったときの、敷居の高さは尋常ではありませんでした。
ハンドブックMの会場でしたが、3回もそこにいきましたが、扉を開け切れなかったのです。
ようやく会場の扉をあけたのは、最初に開け切れなかった時から1年は経っていました。
No.6810  Re: ハンドブックの必要性の有無について by メンバー  2013-03-24 08:19
敷居の高さ、低さの判断は何ですか?
No.6811  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーK  2013-03-24 13:14
>敷居の高さ低さ

オープンドアで出入り自由を感じられる…私はそういう意味で使いました。
12ステップやらないと…とかBBを読まないといけないらしい…
とかを感じさせるような雰囲気を「敷居が高い」としました。

‘BBでステップミーティング‘とするだけで
「AAプログラムは提案」「BBを読むのも自由」と言われてもなんか
信じがたい気がするのです。
もちろんそう思う側に問題があると言われてしまえばそれまでですし、
全てのメンバーに受け入れられる方法なんてないと思いますが。
それにはMさんが書いてる「新しく来た人への迎え方」も問題とも思いました。
自分はどれだけ人の事を考えて参加してるか改めて考えさせられました。

私は怖いもの知らずなので「行って良いんだから、行く」
としがみつけましたがそうでない仲間もたくさんいます。


>KさんところはBBで12ステップミーティングをやられているのでしょう?
>ハンドブックは使われていないのでしょう?

ステップミーティングはやっています。
ハンドブックは使う人もいればいない人もいます。
「グループでのアノニミティ」など書いてない個所以外の部分は
全部BBにあるので。
No.6812  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-24 20:55
メンバーさんへ、Kさんへ

>敷居の高さ、低さの判断は何ですか?

敷居の低さは Kさんと同じ
>オープンドアで出入り自由を感じられる
ことだと思います。

ただ、Kさんの
>12ステップやらないと…とかBBを読まないといけないらしい…
>とかを感じさせるような雰囲気を「敷居が高い」としました。

これをいわれると、言葉が詰ります。
しかし、あえて、問題提起したかったのは、現在のAAグループは間違った方向にいっていることをいいたかったのです。

本来のAAグループは、ビッグブックを読み、12ステップを確実に手に入れることが「回復のプログラム」を歩むことであり
「自分が変わること」になると信じてやまないからです。

ハンドブックを輪読し(その他の書籍の場合もありますが)、「テーマ」に沿った分かち合いだけでは、12ステップは
手に入れることは出来ません。
ここが敷居が低いところだいわれれば、新しく来た人も同じ道を進むことになります。
ビッグブックは批判を承知で言わせていただければ、「AAメンバーの聖書」と同じだと自分は思います。
それを簡略化した、AAのミーティングハンドブックを利用していることは、聖書のつまみぐいと同じです。
聖書が気になるなら、仏典でもいいです。お経はつまみぐいで唱えたりはしません。

新しいひとは、ハンドブックは一定の効果があるかもしれませんが、一人では、ビッグブックを読まなくなる可能性が高いと思うのです。
しかし、時期がきたら、基本はビッグブック、12ステップへの取り組みに切り替えていく勇気が大切だと思います。
どうか、そこを敷居が高いのではなく、今までが間違ったメッセージだったと受け止めていただければ、ありがたいことです。

Kさんの
>‘BBでステップミーティング‘とするだけで
>「AAプログラムは提案」「BBを読むのも自由」と言われてもなんか
>信じがたい気がするのです。

この文章の意味がよくわかりません。
No.6813  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-25 17:25
メンバーKさんへ

>‘BBでステップミーティング‘とするだけで
>「AAプログラムは提案」「BBを読むのも自由」と言われてもなんか
>信じがたい気がするのです。
>もちろんそう思う側に問題があると言われてしまえばそれまでですし、
>全てのメンバーに受け入れられる方法なんてないと思いますが。

ここは、どういうミーティング内容にしても、
「AAプログラムは提案」「BBを読むのも自由」とかをいう方がおられるということでしょうね。
私の地域でも、「ステップやるのにスポンサーはいらない」「ステップは何番からやってもいい」
「ステップはやらなくていい」「ステップは一回やればいい」そういう方もおられます。
BBの第五章、どうやればうまくいくのかに
「私たちの中には自分の古い考えにしがみつこうとしている仲間もいたが、完全にその考えを捨てないうちは結果は何も生まれなかった。」とあります。
日本のAAが渡って来て、45年になります。当初の頃に間違って伝わったAAの考え方が「先行く仲間からこういわれた」となっているのでしょう。
また、各グループの主体性は他のグループまたはAA全体に影響を及ぼす事柄を除いて、尊重されるべきである。と伝統4にあります。
主体性をいいことに、古い人にとって、都合のいいミーティング会場になってしまった。

すべてのメンバーに受け入れられる方法は、一人一人がAAの真実を知ることしかありません。
われわれアルコホーリクは、生きるか死ぬかです。どっちを選ぶかです。
生きたければ、スピリチュアルな道具を手に入れろとあります。
それは、12ステップを意味することです。
No.6814  Re: ハンドブックの必要性の有無について by ひいらぎ  2013-03-25 17:50
ビッグブックを使うと敷居を高く感じ、ハンドブックなら敷居が低くて参加しやすい・・というのなら、それはハンドブックの利点になると思います。が・・・。

海外のAAでも一部でハンドブックみたいな小冊子を使っているところもあると聞きます。しかし、その国のAA全体で小冊子を使っているようなところは日本だけみたいです。敷居の低さが利点になるならば、日本のAAは海外のAAより盛んになっているはずです。ところがそうではない。

これは、ビッグブックを使うことで敷居が高くなるわけじゃない、ってことじゃないですかね。

新しくAAに来てミーティングに出るようになった人に、「AAは12ステップをやるところです。この本(ビッグブック)に12ステップのやり方が書いてありますから、それにそってやってみませんか?」と言えば、やろうという気になる人は多いです。

むしろ抵抗が大きいのは、ビッグブックに親しまずに何年もAAを続けてきた人たちです。僕もこっちのタイプだったので、その抵抗感は経験があります。

僕がビッグブックのやり方に触れたのは、8年のバースディの後でした。それなりにAAのことをやってきたつもりでしたから、再飲酒もしてないのに、今さらステップ1からやり直しするんか?という抵抗感はありました。もっと長く十何年、二十何年目でビッグブックのやり方でやり直した人たちは、自分の中の抵抗感をどう乗り越えていったのか、改めて話を聞いてみたい気もします。

「敷居の高さ」とか「抵抗感」を感じるのは、これからAAに来る人たちではなくて、すでにAAにかなり長くいる人たちだと思いますよ。
No.6815  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーK  2013-03-26 09:29
>この文章の意味がよくわかりません。

AAプログラムは提案です、BB読むのも自由です
…と言葉で言いつつミーティング内容が、BBを使ったプログラムの話に
特化していると「結局やれってことじゃないか、自由なんてうそじゃん」
と思い言葉が信じられない…といういみでした。


でも
>敷居の低さが利点になるならば、日本のAAは海外のAAより盛んになっている
はずです。ところがそうではない。

とあって「海外より盛んかはわからないけど、確かには普及してないな」と
思いました…。


>ビッグブックに親しまずに何年もAAを続けてきた人たち
>古い人にとって、都合のいいミーティング会場になってしまった。

この辺の雰囲気が原因なのかと謎が解けました。
とはいえ、アルチューさんはラクな方を選ぶ傾向があるのでその流れに
乗る人もおおいのかな?

昨日からどう投稿しようか考えていました。
でも私には論議をするスキルがまだない事を知りました。
口をはさんだほうですが、ここで私はリタイアさせてください。
No.6816  Re: ハンドブックの必要性の有無について by AAメンバーM  2013-03-27 14:05
メンバーKさんへ

リタイアされるのは残念ですが、このお返事だけはさせてください。

>AAプログラムは提案です、BB読むのも自由です
>…と言葉で言いつつミーティング内容が、BBを使ったプログラムの話に
>特化していると「結局やれってことじゃないか、自由なんてうそじゃん」
>と思い言葉が信じられない…といういみでした。

『ステップ4を効果的な方法ですませた人の約85 パーセントは飲まないでいることが明らかになっている。
一方、ステップ4をまったくしなかった人の75 パーセントは、もとの状態に逆戻りしている。』
ある本からの引用ですが、わたしはもう75%の中には入りたくないと思い、本格的にBBやスタディ・ガイドを読み、
12ステップを確実に踏んで、健康な心を取り戻したいと思っております。
AAプログラムは提案でBBを読むのは自由なんていってる場合でなかったのが自分です。

>アルチューさんはラクな方を選ぶ傾向があるのでその流れに
>乗る人もおおいのかな?

アル中でなくてもみんな楽なほうを選びたがります。
仕事でもそうです。人生そのものもそうです。
楽をして儲かる商売はありませんし、楽な人生なんてありえません。
ましてアルコール依存症は楽をして回復できるような病気ではないことは、Kさんもご存知のはずです。
わたしも楽をして酒をやめたいと思っていました。失敗の連続でした。
たどりついたのが、12ステップを放置していたのだとようやく気がつきました。
あるデーターによると、AAメンバーの断酒期間の平均は、6.4年とでています。
しかし、20−50歳代までの92%が占めている中のデーターです。
メンバーKさんがぜひAAの本質を理解していただけることを祈っております。
長いお付き合い、ありがとうございました。

No.6785  割合 by ひいらぎ  2013-03-05 09:02
「アメリカは世界人口の5%を占めているが、世界のアルコール・乱用薬物の4〜5割を消費している」という話があります。これは、なぜアメリカでアディクション治療が進歩するか(進歩せざるを得ないか)という説明に使われます。

先日、ギャンブル問題についての講演を聴きましたが、その中で「日本には世界のギャンブルマシーンの6割が集中している」ことを知りました。これは、今後日本でギャンブル問題対策が日本が一番進歩しうる、ということかもしれません。
No.6786  Re: 割合 by アポ  2013-03-07 12:06
管理人さんの話のとおりでしょうね。
アメリカで、アディクシヨンがなぜ多い
かは
資本主義と関係があるように思
いますけど。
No.6787  Re: 割合 by ひいらぎ  2013-03-08 09:08
アメリカという国は「小さな政府」指向だとされます。
つまり、低福祉・自己責任というのが特徴で、富の再分配に消極的で、政府の介入を少なくするかわりに、集める税金も少なくて済む。
それを支えているのがリバタリアニズムという思想です。これは「他の人の権利を侵害しない限り、個人の権利を最大限尊重する」という考え方です。
それに沿えば、酒や薬で身を持ち崩すのもその人の勝手(自由)という理屈になりますから、アルコールや違法薬物の問題が深刻化するのもなんとなく分かる気がします。
No.6788  Re: 割合 by アポ  2013-03-09 08:13
ぼくはアルコール中毒者ですから、
アルコールの奴隷になっていましたけど
成年に達するの419ページには、A A メンバーは
アルコールの奴隷ではなく、物質主義社会の偽り
の理想の奴隷だったと書かれています。
アルコールは、そのために必要であったということに
いたく共感しました。
アメリカが割合が多いことは、物質主義社会人の割合
が多いからと思ったのですね。
間違っているかも知れませんけど。

No.6784  管理人からお知らせ by ひいらぎ  2013-02-27 12:04
最後の投稿から3週間経過したスレッドは、投稿を閉め切るようにしました。
広告の書き込みなどにより、古いスレッドが持ち上がってきてしまうのを避けるためです。
スレッドの話を続けたい場合は、新しいスレッドを起こすようにしてください。

新規投稿(新しいスレッドを作る)のは、右上の[新規投稿]からできます。

No.6781  ポスターとパンフレットを造っていたら此処に着きました。 by FMミカエル  2013-02-13 14:37
昨年来より実行委員会開催のポスターを創り始めました。アノニマス名はFMです。アッシジの聖フランシスコで承認されたし。灰の水曜日にあたり 主の平和 十 アーメン
No.6782  Re: ポスターとパンフレットを造っていたら此処に着きました。 by ひいらぎ  2013-02-14 10:18
プライベートな時間を削ってのサービス活動、ご苦労様です。良いポスターができあがりますことを。

No.6768  1センチでも前へ by AAメンバー  2013-02-02 06:55
今朝、2月2日の朝4時から、NHKラジオで「明日への希望」の番組で発達障害をお持ちの方むけの笹森理恵さんの
インタビュー放送をなにげなく聞いていました。
自分が発達障害と気がついたのは、『片づけられない女たち』という本を読まれてAD/HDと気がつかれたそうです。
『片づけられない女たち』(原題:Women with Attention Deficit Disorder )は、米国のカウンセラーであり
サリ・ソルデン (:Sari Solden MS,MFCC) が女性のAD/HD(注意欠陥障害)について書いた本だったそうです。
以前は子供のみに見られる障害で、かつ男性が大半を占めると考えられていた
[1]AD/HDについて、実際には大人になっても障害が残留して様々な問題を抱えていること
[2]、女性特有の問題があることなどを指摘しているそうです。

笹森理恵さんご本人は、ブログで発達障害のデパートと呼ばれるほど、AS、AD/HD、LD、発達性協調運動障害の特性を併せ持っていることを
32歳で診断され、3人のお子さんも発達障害をそれぞれに持っておられると書かれています。
(長男は高機能自閉症と軽度のMR,次男はてんかんとAD/HD、3男は自閉系)
それでも障害を受け入れてから、大学に入りなおして、精神保健福祉士の免許をとられ当事者、母親、精神保健福祉士の3つの視点をいかして、
保護者など親の会、一般の方々、教育、福祉、医療、行政などの専門職・援助職の方々に向けて、講演会や研修会の講師もされておられます。

うろおぼえだったのですが、やはりAAと同じような、自助グループ(ピア?ピュア?)で回復に向かわれている方が多くなっているようです。
アルコール依存症の否認と同様、発達障害はまわりもご本人も障害とは認識できないし、医者もすくないのが現状みたいです。
一人で遠方でも講師に来ていただけるし、メールでの受付もやられているようです。
アルコール依存とのダブルアディクションを抱えておられる方も現実に多いみたいですので、参考までに投稿しました。
「へんちゃんのポジティブライフ」という本も出され、下記にブログがあります。

http://ameblo.jp/rie-sasamori/

管理人さんが過去に提起されていたのがだぶっていたのなら、スルーしてください。
No.6769  <キャンセル> by 管理者
No.6770  Re: 1センチでも前へ by AAメンバーM  2013-02-03 01:29
こんばんは、AAメンバーさん、同じハンドル名で混乱いたしますので
わたしは、AAメンバーM、あなたはAAメンバーTさんと呼ばせてください。

さて、わたしがあえてこの掲示板に投稿した理由は、アルコール依存症はもちろんのこと、わたしの地域にダブルアディクション?、
トリプルアディクション?(これはわたしが勝手に名づけましたが)を抱えておられるかたが多く、医者はもちろんのこと、まわりも
本人も気がつかないで、折角、AAにつながってきても、ステップが進まないことの悩みがありました。
発達障碍の方は大変失礼な言い方ですが、人間関係を構築することがうまくできなくて、折角、お酒の方は止まっていても
AAのグループの中でも各サービス委員会などでも、うまくいろいろな情報を共有することができません。
他人と相談しないで大切なことを勝手に決めてきたり、役を引き受けてもなにも出来ないで、最後は仲間に助けてもらっている、
それさえわからないのが障害そのものです。それはご本人が障害だと認めていないからです。
性格や血液型の問題だと片付けられてしまう方もおられます。他の方は性格異常だといわれている状況です。
そして障害をしらない他のメンバーは、ステップをやっていないからあいつはだめなんだという決め付けた言い方になってきます。
そこでその方は浮いてしまっているのです。役員を引き受けてきたら、そのAAグループは悲惨です。
まず、障害をケアしないと棚卸しができないのだとわたしは考えています。(自分の本能の分析や性格の欠点の本質がみえてこないのだと思います)
だから、ステップ4,5で止まったままでAAに通っているだけで回復が止まったままなのだという認識でいます。

そんなことをこの数ヶ月、考えながら、朝のラジオで目が覚めました。イヤホーンをつけていつのまにか寝るのですが、2日の朝は笹森理恵さんの
インタビューで、「あ、これだ!」と思って投稿しました。(再放送はそのうちNHKであるようです)
ご本人はもそうですが、子供さんも三人とも障害を持たれ、ご主人との確執はあったようですが、いまはご理解されているようです。
まして、30代で大学にいって資格を取ったことは並外れた精神力ですね。
同じ病をもった人間同士がわかちあわないと、こういう病気は医者まかせではだめかもしれません。


>アルコール依存の他に、いろいろ依存・問題〔含む発達障碍(診断済)〕を持っております。
(貴方がお心に留めて下さった重複依存・合併症にあたります)

>お酒は止まっているのですが、重複障碍のため、生きるのが苦しくステップワークも思うように進みません。

>自分の回復と成長の為、トリートメントケアプランを立てる為、困難を抱えています。

>ネットで当事者情報を集めていますが、アルコール依存・発達障碍とも、いわゆる「荒れた」情報がほとんどです。

ラジオのインタビューでは日本では発達障碍の専門のお医者さんは本当に少ないようです。
「1センチでも前へ」でぜひメールでも問い合わせしていただき、ぜひ、回復、治癒してほしいと願っております。
その結果をまた教えていただければ、ここをごらんのみなさんで同様な悩みをお持ちの方も共有できると思います。
わたしの孫(次男の娘)も発達障碍と診断されています。相談するように次男にいっておきました。
ぜひ、発達障碍をケアされ、AAかからは離れずに、AAの12ステップをものにしてほしいと願っております。
発達障碍も病気ですから、恥ずべきことではありません。笹森理恵さんは本名を名乗られて、同じ病の方の回復の
お手伝いをされています。まさに12番目のステップですね。
No.6771  Re: 1センチでも前へ by AAメンバーM  2013-02-03 09:02
おはようございます。
いまからでかけますので連続投稿失礼いたします。
メンバーTさんは東北地方の方と書かれていたので、Tさんとそう呼ばせていただきました。

http://diamond.jp/articles/-/6222

ここに「引きこもりする」大人たちとありますが、わたしもそうかもしれません。
但し、成績は優秀ではありませんが。
「一方で、発達障害の症状は、何かにのめり込みやすいのも特徴の1つ。
酒やタバコ、ギャンブル、買い物、セックスなどの依存症に陥る傾向が強い。
だから、自宅に引きこもってしまうと、ゲームやインターネット、
携帯電話などにのめり込んでしまい、社会生活が送れなくってしまうのだ。」
と書かれています。

アルコール、ニコチン、パチンコ、ネット、衝動買い、薬物(安定剤等)これだけでも6つの依存症であり、
わたしは、これに躁鬱が重なると、これは社会生活できませんね。
発達障害をケアして他の依存症の回復すべきなのに、自分も順番が逆だったかもしれません。
他人のことを言っている場合ではありませんね。
No.6772  Re: 1センチでも前へ by ひいらぎ  2013-02-03 11:39
投稿者のご希望により、No.6769を削除致しました。
削除の理由は、ネット上でのやりとりに慣れていないためだそうです。
まずはお知らせまで。
 管理人
No.6773  Re: 1センチでも前へ by ひいらぎ  2013-02-03 15:35
先日テレビのバラエティ番組を見ていたら、芸能人たちに書道をさせたり、焼き魚を食べさせ、その結果を比べていました。人によって、字が上手だったり下手だったり、魚をキレイに食べられたり、汚く食べ散らかしたり。人には得手不得手があります。

見ていて面白かったのは、自分では上手に魚を食べているつもりの人でも、専門家?の目から見ると全然ダメだったりすることです。

ネット上のコミュニケーションについても同じことが言えると思います。

ネットを上手に使いこなす人もいますし、それがうまくできない人もいます。人によって得手不得手があるのですから、それは当たり前です。そして、自分では上手に使いこなしていると思っていても、端から見るとそうじゃない人もいますね。

毎日ブログを更新していようが、掲示板にひんぱんに書いていようが、上手にネットを使いこなして人とコミュニケーションできているとは限りません。電子機器の操作に長けているかどうかと、コミュニケーションの巧拙はあんまり関係ないみたいです。

不得手なことも、鍛えれば上手になることもあります。でも、そうなるとは限りません。

発達障害に絡めて言うと、人は「できないこと」に着目しがちです。障害ってのは、何かが妨げられてできないってことですから。だから、理解のない人は、それを努力不足だと思い、もっとその能力を鍛えればいいのにと考えます。

鍛えれば伸びる部分もあるので、端から諦めることはありませんが、むしろその人の得意なことを延ばした方が良いことも多いわけです。ところが、何が得意なのかは(上に書いたみたいに)本人にも分からなかったりします。(ネットは便利だと思う人でも、むしろ対面での支援や相談が役に立つことも多いと思います)。

何が言いたいかというと、ネットのコミュニケーションはまだ慣れてないと言って引っ込んでしまった人に、理解をしてあげてください、というお願いです。
No.6774  Re: 1センチでも前へ by AAメンバーM  2013-02-03 20:39
管理人さん

>何が言いたいかというと、ネットのコミュニケーションはまだ慣れてないと言って引っ込んでしまった人に、理解をしてあげてください、というお願いです。

はい、了解いたしました。
わたしもだらだら書きすぎたことを反省しています。
No.6775  Re: 1センチでも前へ by ひいらぎ  2013-02-04 13:00
以前にこの掲示板(か雑記)で紹介した、狸穴猫さんのブログのこんなエントリを紹介します。
アスペルガーライフblog:「思いこみと二次障害」
http://maminyan.blog5.fc2.com/blog-entry-558.html

ご参考までに。
No.6777  柊さんへ(6775) by 月と餅  2013-02-05 01:47
 柊さん、本当に有難うございました。

おかげでここに書き込めるまで復調しました。

ご紹介の情報、涙が出るほど嬉しいです。自分ではとても見つけられませんでした。


私がやると、「荒れた情報」と「荒れていない情報」を選り分ける段階の前に、
情報の毒に当たって疲れはてて寝込んでしまうのです。

マイペースで少しずつ読みます。
No.6778  AAメンバーさんへ(6770) by 月と餅  2013-02-05 02:18
 Mさんへ

大変失礼いたしました。自分の失礼な行動を説明させて下さい。

あまりの嬉しさにお礼を書き込んだのですが、Mさんからすぐレスが返ってきました。

それを読んだら色々な思考・感情・記憶がいっぺんに溢れだし、収拾がつかなくなりました。


言い換えると、
「自分の衝動的な行為に思いがけない反応が返ってきた。パニックを起こしてアンマネージャブルに陥った。」です。

身の危険を感じて逃げることしか考えられず、柊さんにお願いして私の書き込みを削除していただきました。

Mさんが私を攻撃したわけではなく、私の側の問題です。さぞかしびっくりされたと思います。ごめんなさい。


今は落ち着いていますが、これからのやりとりは私のスポンサーと相談した上にさせて頂けないでしょうか。

叱られるのが怖いのと、復調したのが深夜なのでスポンサーにはまだ連絡をとっていません。

よろしくお願いいたします。
No.6779  やはり、私自身は書き込みを控えることにします。 by 月と餅  2013-02-05 21:52
 AAメンバーMさんへ

 こんばんは。

 ここ数日の自分の行動・状態の推移を書き出してみて、やはり「自分にはまだ掲示板は無理である」という結論に達しました。

スポンサーとは、まだ連絡はついていませんが、
自分自身でそう思うのです。

柊さんの過去の書き込みに以下の文がありました。

>その状態で投稿を続けることが、その人のコンディションを悪化させる可能性

胸に手を当てて思い巡らしたら、「今の状態では、100%悪化するな」と思い当たったのです。

残念ですが、それが今の自分に正直になった結果です。

Mさんが心配なさっている仲間とお孫さんに、神様の守りと導きがありますように。祈っています。
No.6780  いつでもドア by AAメンバーM  2013-02-05 23:59
月と餅さんへ

こんばんは!
投稿は控えようと思いましたが、お詫びとお礼だけいわせてください。

まずは、わたしの書き込みで大変なご迷惑をおかけしたことを深くおわびいたします。
自分も回復途上である中で、衝動的な投稿であったことを反省しております。

>ここ数日の自分の行動・状態の推移を書き出してみて、やはり「自分にはまだ掲示板は無理である」という結論に達しました。

この掲示板は「いつでもドア」だと思っています。
ご無理をなさらずに、書きたいときにまた来られるといいのではないでしょうか。
「こころの家路」の膨大なHPをみるだけでも回復の力をいただけます。

>Mさんが心配なさっている仲間とお孫さんに、神様の守りと導きがありますように。祈っています。

迷惑をかけた上に、仲間と孫のことまでご心配くださり、ありがとうございます。
わたしも月と餅さんが回復の道をゆっくりと歩んでいかれることを、神様にお祈りして今夜は休みます。

No.6776  [2/10] AA千代田グループ ステップセミナー by ひいらぎ  2013-02-04 17:54
第13回AA千代田グループ ステップセミナー

日時:2013年2月10日(日)10:00〜16:00(開場9:30)
会場:カトリック麹町 聖イグナチオ教会 ヨセフホール

No.6766  <キャンセル> by 管理者
No.6767 by ひいらぎ  2013-02-01 18:55
この掲示板では書き込み禁止はなるべくせず、自制を求めることにしています。
しかし、それでも中にはセルフコントロールができない状態の人がおり、残念ですが書き込み禁止とさせていただいています。それはその状態で投稿を続けることが、その人のコンディションを悪化させる可能性を案じてのことです。
過去にそのような事例があったために、その反省に立って、このような運営方針としています。ご理解をお願いします。

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