心の家路
ぶどうのつるのように Like a grapevine
ホーム> 掲示板 『ぶどうのつるのように』 ブログ『ヤマアラシのジレンマ』 | 画像日記『心の家出』
全表示
[使い方説明][全表示][新着表示][タイトル表示][検索][管理者]

1ページに最大10件のツリーを表示します。24時間以内の記事には[NEW]マークを表示します。
[前のページ][次のページ]
この掲示板への投稿はできません。新掲示板はこちらです。

No.6726  同じ話 by hide  2013-01-17 10:43
AAミーティングで、毎回同じ話をするメンバーが何人かいて、嫌気がさします。どんなテーマでも同じ話です。どうとらえたらいいですか?
No.6727  Re: 違う話 by hide  2013-01-17 10:58
テーマと違い、いつも仕事の話をする人もいます。嫌気がさします。どうとらえたらいいですか?
No.6728  Re: 同じ話 by ひいらぎ  2013-01-17 14:18
hideさん、はじめまして。

そうですね、AAミーティングでは毎回違った「テーマ(トピック)」が設けられ、そのテーマに沿って皆が話をします。私たちの話はテーマによって違うし、他の人の話からも影響を受けます。こうやって影響を受けながら私たちは少しずつ変わっていきます。

しかし、毎回同じ話をする人もいます。テーマが変わろうが、他の人がどんな話をしていようが、お構いなしに同じ話を毎回繰り返す人もいます。

僕はhideさんと同じミーティングに出て、その人たちの様子を見ているわけじゃないので、「この人の理由はこうだ」と断言はできません。ただおそらくは、その人たちが同じ話を繰り返すのは、何かその人なりの事情があるということです。ひょっとしたらAAではないサポートが必要なのかもしれません。

ただ、その人たちがどんな問題を抱えているかよりも、自分の問題に目を向けることも必要でしょう。私たちは何よりも「自分の」ソブラエティのためにミーティングに行っています。だから自分の内面に目を向けるべきだと思います。

毎回同じ話を聞かされると、「ああ、またか」と思い、イライラしてくるかもしれません。しかし、イライラするかしないか、私たちは選ぶことができます。なぜそんな些細なことでイライラしなければならないのか、自分の内面を探ることもできます。また、(話は毎回同じでも)ミーティングに真面目に出席してくる相手の行動を評価することもできるのに、なぜ自分はそうしないのか。

毎回同じ話を聞かされれば、相手の話に集中するのは難しいでしょうが、そのぶん自分の内面を探る時間にしたらどうでしょうか。

あと、仕事や仕事上の人間関係に絡めて12ステップの話をするのは構いませんよね。でも、いつも仕事のグチしか言わない人もいます。仕事のグチばっかりミーティングでしゃべっている人は、たぶんグチをこぼせる場所がAAミーティング以外にない人たちでしょうね。

そういうときも、自分を振り返ってみるといいですよ。もし自分にはグチをこぼせる相手がいるんだったら、その相手の存在に感謝するチャンスです。
No.6730  Re: 同じ話 by hide  2013-01-17 16:08
 返信に感謝いたします。
やはり、どこにでも存在するんですね。先日、仕事後にがんばって遠方のミーティングに参加したところ、同じ話と、仕事の話の連発で、イライラが頂点に達して退出してしまいました。初めてのことです。
心の家路の中に、同じ話を繰り返す人について触れられていたような気がしましたが、見つからずに投稿しました。
 退出してしまった過去はもう考えずに、また色々なミーティング会場に参加するつもりです。ご丁寧な示唆ありがとうございました。
 また、他の方でもこの件についての体験、経験、アドバイスがあればお願いしいたします。
No.6732  Re: Re: 同じ話 by ひいらぎ  2013-01-18 13:55
> 心の家路の中に、同じ話を繰り返す人について触れられていたような気がしましたが、見つからずに投稿しました。

どこかで書いたと思いますが思い出せません。

広汎性発達障害(アスペルガーとか自閉症とか)には、常同性とか「こだわり」と言って、「いつも同じであること」へのこだわりがあります。

その「同じである事へのこだわり」がミーティングでの話の中身に発揮されると、毎回同じ話になるわけです。僕らにとって見れば、毎回同じ話は退屈に感じますが、このタイプの人にとっては同じ話のほうが安心できるのでしょう。

ただ広汎性発達障害の人が、必ず同じ話をするわけじゃありません(そうでない人のほうが多いと思います)。また、同じ話をするのには発達障害以外の原因もあるかもしれません。だから、「いつも同じ話」という情報だけで発達障害だと言えるわけでもありません。

なので、前の投稿では「何かその人なりの事情がある」と書くにとどめました。
No.6733  Re: 同じ話 by 元ヒデいま、けいじ  2013-01-18 21:22
hideさん、はじめまして!
元ヒデといいます。いまはけいじでネットに入っています。
同じ名前だし、同じような投稿内容でしたので、思わず、自分が書き込んだのかと勘違いしてしまうほどでした。
さて

>また、他の方でもこの件についての体験、経験、アドバイスがあればお願いしいたします。

こう、書かれてありましたので、投稿させていただきました。
わたしが以前、ここに投稿したのは以下の内容です。

1:ホームグループのAAミーティングで、わたしのスリップしたことを毎回、言われて困っていること。
2:そのホームグループを出たいと考えているが、ご意見を聞かせてください。

だったと思います。
わたしは傷つけられた立場なのに、わたしの方にも問題があると指摘されました。
わたしは怒りが湧きました。
そこで、わたしは別なBBSを立ち上げ、管理人さんの悪口をいいたい放題に書きました。
そしたら、だれかさんから、曝されました。
神様が曝せと命令されたのだと思います。

ま、それは別にしましても、それから管理人さんとメールのやりとりが始まりました。
でなにをいいたいのかといいますと、わたしの経験からは、生意気ですが、

hideさんは
@:同じ話の繰り返しに我慢できない
A:仕事ばかりの話に我慢できない

ですね。
AAミーティングはどこでも同じでしょうが、基本的には、
「ミーティングはいいっぱなし、聞きっぱなし」が原則です。
そして、他人の話に耳を大きくして、聞く耳を持つことが大切ですね。
わたしも、いまでも人の話を聞くことが退屈でたまりませんし、早く終わってくれないかなあと毎回思います。
自分が話すときは得意げになって話し出したら止まらないくらい話しますね。
いわゆるわかちあいが出来ていなかったのです。

でも、管理人さんから12ステップをきちんとやる必要性を教えていただき、いま一生懸命取り組んでいます。
ようやくステップ5まで来ましたが、なかなか、進みません。
まだ、ステップは完成していませんが、わたしたちは霊的な路線の沿って成長したいとあります。
自己中心的であった自分が、「自分を超えた偉大な力」が中心になって、「待つこと」「聞くこと」「許すこと」が
できるようになった自分がここにいます。

AAミーティングに通うだけでも、お酒は止まりますが、ステップを踏まないと、ただお酒をやめているだけのアルコホーリクです。
わたしがいいたいのは、ミーティングにいって同じ話ばかりする人間、仕事の話ばかりする人間も同じアルコホーリクの仲間です。
そんな人の話がきちんと聞く耳をもてる人間になれるのです。
12ステップは凱旋門です。ステップ1は基礎です、これは100%受け入れなくてはなりません。
ステップ3は上部のかなめ石です。この石がないと左右の門をつなぐことができません。
わたしたちは凱旋門をくぐって自由の身になれると、ビッグブックに書いてあります。
ハンドブックだけのテーマミーティングでは、なかなかお酒をやめつづけることができません。
ビッグブックをきちんと読み、12ステップを確実に踏んでこそ、健康な心に戻してくれると書かれています。
中途半端ではどこにもいきつけなかったと書いてありますよね。
折角、この掲示板にたどり着かれたのだし、ステップをきちんと行えるようになると、hideさんの悩みは消えうせます。
いま、12ステップをきちんと終えることが、これはわたしの経験と力と希望となっています。

見当はずれの回答でしたらお許しください。
No.6734  精霊のsaraより by sara  2013-01-20 22:14
ヒデさん、おひさぁ〜!saraだよん。
今は、けいじさんと呼んだらいいんだね。
ステップのことを全く知らないsaraです。

それにしても、いい歳して《未だに被害者》なんだね。
ガッカリ( i _ i )情けないよう。
しっかりしてよ!もう!
No.6735  12ステップは人間を変える by けいじ  2013-01-21 06:52
saraさん、お元気そうでなによりです。
書き込みをしないとまた晒されるかと思いました(笑)
元ヒデは怒りと一緒に手放しました。
あの頃の自分は飲んでいないアルコホーリクそのものでした。
ビッグブックの医師の意見の36Pに書いてあります。
3行目です。

「飲んでいないときのアルコホーリクは、落ち着きがなく、イライラが強く、
不機嫌であって、飲んでいっぺんにふっと楽になる感覚を再び体験せずにはいられない」
これが精神的強迫観念なのです。
アルコホーリクにとって変えられないものは、肉体的アレルギー=渇望現象がおきる=連続飲酒状態がおきる、
変えられるものは精神的強迫観念のほうです。
ふっと楽になる方で一杯の酒に手を出すと脳の渇望現象がおき、おきまりの連続飲酒が始まる。
この負の連鎖を認めることが「無力」なのです。
そこの簡単な霊的道具一式さへを手に入れればいいのです、それが12ステップなのです。
そこに簡単な道具があるのに、みんな使わない、それは神とか偉大な力という日本人にとってなれない言葉が並ぶからです。
自分なりに理解した神=自分の良心 なのです。だから祈りは自分の良心に祈るのです。自分の良心は自分の心の真底にあるのです。
いま、われわれはステップ3のところに立っている、さあ、どちらを選ぶ?
飲んで死ぬか簡単な霊的な道具を手に入れるか?

と、まあ、こういうことが言える人間になりました。
あの頃の自分と180度違っています。
ひいらぎさんやsaraさんやわたしの棚卸しをしたという男性、みなさんがわたしを目覚めさせてくれたのです。
ひいらぎさんからステップを教えていただく前は、まわりは底なし沼地しか見えなかったのですが、いまはお花畑ですよ。

まだね、成長の途中ですが、ステップをやると楽に生きられるというのは本当です。
ビッグブックのCDをウオークマンで聞きながら通勤していますよ。
なんといっても迷惑をおかけしましたが、この掲示板に書き込んだことが転機でした。
この掲示板にこなければ今頃は最飲酒で死んでいただろうと思います。ひいらぎさんには足を向けて寝られません。
No.6736  Re: 同じ話 by hide  2013-01-21 09:52
 返信に感謝いたします。
同じ話をするのは、脳、障害に関係するかもしれない。長年の飲酒でダメージもあるかのしれません。少し、心がすっきりしました。

 また、けいじさんのステップの重要性あらためて感じております。
自分は、昨年3月にAAにつながって、まだ1年たっていません。スポンサー、ステップもまだなのでっすが、会場チェアマンを1月からしています。先行く2年、3年のかたもいるのですが、、

 もう一点、グループでのアノミニティで自分のプライバシーをどこまであかすかは本人の自由とあります。仲間はさらけ出している方が多いですが、自分は隠している部分が多いです。ベールでつつんで話をしています。周囲にもれたらまずいというのもありますし、性格の部分もあります。スポンサーの方の候補がいますので、ステップ4,5でその人だけには話します。
No.6737  Re: 同じ話 by けいじ  2013-01-21 13:52
hideさん

>自分は、昨年3月にAAにつながって、まだ1年たっていません。スポンサー、ステップもまだなのでっすが、会場チェアマンを1月からしています。先行く2年、3年のかたもいるのですが、、

hideさん、1年目でチェアマンをやられているのですね。
ご立派です。グループの運営もみんなで議論できるリーダーですね。
同じ話をするなとか仕事の話はするなとかはいうことは出来ませんが
「みんながわかちあいの時間を守り、みんなの意見を耳を大きくして聞きましょう」を率先してhideさんが聞く耳を大きくもたれれば、会場の雰囲気も
変ってきます。


> もう一点、グループでのアノミニティで自分のプライバシーをどこまであかすかは本人の自由とあります。仲間はさらけ出している方が多いですが、自分は隠している部分が多いです。ベールでつつんで話をしています。周囲にもれたらまずいというのもありますし、性格の部分もあります。スポンサーの方の候補がいますので、ステップ4,5でその人だけには話します。


自分のプライバシーをどこまで明かすかは自由ですから、hideさんなりの自分の経験談をお話されたらいいと思います。
しかし、スポンサーも見つかっておたれることだし、ステップの4,5をやられる準備が整っていますので、そのときに、同じ話をする人、仕事の話をするひとを棚卸しリストに加えてみられたら如何でしょうか?
自分の例えば、恨んでいる人、またその理由、傷つけられた本能、そして自分の本質的な欠点はなにか、
表をつくったら、こんどは相手の立場にたって考えてみるのです。
他愛のないものだったりするのです。

自分の場合は突出した自尊心があり、利己的(協調性のない)で自我があふれ出ているでした。
これからは協調性を身に着けるために、地区の役員を引き受けて、それこそ協調性のある自分に生まれ変わりたいと思っております。

なまいきなことをいっておりますが、これもひいらぎさんから教えていただいたステップの一部なのです。

hideさんが立派なチェアマンになられ地域の模範となられるような方だと信じています。
アル中の集まりですから、「このやろう!」ってのは必ずいます。
すべてが自分の思い通りに生きてきたのがアル中の特徴ですから、それを変えるのは至難の技です。しかし、信じる気持ちになっているhideさんを応援したいと思っています。
「このやろう!」ってのひとを受け入れられる日が必ずやってきます。
「相手を変えようではなく自分が変ろう」がわれわれのスローガンだと思いましょう。

なまいきなことを書いていると、管理人さんからお叱りがるかも・・・
No.6738  Re: 同じ話 by hide  2013-01-21 14:25
けいじさんのことば

すんなりと自分の中に入ってきています。
心がすっきり、あたたまります。
 
掲示板もいいものですね。
よかったなと思っています。

なんか具体的なことばがうかばず
やりとり不足で申し訳ありませんが、

こころにじーんときています。

本当にいいものだなぁと
しばらく かみしめて させておいて下さい。

ありがとうございました。
No.6740  かみしめられましたか by けいじ  2013-01-23 14:04
hideさん

わたしの書き込みに感動していただき感謝です。
気恥ずかしくて、入れないでいました。
わたしはいま九州の某ミーティングにきています。
12ステップを中心としたミーティングですから、勉強になります。

hideさんもぜひ、12ステップを自分のものにして、
あとからくる仲間に手渡していってほしいと願っております。
文面からは、そういう人徳をお持ちの方とお見受けいたしました。

同じ、アルコール依存症者は世界の枠を越えて仲間なのです。
今後ともよろしくお願いいたしまして、他の方に書き込めるチャンスを与えましょう。

ここに書き込むことがふさわしくないときは、管理人さんにメールをされればお答えをいただけます。
では、努力加油!hideさん!
No.6744  Re: 同じ話 by 小丸  2013-01-25 01:02
hideさん、この掲示板で諸氏からの提案で心が落ち着かれた由、嬉しく思います。小生初めてこの掲示板に入ったら、自分の仲間と同じ名前で投稿があり、内容を読むと正しく私の知るhideさんでした。
ミーティングの途中退席された後、メールをしてみたのですが、とてもこの掲示板の諸氏からの提案のレベルではなく、ただ、同調していただけかも知れません。しかし、自分が今疑問に思っている事は、同じ話、仕事の話(愚痴話)ではなく、酒をやめる意思表示を拒否(AAメンバーになることを拒否、飲酒はする時はする)している人が、酒に纏わる武勇伝、風俗体験を2〜3人分の時間をかけて卑猥に話することが数回つづいているのです。オープン・ミーティンの会場ですので当然受け入れることなのでしょうか? どなたかご教示していただければ幸いです。
No.6745  酒に纏わる武勇伝、風俗体験の話 by けいじ  2013-01-25 07:12
小丸さん

はじめまして、けいじといいます。
同じ流れだから書かせていただきました(といって、毎回、書いてる、みなさま、ごめんなさい)

hideさんは毎回、同じ話、仕事の話をするひとに困っているというご相談でしたが、
実際は違うのでしょうか、あるいは、それ以外に、AAメンバーになる意思もなく、酒に纏わる武勇伝、風俗体験を話される方がおられるのでしょうか?

まず、伝統3.にAAのメンバーになるために必要なことはただ一つ、飲酒をやめたいという願いだけである。とあります。

わたしの個人的意見としては
1:AAメンバーになるつもりがないなら来ていただく理由はありません。
2:オープン・Mだからといっても、クローズと違うのは、AAメンバー本人以外の家族の方や保険所、医療従事者、たちがオブザーバーで参加するので
あって、迷惑行為をかける方はご遠慮していただくようにしています。
3:飲んだ状態で会場にこられているのなら、なおさらです。AAメンバーであっても追い出します。
4:ミーティングはわかちあいの時間があります。会場によっても違いますが、6人くらいで、大体一人、3分〜7分くらいでしょうか
酒に纏わる武勇伝、風俗体験を2〜3人分の時間をかけて卑猥な話すること、なんてもってのほかです。
個人のお酒の体験を話しあうことを勘違いされています。

これでは、AAミーティングとはいわれませんね。
勇気を出して追い出してください。
ここのチェアマンがhideさんでしたのでしょうか?
受け入れるときは、本人が本当に「お酒をやめたい!」と思ったときです。
No.6746  Re: 同じ話 by 小丸  2013-01-25 11:07
けいじさん、ありがとうございます。前提となる事実関係を2点説明します。1点目のこの会場のチェアマンは、この1月から初めてやられる方で、hideさんではありません。2点目は同じ話+仕事の話+訳が分からん話はそれぞれ別人で3人同時に会場にいたということです。ミィーティングが気づきと分かち合いと希望を得る場であるように、自分達一人一人が何をどうしたらいいのか、アドバイスを参考に良く考えてみたいと思います。それにしても、自分が面識有る人がこの掲示板にいたなんてビックリしています。
No.6747  混乱の中でのまとめとアドバイズ by けいじ  2013-01-25 12:22
小丸さん

少々、混乱してきましたので、まとめてみますと

1:hideさんは遠くまでいったのにとありましたから、小丸さんのミーティング会場に行かれた。そこで同じ話、仕事の話をする人間に出くわして、会場を飛び出した。しかし、hideさんは、自分の会場は別にあり、そこのチェアマンに1月からなられ、同じ話、仕事の話をする人間に対しての対応を自分なりにみつけられる方向がこの掲示板で見えてきた。

2:もっともややこしいのは、小丸さんの会場であり、同じ話+仕事の話+訳が分からん話をするのが同時に3人もいるということ。
小丸さんの会場も1月からのチェアマンがおられ、訳がわからん話をする方がおられその対応策に頭を痛めておられる。

こういうことでよろしいですか?

ここは管理人さんのアドバイスをいただきましょうか?
わたしが間違った情報を与えかねませんので、経験豊富な方にまとめていただければ助かります。
No.6748  Re: 同じ話 by 小丸  2013-01-25 13:43
初めて投稿しているため、ポイントが的確に表現できていないのかもしれません。hidesさんと私小丸は同じホームグループに所属しています。そのグループは3会場(仮にA,B,C会場とします)でミーティングを開いており、A,B会場は同一市内にあり、C会場は数十km離れた市にあります。hideさんはC会場のチェアマンになり、同じ話+仕事の話の2人に苦慮していました。hideさんがA会場のミィーティングに遠征して参加した時に、前記の2人+訳の分からない人(hideさんは初見)がいて、とってもいずらくなって途中退席したということです。ちなみに私小丸は、HGの3会場とも毎回参加しています。
No.6749  Re: 同じ話 by ひいらぎ  2013-01-25 17:16
小丸さん、はじめまして。

何が正解なのかは難しい問題ですね。

オープンミーティングに出られるのは、アルコホーリクだけでなく、その家族や飲酒問題の解決に関心のある人なら誰でも参加できることになっています。僕の手元にある「AA日本広報資料」には、オープンミーティングのスピーカーは通常AAメンバーだとあります。

「飲酒問題の解決に関心ある人なら、誰でもAAのオープンミーティングに参加できる」。このことについて異論は特にないと思います。その上で、オープンミーティングで話ができる人をAAメンバーに限るのか、限らないのか、これはそれぞれのグループに任されたことだと思います(伝統4)。

(オープンミーティングで)話をするのをAAメンバーに限っているグループのほうが一般的ではないでしょうか。その他の人は、参加できるけれど、話はできずに聞くだけ、ということです。

もちろん、AAメンバー以外の人でもオープンミーティングで話ができるグループが結構あります。それはそのグループの判断なのだと思います。小丸さんのグループはこちらだということですね。

僕の今のホームグループは、できて5年目です。最初の頃は、オープンMでも話ができるのはAAメンバーに限っていました。話はできなくても、ギャンブルや摂食の人たちや、薬物の施設からいろんな人が来ていました。(現在はオープンはメンバー以外の人にも話ができるように変えましたが)。

AAの目的は「飲まないで生きていくこと」です。それができなければ「ほかのアルコホーリクも飲まない生き方を達成するように手助けすること」もできません。。目的が達成できない危険があるならば、やり方を変えることをグループで話し合ったらいかがでしょうか(伝統1)。
No.6750  Re: 同じ話 by 小丸  2013-01-25 21:57
ひいらぎさん、ありがとうございました。今日はB会場でバースデーミーティングでしたので、hideさんやソーバー数年の仲間に会えましたが、この件をテーマに話し合うのは無理です。来月以降のビジネスミーティングに提案して、話し合いたいと思います。余談ですが、私は2012年3月9日にアル中であると白旗を揚げた直後にこのサイトを見つけ、結果AAに繋がったのです。掲示板は初参加でしたが他の記事は毎日読んで利用させていただいております。有り難うございます。今後ともよろしくお願いします。
No.6752  この掲示板でAAにつながったことがすごい by けいじ  2013-01-25 23:33
小丸さん

hideさんとホームGは一緒だったのですね。
それにしても偶然でしたね。

>来月以降のビジネスミーティングに提案して、話し合いたいと思います。

これはよかったと思います。

>私は2012年3月9日にアル中であると白旗を揚げた直後にこのサイトを見つけ、結果AAに繋がったのです

これもまたすごいことです。
アルコール専門病院にいくらメッセージを運んでも、なかなかAAにはつながらないのが実態の中、
こうして、ひいらぎさんのページを見られてAAにいまはつながっておられるとのこと、大変うれしく思います。
AAにつながって間もなく1年ですね。まだまだ困難が待ち受けていますが、
12ステップをぜひ実践していただけるように祈っております。
また、お困りやご相談があれば、ここにきて一緒にわかちあいをしましょう。
それでは、hideさんによろしくお伝えください。
No.6753  Re: 同じ話 by 小丸  2013-01-26 15:44
けいじさん、温かいメッセージをありがとうございます。AAの中でいろんな気付きと出会いと分かち合いを得られています。一年前にはどうせ俺なんかいてもいなくても一緒だよと不貞腐れ飲んだくれいた自分が、希望すらもてるようになっておりびっくりしてます。無力を受け入れ、自分を超えた力を信じ、委ねることができるようになってから、日々楽に過ごせるようになりました。今、スッテプ4の棚卸表に取り組んでいます。今後ともよろしくお願いします。
No.6754  Re: 同じ話 by メンバー  2013-01-27 17:46
私が私の同じ話を繰り返してるのはどうしても手放せないこだわりがその時々に自分の内面の小さな小さな変化に気づくからです。
小丸さんはhideさんだけでなく私達のFグループのアノニミティー侵害です。
私は二度とそちらには行きません。
私は本当にお酒がやめたかったのです。
でも私の表現方法が耐え難かったようで申し訳ありませんでした。
No.6755  学校裏サイトじゃん! このスレッド! by sara  2013-01-27 21:41

サイテー、最悪のレスだ......

本人がいない場所、しかも、世界発信の場所で
よってたかって、個人攻撃。
お子ちゃま世界の学校裏サイトとおんなじ。

ステップ信者の傲慢がこの結果を導いてしまった。
傲慢が渦巻いて、GOGO言ってるよ。
これが、12ステップの教えなんだ。
だ・か・ら、AAって嫌い。

どうやって、リカバリーするんだろうね?
《生まれ変わった・けいじさん》
ステップに乗っ取った解決方法で、フォローUPされますよね?当然......

けいじ様の次なるご啓示をお待ちしております。
サイテー!!!
No.6756  Re: 同じ話 by ひいらぎ  2013-01-27 23:19
saraさん、まあ待ちなさい。

当該の人物は、ミーティングでは酒をやめる意思表示をすることを拒んでいたようですが、ここでは本当は酒をやめたい、と書かれていました。

人は、いつも本心を言うとは限りません。

もう二度と来ない、と言う人に対しても、私たちは酒をやめる意欲さえあれば、またいらっしゃいというのです。その時に、過去にどんな確執があったかは問題ではありません。

人の気持ちは、どちらか一方ではありません。酒をやめたい気持ちもあれば、やめたくない気持ちもある。来る来ないだって同じことです。

それを一方に決めつけてはいけません。そのことによって、その人の気持ちをそちらに傾けてしまうこともあるのですから。
No.6757  Re: 同じ話 by けいじ  2013-01-28 00:31
メンバーさん、こんばんは!

本当はお酒がやめたかったのに、AAメンバーになることを拒否し、わかちあいの時間をオーバーして話されていたのですね。
アノニミティの件ですが、これはAAメンバーになられて論議されるべきことで、
小丸さんはメンバーさんが拒否している段階ではアノニミティ侵害にもあたりません。
ましてどこのグループであることもメンバー名も具体的内容も話されていません。

「お酒をやめたい!」それだけでメンバーになれます。
ぜひ、ひいらぎさんの提案でビジネスミーティングで話し合うことも小丸さんは明言されましたし、
hideさんもステップを踏みながら、いろんな方を受け入れていかれると感じました。
どうかメンバーさんもこだわりをすてて、同じアルコール依存症の仲間だという共通の問題でいい方向性を見つけてほしいと思います。
話し合いができるようになるといいミーティング会場がまたひとつ増えたことになります。
No.6758  論点のすり替え by sara  2013-01-28 10:38

??ひいらぎさん、何を書いておられるのですか?
大丈夫ですか?
saraが言っているのは、ミーティングだの酒を止める云々......についてではなく、
特定の個人を掲示板という世界発信の場所で欠席裁判をしたことは
一般的社会常識では、間違った行為です。
著しく人権を侵害した、自己欺瞞に満ちた、
失礼極まりないスレッドである、
と指摘しているのです。

宗教裁判、オウム真理教のポアじゃん! このスレッド。

saraは言い続けるぞ 「それでも地球は回っている」!

けいじさんは、もはや論外。お子ちゃまと対話する時間はsaraには無い。
No.6759  <キャンセル>
No.6760  Re: 同じ話 by ひいらぎ  2013-01-28 12:45
saraさん、あのね。AAはお酒をやめるというひとつの目的のための団体で、ここの掲示板もそのAAのことを取り扱っているので、回復がテーマなんです。

だから、話が酒をやめることだとか、どうやったら他の人の手助けができるかという話になるのは当然です。

で、アノニミティについていえば、最初に登場したhideさんも、後から来られた小丸さんも、またけいじさんも、個人が特定されないように気を使って書かれているのです。

AAには「酒をやめる」というたったひとつの目的があるのですから、今回話題に上がった人が毎回同じ話をするのも、その話の内容も、また酒をやめるつもりがないというのも、その人の回復にとって良いことではないですし、また他のメンバーにも影響があって、グループが目的を果たすことの障害になっているわけです。

だから、個人の問題ではなく、その会場の問題、グループの問題を話し合っていたわけです。グループの問題ですから、必要以上にその人の細かなことを書く必要がないわけです。

で、当の本人が気を悪くされたのは、自分の話していた内容が良くないとされたからです。だれだって、自分の行為を否定されたら気を悪くするでしょう。(僕だって否定されるより受容されることを好みます)。

だから、なるべくその人の行為を否定しないに越したことはありません。私たちは人の話をただ聞くことに努め、批判や論評をしないようにしています。しかし、それが「酒をやめる」という唯一の目的に反するようであれば、そうも言っていられなくなります。

酒をやめたいとと言うことを拒否する人でも、酒をやめたい気持ちがあることを私たちは知っています。(まったくやめるつもりのない人がAAには来ないですよ)。やめる決断の前に、どうするか逡巡の時期があるものです。その時期の人を受け入れることも大事ですが、ただあまり長く逡巡の時期に留まるのは、その人の回復にとってマイナスでしかありません。

だから、ダメなものはダメなのです。

ダメだとされて腹が立った。もう二度とそんな場所には行くものかと思う。でも、いざやめたくなったときには、また行くことができる。そういう場所にしておかなければなりません。彼が去って行った後で、残された私たちが過剰に反応して騒ぎ立てたら、戻って来づらくなります。だから、自分たちの評判のことを気にして騒ぐとか、がやがやせずに、静かに待てば良い、それが最善です。

だから、saraさんのように騒がれては、ひとつの目的を果たす邪魔になる。hideさんも、小丸さんも、けいじさんも、そして僕も、今回出ていった彼の気持ちには共感できるものがたくさんあるわけです。

いちいち過剰に反応するのはやめなさい、ということです。ここは彼らのグループとは直接関係ないかも知れませんが、今回の件で関係ができてしまいました。だから、静かに待つのが良いのです。saraさんも他の人が回復のプロセスを歩んでいく邪魔をしないで、静かにしていていただきたい、ということです。これは管理人としての立場からお話させていただいています。
No.6761  やっぱり変だ。 by sara  2013-01-28 14:24
No,6734の投稿をどう受け取るかの違いですよ。

ひいらぎさんやhideさん、小丸さんは、正しく〈回復の道〉を歩んでいて、
その〈回復の道〉は揺るぎない完全に正しいものだという前提がある。
その前提を通して、No,6734を読むと
自分の話していた内容が良くないとされた、から気分を害した、
との解釈になる。
それで、「酒をやめる」目的のためには、欠席裁判だろうとなんだろうと
ノープロブレム。
「回復のプロセス」の邪魔になるから騒ぐな、と
ひいらぎさんは、管理人の指揮権を発動して、
欠席裁判だ!卑怯だ!と異を唱えるsaraに警告した。

それは違う。
このスレッドは、欠席裁判だ。相手に対して失礼極まりない。
ダメなものはダメですよ。
ひいらぎさんは、このスレッドでの管理ミスを棚上げしている。
ステップや回復の道やAAなどを言い訳にした
粛清だ!

まぁ、これが宗教、カルトなんだろうなぁ~。
オウム真理教だって今でも信者がいて、教団は続いているもの。

「それでも地球は回っている」!

ひいらぎさん、ご都合が悪ければ、いつでもsaraをアク禁の刑に処してよね。
No.6762  Re: 同じ話 by ひいらぎ  2013-01-28 17:10
困った人だなぁ。別にここのスレッドで相談されていた人たちだって、その人を排除しようとしていたわけじゃないでしょ。どう対処したら良いか悩んでいたわけですよ。
どちらが正しいというわけじゃないかもしれませんが、僕としては、掲示板で騒ぎを起こす人よりも、まだ酒をやめると言う気になれない人を前にして、どう接したら良いか悩んでいる人や、その人の話をどう受け取ったら良いのか頭を悩ませている人のほうが望ましいと思うわけです。またその人がはやく第一歩を踏み出すことを願っています。
saraさんにはしばらく投稿をご遠慮いただくことにするほかありません。いきなりアクセス禁止にすることはありませんが、ご自分で自制して下さるようお願いします。
No.6763  了解です。 by sara  2013-01-28 18:49

オウム信者に
麻原彰晃は
松本智津夫という一人の人間で、
複数の殺人事件を示唆した犯人だ、と理解させるのが無理なのと同じだね。

了解です。出直すヨ。

See you again. ( ̄^ ̄)ゞ
No.6764  Re: 同じ話 by 舞  2013-01-28 18:49
お久しぶりです、舞です。ちょっと長いスレなので全部はきちんと読んでいないのですが、、、書かせてください。

長く続いているグループには必ず困った人が登場して、ビジネスミーテイングだの、又はグループの外でだの、、どうしたらよいのだろうかという話になります。AAが始まった頃からず〜と、どこででもおこってきた話です。

グループにつながったばかりの頃「変えられない物」は酒に反応してしまう自分の体質でした。人生その事だけで回っていた訳で、、それすらも解決に七転八倒だった。そんな依存症者達が「グループとしてどう対処したら良いのだろうか。」と人と伝統を考える時期に来ているという事のように見えます。

「変えられないもの」が「お酒」ではなく、「どうしようもない仲間」に変わったのです。ステップ1、私達は彼らに無力である、、変えられるのは自分のあり方、考え方である。どうやったら自分の回復を助けてくれたグループを健全に保つ事が出来るのか、、、それを人と話し合うレベルに来ている。伝統1を深めるチャンスだという事です。

「どうしようもない仲間」に無力である事を認めた時に始めて、もう1歩深く自分はどのように考えどのこうに対処しようかと考え始める事が出来るわけです。部屋を出て行く事も結構ではないですか、、、、無力の物に対して自分の心の平安を守る事の方が最優先です。”第一の事を第一に” 今日の所は部屋を出る事が自分のベスト、、、でも、グループにつながっている限り明日の自分はそのままではない。

今まで社会の家族のお荷物であった依存症者が、グループに対して何が出来るのだろうかと考える所まで回復してくる、、伝統をみんなで考えるチャンスが来ているという事だと思います。そうして回復はどんどんと周りの人と関わりながら進んで行くのだと思います。トラブルは成長のチャンスです。

ビジネスミーテイングで話し合い、それぞれのグループでその時々に答えを出して行く。やめてもらうしかない人もいれば、ごたごたがあっても結果的に2−3年後にすばらしいメンバーに変わる人もいる。でも「どうしようもない仲間」がやめようが、後にすばらしいメンバーになろうが、そんな事は自分には関係ない。こういう時に自分が何を考え何に気がつき何を学んだか、、人と何を話し合い自分の態度をどう改めたか、それが自分の力になって行くのだと思います。

斜め読みで投稿しているので的外れでしたらすみません。又ゆっくり時間がある時に読み直します。
No.6765  良心を信じたい by AAメンバー  2013-01-28 21:39
saraさん

あなたが怒り心頭なことがなんだかさっぱりわかりませんが
オウムの話を持ち出すのは、限度を越えて、いきすぎです。
せめてもの良心があるのなら、オウム発言関連の記事はご自身で削除してくださるようお願いします。
あなたの言葉はあなた自身の姿となって鏡に写っているのです。
あなたの良心を信じたいのです。


大切なのはどれだけ相手を愛するかではなく、
相手にとって自分は何かを知ることだ ・・・ 映画「偶然の旅行者」

No.5932  霊的目覚めについて語る by ヘビスモ  2011-02-11 05:23
>ジョー・マキューの本に、「人は霊的目覚めを体験すると、それを他の人に伝えたくなる」とあります。スポンサーシップを熱心にやっている人を見ると、やはり「霊的目覚めの喜びを伝えたい」という姿勢がうかがわれます。

霊的目覚めを体験すると、
それを他の人に伝えたくなる気持ちは理解できますが、
その経験を他の人に伝えるべきだとおっしゃっているのかどうかが気にかかるところです。

神秘体験を言葉にすると、
言葉で説明できないものを無理に言葉で説明することになるので正しく伝わらない
さらに、
霊的な体験を言葉にすると霊的な成長にとって有害であり、
40歳を超えてからやっと霊的な話しをすることが許される
と主張する人がいます。
(なぜ40歳まで沈黙を守らなければならないのかは書かれていませんでした)

その点について、
AAではどのような理解をされいらっしゃるのでしょうか。
霊的な体験について話しをすればするほどよいのでしょうか。

個人的には霊的な問題について
他の人と話をすればするほど反感を持たれることがほとんどです。
そして、霊的な体験は個人によって異なっても
霊的な世界は普遍的であって、
共通理解がないのはそのどちらかが体験
あるいは真の理解に達していないからだと思っています。

霊的な世界、体験、とはこの世のことではなく、
だから聖書にも
「その名をみだりに口にしてはならない」とあるのだと拡大解釈しています。
つまり、
「その名」というのは
霊的な世界、体験の象徴でもあると思うのです。
「十戒」では、
殺人や盗みやその他の戒めよりも上位にあるのが興味深いところです。
No.5936  Re: 霊的目覚めについて語る by ひいらぎ  2011-02-11 23:53
一番最初に書かれたAAの12のステップのステップ12の冒頭は

Having had a spiritual awakening as the result of these steps
(これらのステップを経た結果、私たちは霊的な体験をし)

となっていました。ここでの霊的体験(spiritual experience)は、ビル・Wが白い光に包まれたような突然の体験を想定したようです。

しかし、AAが次第に広がっていくと、こうした劇的な宗教体験のようなものを得る人はまれであることが分かってきました。多くの人は、ゆっくりと時間をかけた変化を体験します。宗教体験を研究した心理学者ウィリアム・ジェイムスは、このゆっくりとした変化を「いろいろな教育的なかたち」と表現したとあります。

そして、ステップ12の霊的体験(spiritual experience)は、霊的な目覚め(spiritual awakening)へと変更され、現在の形になりました。(これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め〜)。

ですので、宗教体験のようなものを語るAAメンバーは(皆無ではありませんが)少数であると思います。僕はそうした劇的体験を得たメンバーのスピーチを聴いたことがありますが、それが特別な関心を呼んでいたようには思いませんでした。

霊的に目覚めることによって、アルコールの問題が解決されます。ジョーの言葉を「問題が解決した喜び」「問題解決の手段」という風に読み替えてみれば、理解しやすくなると思います。
No.5937  Re: 霊的目覚めについて語る by 舞  2011-02-12 19:14
こんばんわ、

明日親戚が来るので苦手なおもてなしの用意をしていたら12時をとっくに過ぎてしまいました。もう寝なくてはいけないのに,こういう時に限ってひいらぎさんの掲示版を開けたくなる病が出てしまう〜。つまり気持ちが落ち着かないのです。おもてなし苦手、,。

というわけでこの版を読んだだけの意見なのですが書かせてください。

>人は霊的目覚めを体験すると、それを他の人に伝えたくなる」とあります。

ここで言う<それ>とは何をさしているのか?私の理解はプログラムです。個人的な霊的目覚めがどんなものであったかではありません。

>これらのステップを経た結果、私たちは霊的な体験をし

私達は霊的な体験をし−−−とありますがそれはこれらのステップ(1から11までのすべてをさします)を経た結果ーーなのです。

霊的な体験そのものはおまけのような物で、プログラムの踏み方と自分のプログラムの経験を伝えるのです。その結果伝えられた人が本当にステップを踏んで行けば、その人の霊的めざめは伝えられた人がそれぞれの方法で確実に経験するでしょう。

横レスになってしまいますが、自分の霊的体験がどうだったかを伝えるようにとは12ステップには書かれていないと思います。わたしはその必要もないと理解しています。

No.5938  Re: 霊的目覚めについて語る by ヘビスモ  2011-02-12 22:47
舞さんのレスを読ませていただき、
ボクはAAについて何も知らないことに気づきました。

【AAとは】
アメリカ人のアル中、ビルさんとボブさんが発端となり、
世界中に広まっていった自助グループ。
ミーティング(会合)は定期的(どれぐらいの頻度なんだろう)に行われ、
無名性が特徴で、氏名や住所などはグループ内でもあかす必要はない。
バースデイというものがあり、これは禁酒を開始した日?
バースデイにはメダルを手渡され、酒をやめ続けていることをみんなで祝福する。
日本ではひいらぎさんが中心的役割を担っている。
会員数2500〜5000(wikipediaから)だが名簿がないので正確な実数は不明。
分かるのはこれぐらい。

AAには12のステップがあることは知っていますが、
「ステップを行う」その内容は全く不明。

12の祈りを1から順番に読み合わせるのがステップなのか。
12の祈りを自分の体験に照らし合わせていくのがステップなのか。
それとも12の祈りとステップは別ものなのか。
ステップのやり方は口頭で伝えるだけでペーパーベースでは存在しないのか。
(wikipediaで調べても釈然としない)

スポンサーとスポンシーの役割が分担されていて、
スポンサーはアドバイザーとかカウンセラーの役割を担う
多分1対1の関係。
(一人が複数のスポンサーを務めることもあるのか?)
これはこれでよろしいですか?
No.5939  Re: 霊的目覚めについて語る by ケイ(品川)@禁煙中  2011-02-12 23:55
私もAAについては良く知らない。
知っていることも少ししかありません。
日本に70年ほど前に輸入された。
5年後にには、国産化されて東京断酒新生会になってしまう。
その後、再び輸入されて、現在のAAになる。
東京の蒲田グループなどが最古参になるらしい。
日本でのナショナルセンターが豊島区にある。
ひいらぎさんは、中心からは少し離れているみたいな気がする。
スポンサーシップについて、新しいメンバーを古いメンバーが世話してくれる制度だと思っている人が多いようだが、多分違うだろうと思う。
12ステップのはじめの方に「自分なりに理解した神」がでてくるので、ここから先は、私とは無関係になってしまう。
ミーティングに行くと棚卸として、断酒とは関係ない話を延々と聞かされることがある。
No.5940  Re: 霊的目覚めについて語る by 時次郎  2011-02-13 08:37
舞さんの整理がとても的確でわかりやすい。
ステップ12「このメッセージを…」とは
The messageではなく"This" message。
「こうやって霊的目覚めをしました」と
言ってまわるのではなく、ステップ1から
11までの経験で得た喜びを他のアルコホーリクに
伝えること。
「霊的目覚め」とは、妖しげな神秘的体験を
することではなく、フツーのことをフツーに
喜べるようになること。ひとりで何でも
やろうとしなくなること。自然の摂理。

>ヘビスモさん

ひいらぎさんが中心的役割を担って
いるわけではありません。中心的役割を
担うのは、あくまで「グループの良心」です。
(すいません。僕の文章力では短い言葉で
説明することができません。)
興味を持たれたら、ぜひお近くのミーティングに
行ってみて下さい。
No.5941  Re: 霊的目覚めについて語る by ひいらぎ  2011-02-13 08:57
舞さん、フォローアップありがとうございます。

いま出先にいてジョーの本にアクセスできませんので、自宅に戻ったら具体的にどんな言葉だったか確かめてみようと思います(ここにそう書いておけば忘れないでしょう)。


ヘビスモさん

> どれぐらいの頻度なんだろう

多くのグループは週1〜2回のミーティングをやっていると思います。もちろんもっと多いところも少ないところもあります。

> バースデイというものがあり、これは禁酒を開始した日?

バースディをいつにすべきかというAAの公式の見解は(たぶん)ないので、それぞれの解釈で決めています。僕は断酒の日(精神病院の入院日)ではなく、退院した後にAAの会場に行った日にしています。

少なくともその日以降酒を飲んでいなければ、いつに決めても文句は言われないでしょう。最後に酒を飲んだ日から何年も後の日付に設定している人もいます。

> 日本ではひいらぎさんが中心的役割を担っている。

またまた、しれっとジョークを入れるんですから。
僕は何千人といるAAメンバーの1人に過ぎません。特に中心的な役割は負っていません。

> 12の祈りとステップは別ものなのか。

12のステップを祈りとして表現したものもありますが、ステップそのものは祈りとは違う具体的な行動です(祈りを行うステップもある)。

ビルとボブが出会い、その経験を他の人に伝えていくうちに、次第にメンバーが増えていきます。その人数が40人ぐらいになったときに、自分たちのやり方を本に書いて広めようというアイデアが出されます。そうして書かれたのが『アルコホーリクス・アノニマス』という本で、ビッグブックという通称が与えられています。

ビッグブックには、ステップのひとつひとつで何をすればいいのか、かなり具体的に書かれています。

だから、そこに書かれたとおりに行えば良いのですが、実際にやってみるとなかなか1人で進められるものでもありません。そこで、すでに12ステップを経験して成果を得た人が、新しい人のガイド役を務めるのが「スポンサー」です。

ただ、AAはステップ解釈の権威を作ることをせず、スポンサー認定制度も作っていません。ステップをどう解釈するかは一人一人に大きな自由度が与えられていますので、AAが広がった結果多様な解釈が生まれています。

2007年の調査によれば、スポンサーを持っているメンバーは5割。一方、スポンサーをしているメンバーは2割です。単純計算で、一人のスポンサーが2.5人のスポンシーを抱えていることになります。


ケイ品川さん

AAミーティングではこういう話をすべきだ、という目的意識がその人の中に生まれるまでは、本当にいろんなことが話されます。中には「何を話しているんだお前は」と感じられる話もありますが、おおむね自分の話をしている限りは何を話しても許される雰囲気がAAにはあります。

ただ、特に政治と宗教に関する話はするなとは言われます(「12の伝統」にもあります)。自分の信じている宗教を持ち出してステップの話をするのは好まれません。
No.5942  Re: 霊的目覚めについて語る by 舞  2011-02-13 17:53
ひいらぎさん、
いつも突然来て、前後をじっくりと読んでいないまま投稿する事が多いのですが、、、、話がそれていなかったようで良かったです。

>無名性が特徴で、氏名や住所などはグループ内でもあかす必要はない。

これはちょっと気になるのでレスします。アノニミテイが大切な事は確かにそそうですが,アノニミテイとはスレッドを分けないと話せないもっと深い意味があります。

でも簡単に言うと、アノニミテイとは「自分が世界の中心人物ではないんだよ、みんなの中の1人としての謙虚さと、肩書なしでも自分の言動に責任をもちなさい。」というような意味です。

氏名住所を明かさないのははまだAAに来て日が浅いメンバーを守る為の物です。それよりも自分がAAにどれだけ大きな貢献をしたかとか、自分は長年AAにいるのだという事で今日来たばかりの人より偉いというような錯覚の姿勢からの分かち合い、そう言う事がアノニミテイの本質からそれる事だと思います。

住所氏名に関しては回復をして来たら、友達が増えて来るので名前も家族構成もお互いに色々な事を知っています。一緒に旅行へいったり、家の行き来もします。依存症の為に孤立して生活していたのが,だんだん社会の中に戻れるようになる事が回復だと思います。もちろんいつまでも仕事が得られない人もいますが、その人にとったら生きているだけでも回復かもしれないです。死なないで生きているだけでも喜びを持てるというのも理解できます。アノニミテイがあるお陰で、そう言う人の分かち合いの中からも学べる物がある事に気がつく事ができます。

霊的目覚めが深まったら、自然とアノニミテイ、つまり謙虚な姿勢も深くなって来る、そしたら生きる事が楽になってくる、それがプログラムの効果かな?
No.5943  Re: 霊的目覚めについて語る by 英蔵  2011-02-14 07:37
皆さんお久しぶりです。

>40歳を超えてからやっと霊的な話しをすることが許されると主張する人がいます。
40歳を超えてからと決め付けるのは如何かと思いますが、アル中さんの多くは勉強は出来ても恋愛は丸で駄目、専門的仕事は出来ても営業は丸で駄目、遊びは良く知っていても日常生活は丸で駄目など偏った人が多いと思います、自分もそうですから・・・バランス良く全体を俯瞰して話すには沢山の時間(加齢)と経験(自他に関わらず)が必要なのではないでしょうか。

>スポンサーとスポンシーの役割が分担されていて、スポンサーはアドバイザーとかカウンセラーの役割を担う多分1対1の関係。
>スポンサーシップについて、新しいメンバーを古いメンバーが世話してくれる制度だと思っている人が多いようだが、多分違うだろうと思う。
スポンサーは自分の直線的思考を円環的思考に変えてもらう事を手助けしてくれる人ではないでしょうか、「言いぱなしの聴きっぱなしのミーティングとスポンサーシップが伴わないと回復はない」とおそわりました。
ABC三人の人がいて、AさんはBさんのスポンサー、BさんはCさんのスポンサー、何を思ったのがAさんがCさんにスポンサーシップを申し込みました、Cさんは断る理由がないのでスポンサーを引き受けた・・・AさんはCさんのグランドスポンサーであってスポンシーでもあるのです、誰が一番偉い訳でもなくそこにはお互いの持っていない知識の教え合いがあると思います、本当はスポンサーはスポンシーにこそ助けられている(育てなおし)事が判るのではないでしょうか、やがて自分を愛するように他人を愛することを理解し心に刻むとそれが霊的体験かも知れません。

>日本に70年ほど前に輸入された。
輸入されたのは良いけど文化の違いが・・・開拓して村を作るときアメリカ人は最初に教会を作った、日本人は垣根を作った(苦笑)、伝統が違う・・・断酒会では指針と規範の規範だが知っている(伝える)人は少ない。

>ひいらぎさんは、中心からは少し離れているみたいな気がする。
一歩先を歩いている知的な方だと思っています、でも異端児扱いされるかも?キリストやガリレオみたいに。

>AAミーティングではこういう話をすべきだ
過去どうであって(苦しかった時、そのときどんな気持ち)、今どうなっているか(良し悪し関わらず)、これからどうしたいか(出来ない事を出来る様になりたいと祈れ!祈りは必ず叶うと教わりました)、これを意識して正直に話すことが自分と仲間の為になることだと思っています。

>アノニミテイとは「自分が世界の中心人物ではないんだよ、みんなの中の1人としての謙虚さと、肩書なしでも自分の言動に責任をもちなさい。」
ひいらぎさんが以前ミーティング中に名前を呼び捨てにされることが「一人のアル中に戻れてうれしい」と書かれていました・・・大切な事だと思います。

失礼しました。

No.5944  Re: 霊的目覚めについて語る by ヘビスモ  2011-02-15 05:08
みなさん色々とありがとうございます。

最後に、
「ステップを行う」
そのステップの内容を教えて下さい。
(12段階あるのか…)

>ステップそのものは祈りとは違う具体的な行動です。
具体的な行動とはいったい何なんでしょう。
No.5945  Re: 霊的目覚めについて語る by ひいらぎ  2011-02-15 19:07
> そのステップの内容を教えて下さい。

掲示板という限られた伝達方法の中で、できるだけ書いてみましょう。

ステップ1では自分が問題を抱えていることを知ります。
その問題とは「アルコールに対して無力である」ということです。

酒を飲んだときに体内で起こる「渇望現象」が、飲む量・場所・時間などのコントロールを失わせ、酒によるトラブルを起こします。酒さえ飲まなければこの渇望につかまることはありません。そのためには「最初の一杯」を避けることです。

しかし、アルコホーリクはなぜかその「最初の一杯」を飲んでしまいます。それを飲むとき、頭の中ではぼんやりとでも「飲んでも大丈夫」という誤った判断が行われます。その誤った判断を「最初の一杯にまつわる狂気」と呼びます。そして、その狂気を意志の力で遠ざけることはできません。

自分が「渇望現象」と「最初の一杯にまつわる狂気」を備えているかどうか。それを知るには、自分の過去の飲酒パターンを知り、それをミーティングで聞く他のメンバーの話と重ね合わせることが役に立ちます。

ステップを行うには動機が必要です。ステップ1はその動機を与えてくれます。もし自分には渇望現象が起こらないとか、最初の一杯を意志の力で遠ざけることができると考えるのなら、その人は「アルコールに対する無力」を認めてはいないわけです。

動機を持たずにステップを先に進めても、途中で止まってしまいます。

自分には再飲酒を防ぐ「力がない」(きっとまた飲んでしまう、そして酷いことになる)、そう判断できたらステップ2へ進みます。

ステップ2では、その問題には解決があることを知ります。
無力、つまり力がないことが問題ならば、「力」が解決です。その「力」が狂気を解決してくれる、ということを知ります。その力は、少なくとも自分より大きな力でなくてはなりません。ハイヤー・パワーです。その力は、自分の一番深いところに見つかる、とあります。

その力が自分の奥深いところにあるのなら、なぜ自分はその力を見つけて使うことができないのか?

ビッグブックや12&12を注意深く読むと、自分とその力との間に「性格上の欠点」と呼ばれる障害物が立ちはだかっているのが原因だとわかります。

ステップ1と2は「知る」ステップでしたが、3から先は「する」ステップです。

ステップ3では「判断」をします。自分と力との関係を邪魔している障害物(性格上の欠点)を取り除くかどうか、自分をその力に託すかどうかという判断です。取り除こうと決心がついたら次へ進みます。

では「性格上の欠点」の実体はなにか? 12&12では人の欲望(本能)を、社会的なもの・自己保存・性の三つに分類しています。社会的な本能とは、人と仲良くしたい、認められたい、上に立ちたいなどなどです。自己保存とは、金銭や財産、自分の身の安全、他者に依存することなどなど。性的な欲望については解説不要でしょう。

こうした欲望は人が生きていく上で必要なものですが、それが行きすぎると他者との衝突を生みます。その衝突によって自分の欲望の実現が妨げられた(「傷つけられた」と表現します)とき、人は他者を恨んだり、恐れたり、害を与えたりします。

ステップ4では、まず自分が恨んでいる人のリストを作ります。強い恨みだけではなく、「ちょっとイライラする」ぐらいの軽微なものも含めます。そして、その人が何をしたから、自分はイライラしたのか。
その人のした行為、その行為が自分のどの欲望の実現をどんなふうに邪魔したのか。自分のその欲は行きすぎた欲望ではなかったか。相手への尊重を欠いていなかったか・・・。自分がした行為がそもそもの原因だとすれば、かわりにどうすればよかったのか?
そうしたことを、表の形式にして書いていきます。同じように「恐れ」や「傷つけた相手」の表も作ります。

ステップ5では、他の誰か(おそらくはスポンサー)と一緒に、その表を検討します。自己査定は甘くなりがちなので、他者による視点は必ず要ります。これによって「性格上の欠点」が明らかになります。

ステップ6・7では、その欠点を取り除く努力を始めます。たいていの人はここまで来れば「力」が神と呼ばれる存在であることに気がつき、それがどこにあるかは気にしなくなっています。欠点を取り除く努力は自分がするものの、いつどのように取り除くかは神さままかせです。

ステップ8・9では、「傷つけた相手」の表を完成させ、その一人一人に会い、謝罪をします。なかなか会えない相手もあるし、借りた金をすべて返すには時間も必要です。たいていの人はステップ9の残件を一生抱えることになります。

ここまでのステップのどこかで、人は「何かの存在を感じる」経験をします。その経験は人ぞれぞれですが、多少なりとも障害物が取り除かれ「力」とのインターフェースが回復した現れでしょう。

部屋の大掃除が終わったとしても、暮らしていれば部屋は少しずつ汚れてきます。心の中も同じです。ステップ9までで障害物が取り除かれても、そのままではいずれゴミ屋敷に逆戻りしてしまいます。毎日の掃除をするのがステップ10です。

ステップ11では、祈りと黙想という手段によって「神の意志」を知ります。表層的な欲望にとらわれず、自分の奥深いところにある善性が真に望んだ生き方を実現するには、目の前の現実的な事柄をどう処理すべきか知らねばなりません。

ステップ3以降の行動は、自分の中にある障害物を取り除くことによって、「力」と通じ合えるようになり、その「力」が最初の一杯にまつわる「狂気」を遠ざけ、再飲酒が防がれる、という目標を達成するためのものです。霊的目覚めを経験することが「酒が止められた(sober up)」状態というわけです。

dry up →ステップをやる →霊的目覚めを体験する →sober up です。つまるところ、ステップは徹頭徹尾「酒を止めるため」のものです。

ステップ12では、これらの経験を酒を止める以外の人生全般にあてはめ、新しくやってきた人に対してそれを伝える(例えば、ミーティングでその経験を話す、スポンサーを務める)ことをしていきます。

これは、ジョー&チャーリーのビッグブック・スタディやジョー・マキューの考え方をベースにした、僕なりのステップの理解であり、僕が経験してきたことです。別の人には別の理解、別の経験があるでしょう。

ステップ10〜12というのは繰り返し行うものです。習熟の大切さというものも感じています。
No.5946  Re: 霊的目覚めについて語る by ヘビスモ  2011-02-15 23:28
ステップ8・9のどちらで謝罪するのか分かりませんが、
これが最も困難であろうとは容易に想像がつきます。

E.ケイシーだったか
「仲違いしている人がいたらあわてて仲直りしに行きなさい。そうしないととんでもないことになります」
とあり、
このとんでもないこととはきっと来世のことを指すのでしょうが、
どうとんでもなくなるのか具体的な記述はなく、

酔ってからんだり、
裸で走り回ったり、
嫁さんを殴ったり蹴ったり
ベランダから立ち小便をしたり、
鎖でつながれた犬を蹴飛ばしたり
友だちの家の布団の上で嘔吐したり、
飲めない人に無理矢理酒を勧めたり、
相手が悪くもないのに怒鳴り散らしたり、
飲酒運転でモノを壊したり人をはねたり、
自分より立場の弱い相手をいたぶったり
その場にいない人の悪口を延々と言い続けたり、
飲まない相手を4次会や5次会までひっぱったり、
女性相手に卑猥な冗談を言ったり、体を触ったり、
星一徹のようにちゃぶ台のご飯をひっくり返したり、
酔った勢いで禁煙場所でプカプカタバコをふかしたり、

イヤだイヤだ。
せっかく忘れかけてた自分の失態を思い出し、
さらに迷惑をかけた相手へ謝罪に行くなんてヤダヤダ。ぜーったいにイヤだ!
No.5947  Re: 霊的目覚めについて語る by 時次郎  2011-02-16 17:44
ひいらぎさんが的確にまとめてくれた
このステップのやり方、実際にやっている仲間を
遠巻きに見ていました。
「そんなのできるわけないじゃん」と思ってました。
「オレはそんなに重症じゃないからやる必要がない」
とも。ところが、恐る恐るはじめてみると…

できるんです。そして、どんどん次へ進みたくなる。

そして「オレにこそこれが必要だった」と思える。
特にステップ9は怖いです(まだ継続中)。
時間も金もかかる。怒鳴られるかも。吊し上げられるかも。
恥ずかしい。恐ろしい。でも、やるんです。

決心したんだから。
No.5952  Re: 霊的目覚めについて語る by シナ  2011-02-20 15:36
まだまだ知らない事が沢山ここで得られることに感謝します。
みなさんありがとう!!!
とても刺激になります。
英語だと頭の中で日本語変換してみるとピンとこない部分が沢山あって、いまだに理解に苦しんでます。

特に12の伝統かなぁ〜


まだステップ4・5です・・・・・・w
時間をかけてのんびりやってます〜

ココのミーティングでは日々の問題を抱えてる人のシェアーを中心に自分が似たような体験をした時の話をみんながします。

問題=お酒で逃避してた=お酒なしで解決する為

と自分は解釈してるのでお酒以外の内容に思えても自分にとっては問題が1杯のお酒につながるのでお酒を回避する為の解決方法をシェアして貰えると感じてます。

でもミーティングでお酒の問題じゃないとかBIGBOOKに関係ない内容(トピック)でイライラしてる人がその気持ちをシェアしたり。

これといってどれが間違ってるとか誰のシェアが正しいってのも無く、お互いの意見を尊重して決して『あなたは間違ってる』などと思わせたりしないのがとても心地いい

決して敵ではないんだと感じ安心感が得られます。

ちなみにスポンサーも古い順ではなくて
*スポンサーにスポンサーが居る事
  自分のスポンサー(禁酒25年)のスポンサーは禁酒13年です
*12のすてべのステップを踏んだ事
*1年以上禁酒してる事        
 が望ましいって聞きました。

日本でのユニークな事や習慣などがあったら教えて下さい〜

あ、別にトピックを作った方が良かったのかな?
話がそれてたら削除してくださいー
No.5957  Re: 霊的目覚めについて語る by ひいらぎ  2011-02-24 15:33
シナさん、こんにちは。

スーバーボウルの試合を録画しておいたものを、夜少しずつ見ています(今第4クォーターの途中)。
スチーラーズが負け、パッカーズが勝った結果は分かっているのですが、それでも見ていて面白いです。

> 日本でのユニークな事や習慣などがあったら教えて下さい〜

僕はアメリカのミーティングに出たことがないので、日米の違いは実体験としては言えません。
でもアメリカ帰りのメンバーに言わせると「日本のミーティングは暗い」そうです。
経験と力と希望の分かち合いって言うけど、希望がないよねぇ〜と言われました。

「酒をやめて○年になるけど、まだまだこんな苦しみや、あんな悩みがあって、私ちっとも回復してません」
と言うのが「謙虚」だという誤解があるような気がします。

みんな悩みは分かち合うんだけれど、それをどうやって乗り越えたかっていう「経験」や「強さ」の
分かち合いがないから、「いつまで経っても私たち回復しないよねぇ〜」という話ばっかりになれば、
そりゃ暗くなりますよ。

だから「希望のある話をしようぜ、できるようになろうぜ」という雰囲気が少しずつ広がっていくといいなと思っています。
No.6741 by としお  2013-01-24 01:50
ジョー・マキューやヘーゼルデンの本は、AAの公式出版物でなく、その活動もAAでないので、読む必要なしと言われました。 
僕も読んだことがなく、AAの公式出版物だけ読み、スポンサーや仲間と分かち合ってます。どうなんですか?参考として教えてください。

No.6742  承認出版物と個人の解釈 by ひいらぎ  2013-01-24 09:36
としおさん

古いスレッドが上がってきたので、新スレッドを立てますね。

AAの公式出版物というのは、「評議会承認出版物(CAL)」のことを指しているのでしょう。
12のステップや12の伝統をどう解釈するかは、個人の自由であり、何が正しく何が間違っているとは言いにくいものです。しかし、一応AA全体としてのスタンダードがなくては困ります。そこで、AAのプログラムが正しく反映された本を「承認出版物」として指定しています。ビッグブックとか12&12のことです。
承認出版物は、ビル・Wが書き残したものが基本です。(ビルの死後に作られたものもあります)。

承認出版物を使って、(個人の解釈ではない)「AA全体としての解釈」を学ぶことはとても大事なことだと思います。AAはそれが基本です。

ジョーの書いた本や、ヘイゼルデンから出ている本は、それぞれ一人か二人のAAメンバーの書いた本です。つまり「個人の解釈」です。だから、ミーティングでジョーやヘイゼルデンの本ばかり使うのは良いこととは思えません。

しかし、個人の解釈にまったく耳を傾ける必要がない、というわけではありません。

なぜ私たちはAAミーティングで他の人の話に耳を傾けるのでしょうか。それは参加するメンバーそれぞれの「個人の解釈」を聞くためです。個人の解釈に耳を傾ける必要が無いというのなら、私たちはミーティングに参加する必要も無いし、AAイベントに行く必要も無く、ただビッグブックや12&12を一人で読んでいれば良いことになってしまいます(でもそうではないですよね)。

私たちは様々な「個人の解釈」に耳を傾け、できるだけ多くのことを吸収しようとしています。だから、ジョーやヘイゼルデンの本に書かれた「個人の解釈」に接することも、私たちの回復にとても役に立つと思います。

「AA全体としての解釈」を学ぶことも、「個人の解釈」にたくさん触れることも、どちらも必要なことです。

ただ、どの本を使ってスポンサーシップをやるかは、それぞれの人の問題であり、あまり口を挟むべきことではないと思います。僕は12&12も大切な本だと思っていますが、ビッグブックの12ステップに取り組む人の中には極端な人もいて、「12&12は読まなくても良い、ビッグブックさえ読んでいれば良い」という人もいます。これは、僕とその人のどちらが正しいということではなく、それぞれで良いのだと思います。

だから僕は、としおさんのスポンサーのやり方に異論を唱えることはありません。スポンサーを信頼して、その提案に従っていかれるようお勧めします。
No.6743  Re: 承認出版物と個人の解釈 by けいじ  2013-01-25 00:26
としおさん
はじめまして、けいじといいます。

>ジョー・マキューやヘーゼルデンの本は、AAの公式出版物でなく、その活動もAAでないので、読む必要なしと言われました。 
僕も読んだことがなく、AAの公式出版物だけ読み、スポンサーや仲間と分かち合ってます。どうなんですか?参考として教えてください。

管理人さんが書かれていますので、わたしの出番はありませんが
わたしの経験談としてならお話できるかと思って投稿いたしました。

わたしは、18年前に、AAにつながりましたが、ミーティングの内容は
テーマミーティングがほとんどで、ハンドブック(ビッグブックの簡易版)
を大体、第3章、5章、12ステップ、12の伝統を読んであとは「テーマ」に沿ったミーティングの分かち合いを行います。
12ステップは読むのだけど中身はまったく理解できていなかったのです。
そこでビッグブックも必要ということで、購入しましたが、斜め読みだけであまり読んでいなかったのがいままでした。
しかし、12ステップの必要性を感じ、

ジョーー・マキューの「回復のステップ」やヘイゼルデンの「プログラム フォーユー」を個人で買いました。
もちろんこれらは、AAの出版物ではありません。
しかし、ジョーはビッグブックのことをある程度、ビュジアル化し、スピリチュアルな成長プロセスを具体的に説明してくれています。
基本はすべてビッグブックです。本を読んだだけではなかなかわからない箇所を素人に説明してくれている本です。
具体的には、「自己のあやまち」の本能の部分で、共存本能、安全本能、性的本能をさらに噛み砕いて、自尊心、対人関係、物質的、感情的、野心などに分類して、恨み、恐れ、危害または傷つけた人の棚卸しをするのに非常に役立つ分類方法でわれわれに提供してくれています。

また最後のページでは棚卸しのサンプル表や、恨み、恐れ、傷つけたことをさらに細かく分類してわかりやすくしてくれています。
圧巻なのは、「自己の過ちの本質」を見つけるために自分に尋ねる質問として
「利己的」「不正直」「身勝手・恐れ」「配慮の欠如」などはどういうものなのかをわかり安く書いています。

プログラム フォーユーは、これもビッグブックを基本としているのが条件です。例をひく場合は必ず、ビッグブックのP.125 15行とか・・・
従って、AAの出版物ではありませんが、AAのビッグブックや12ステップをさらにわかりやすくした参考書としてとらえられたらいいと思います。

ビッグブックを読んだだけではなかなか理解できないところをビジュアル化してわかりやすくしたというところでしょうか?

これは別にスポンサーさんと相談する必要もなく、ご自分で判断されて、理解度を早めることは、AAの伝統に違反するものでもありません。

わたしはさらに12ステップを一緒にやっていく仲間がおり、18年間のもやもやが吹き飛んだ感覚を抱いております。

われわれの仲間にもいます「AAの出版物以外の本は、ビッグブックを利用して本を販売していくのが目的だから使わないほうがいい」
こういう方こそ、ソーバーが長く、ステップをまったく踏んでいない方に多く見られます。それこそ「古い考えにしがみついている方たち」ではないでしようか。

スポンサーもスポンシーもお互いが日々勉強だと思います。
知らないところは分かち合えるようになれるといいスポンサーシップが取れると期待しています。
12ステップはみんなとわいわいがやがややりながら、知らないところは誰かが答えてくれる、そういうミーティングであり、勉強会であれば、早く会得できる気がいたします。

ピントがずれてたらご指摘ください。
No.6751  Re: 承認出版物と個人の解釈 by としお  2013-01-25 23:07
けいじさん、イメージつかめました。僕なりに仲間と共にステップをやっていきます。ていねいな返信、本当にありがとうございました。

No.6739  アルコール依存症の記録 by taka  2013-01-23 14:00
初めまして、私は、今54歳のバツ1の男性です。大阪市内に住んでいます。
断酒歴は、もう6年になります。もう今では、飲酒欲求は、ほとんど
ありません。でも、HALTの怒りが、1番飲みたくなります。自分で感情を
コントロールしなければなりません。私もブログを書いています。
是非1度見て下さい。アドレスは、http//ameblo.jp/taka7556/です。是非
コメントを待っています。

No.6714  <キャンセル> by 管理者
No.6715  <キャンセル>
No.6716  <キャンセル>
No.6717  <キャンセル>
No.6718  <キャンセル>
No.6719  <キャンセル> by 管理者
No.6720  <キャンセル>
No.6721  <キャンセル>
No.6722  <キャンセル> by 管理者
No.6723  <キャンセル> by 管理者
No.6724  <キャンセル>
No.6725  <キャンセル>
No.6729  <キャンセル> by 管理者

No.6713  ピアサポ祭り by たまちゃん  2013-01-13 10:27
NABA&豆ネット共催フォーラム
様々な自助・ピアサポートグループが一堂に会する「ピアサポ祭り」

☆様々な仲間の体験談・パフォーマンス
☆参加グループのアピール・メッセージタイム
☆講演・シンポジウム・Q&A
☆閉会後にはアフターミーティングあり
☆豊富な資料やブースもあり

【予定ゲスト】
 上岡陽江さん(ダルク女性ハウス代表)
 信田さよ子さん(原宿カウンセリングセンター所長)

【日時】2012年2月4日(土)10:00〜17:00
【会場】玉川区民会館 ホール
【料金】前売2,000円 当日2,500円

【申し込み方法】
下記の口座に料金をお振り込みいただくか、直接NABA事務所でチケットをお買い求めください。
 郵便振替口座 00110‐7‐366019  加入者 ナバ
*郵便振替用紙の通信欄に「ピアサポ祭り」と明記の上、参加者の住所・氏名・電話番号をお書き添えください。(複数で一括して申し込む場合は全員の氏名を書いてください)
*振り込みの場合はチケットは送付いたしません。振込票の半券が入場券になりますので、当日必ずお持ち下さい。

No.6712   第1回川崎アディクションフォーラム by たまちゃん  2013-01-13 09:45
川崎アディクションフォーラム

第1回川崎アディクションフォーラム

2月11日(月・祝)
13:00〜16:30
川崎市国際交流センター
参加無料/事前申し込み不要

13時〜川崎市国際交流センターで開催されます。
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部診断治療開発研究室長、自殺予防総合対策センター副センター長の松本俊彦氏が基調講演されます。
松本俊彦先生 アディクション(依存症)って病気?
引土絵未氏、近藤京子氏のワークショップもあります。
お問い合わせは 川崎ダルク044−798−7608まで

No.6710  <キャンセル>

No.6704  初めまして。 by 小さな学者  2012-12-30 03:45
ゲシュタルトの祈りの英文と訳文の部分を引用させて頂きました。

沢山の人が知れたらいいかもしれない。と思えた詩なので、綺麗に訳されているあなた様の文を使用させて頂きました。感謝致します。

転載に問題があれば解除致します。

ありがとうございました(^-^)
No.6705  ゲシュタルトの祈り by mitsouko  2013-01-09 03:50
私は私のために生き
あなたは あなたのために生きる

私はあなたの期待に応えて行動するために
この世に在るのではない

そしてあなたも、私の期待に応えて行動するために
この世に在るのではない

もし縁あって私たちが出会えたのなら
それは素晴らしいこと

出会えなくても
それもまた素晴らしいこと


  ゲシュタルト(Gestalt): ドイツ語で「かたち」「形象」
  (こちらは、ウィキペディアに載っていた訳です)

――――――――――――

ひいらぎ様の、この祈りの最後の一文についての丁寧な解説と、あわせてご紹介下さっていた、
「今あるもの、すべてに出会うこと。それが壊れているなら、治さない」という言葉。
大晦日、お正月の心の安定にとても役立ちましたのです。
小さな学者様、ありがとうございました*


“在るがままを受けとめて生きる”ということ。
以前よりは、力が抜けてきたようにも思うのですが・・・・・・
素直に生きていたいものだと思います。

おかげ様で、今年のお正月も無事穏やかに過ぎてゆきました*
ひいらぎ様にとっても、お健やかな良き一年であります様に。
No.6706  ラ・ロシュフコー箴言集 より by mitsouko  2013-01-10 09:29
MS62

愛したり愛さなくなったりすることは、
決して人間の自由にはならないのだから、

恋する男が女の心変わりを責めることも、女が恋人の浮気を責めることも、
正当ではではないのである。
                 (二宮フサ 訳)


「今あるもの、すべてに出会うこと。それが壊れているなら治さない」
アルコールにも逃げてはならない*


どなたもいらっしゃいませんね?・・・・・・・
サビシイこと*・・・・・・・・*
No.6707  Re: 初めまして。 by ひいらぎ  2013-01-10 10:00
今年もよろしくお願いします。

お正月に書いた雑記で、マズローの欲求段階説を取り上げました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96

マズローの図を見ると、承認(esteem)欲求の上に自己実現の欲求が乗っています。マズローがそう言っているのかどうかは知りませんが、この図からは「人が満たすべき究極の欲求は自己実現であり、人から承認を求める段階に留まっていてはいけない」という主張が読み取れます。

カール・ロジャーズは偉大な心理学者だと思いますが、今の日本のポップ・サイコロジーはロジャーズの影響ばっかりという気がします。ロジャーズは自己実現を、周囲の視線(承認)から「本当の自分」を解放することだと主張しました。

いずれにせよ、承認欲求は自己実現の妨げになる、すなわち人に認められることを目指していては、本当に自分のやりたいことができなくなる、という主張です。

そうした考えに沿って、ゲシュタルトの祈りを「あなたの期待に応えるのが私の自己実現ではない」と解釈する人たちもいます。しかし、そういう読み方をするのはパールズに少々失礼ではないかと思うわけです。

自己実現とは、自分が素晴らしいと思えることをすることです。しかし、なぜ自分がそれを素晴らしいと思ったかと言えば、それを実現した自分が誰かから評価され、認められるからです。承認するというのは、「私が望ましいと思うものを、あなたは持っている(備えている)」ということです。

僕は20代のころ、オタク文化の中にいました。オタクとは世間の価値基準に背を向け、自分の趣味趣向を追い求める人たちです。承認欲求より自己実現を優先していると言えます。承認欲求を超越したはずの彼らが、オタク同士集まってコミュニティを作り、お互いにオタク自慢をする。その様子はまさに「嬉々として」という言葉が相応しい。それは人に認められるということが、私たちの自己実現であることを意味しています。(私たちは人の欲しがるものを欲しがるのです)。

人にどう思われるか(どう評価されるか)気にせずに、自分のやりたいことをすれば良い、という考えもあるでしょうが、そういう考え方は私たちを自己実現から遠ざけるのです。

ではあの祈りは何なのか。出会えることは素晴らしいが、出会えないことも同じように素晴らしいと言っています。私たちは出会えることを喜び、すれ違うことを切ないと感じます。しかしそれは狭い判断に過ぎません。大局的に見れば、出会えないことも素晴らしいのです。

これは「私にとって何が素晴らしいかを、私が決められるものではない」ということです。

確かに、承認を求める余り身近な人の期待に振り回されていては自己実現はおぼつきません。しかし、私たちの自己実現が人からの承認を離れて実現できない以上、誰の期待にも応えないという生き方もできないのです。目の前の人ではないにせよ、もっと普遍的な望ましさをみつけて、その実現を目指さねばなりません。

「人にとやかく言われたくない、自分のやりたいようにやりたい。それでいいんだ」と言いながら、生きることの虚しさから離れられない(自己実現のされない)人たちが、自らの信条を裏付けるためにゲシュタルトの祈りを使っているのを見ると、ちょっと残念に思うわけです。

「私にとって何が素晴らしいかを、私が決められるものではない」というのは12ステップにも通じる考えだと思います。
No.6708  知力の限界 by mitsouko  2013-01-11 10:05
平易な言葉で書かれた文章も、
どれだけ、深くその意味を読みとることができるか・・・・・

いつもわたしは、私の脳の理解しうる限界の中で物事を考え、判断しているのだと、
あらためて思いました。
(おそろしいですね)

前の記述を消しました。
ひいらぎ様、どうぞ失礼をお許しください。

自分の見解につねに疑問符を付けつづけながら、
生涯自分を改めつづける努力ですね*
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
No.6709  Re: 初めまして。 by ひいらぎ  2013-01-11 17:37
あまり気にされても困ってしまうのですが・・・。

ゲシュタルトの祈りは、ゲシュタルト療法を生み出したパールズが、その説明をするために作った短文です。でも、あの短い文章を読んだだけでは、本当は何が言いたいのか分からないものだと思います。

肉じゃがという料理があります。酒を飲んでいたころは、居酒屋でよく食べましたが、最近は滅多に口にしなくなりました。まあそれはともかく、肉じゃがの起源はご存じでしょうか?

肉じゃがは、明治の海軍提督に東郷平八郎という人がいましたが、この人が若いときにイギリスに留学し、ビーフシチューを食べて気に入ったのだそうです。帰国して昇進した後に、彼は艦上でビーフシチューを食べたいと言い出しました。

言われた主計兵も困ったことでしょう。ビーフシチューの材料もないし、そもそも食べたことがない。それでも東郷の話を聞いて、「だいたいこんなものじゃないだろうか」と想像で作ったのが肉じゃがだったのだそうです。デミグラスソースを知らないから醤油で代用したと。

少ない情報を頼りに、ビーフシチューを作ろうと思ったら肉じゃがができちゃった。それはそれですごい努力だと思うのですが、やっぱりビーフシチューと肉じゃがは違います。レストランでビーフシチューを頼んだのに肉じゃがを出されたら、僕だったら文句を言います。

こんな風に、少なすぎる情報でいろいろ考えても、だいたい違った理解にたどり着いてしまうものなのです。12のステップも、12行の短い文にまとめられていますが、それだけ読んだだけでは12ステップのことは分からないものなのです。

ビーフシチューはビーフシチュー、肉じゃがは肉じゃが、それぞれ別で良いと思うのです。その後、肉じゃがは海軍食として受け継がれ、昭和の時代に家庭料理になりました。肉じゃがは美味しいですよ。

松村さんという人がアメリカのAAにインスパイアされて、日本で断酒会というのを作った。でも情報が少なかったので、同じアル中という材料を使っても違う料理ができあがった。でも、断酒会は断酒会でいいじゃないですか。AAと断酒会は別物でいいんです。混ぜたらいけません。ビーフシチューと肉じゃがを混ぜて出されたら、僕だったら文句を言います。

東郷と違って肉じゃがを発案した主計兵の名は残っていませんが、天才だったのかも知れません。

まあそんなわけで、パールズの祈りを読んでいろいろ感じたり考えたりしたとしても、それはパールズとは関係ない、自分の考えなんです。だからパールズは引っ込めておいて、「これは自分の考えだ、文句あるか!」と言って出せば良いのですよ。

後世に残る肉じゃがのような料理を作ろうってんじゃないわけですし。

No.6699  1/19 市民公開セミナー by ひいらぎ  2012-12-26 01:36
NPO法人長野県断酒連合会 市民公開セミナー
「もしかして依存症?〜お酒でいのちを奪われないために〜」
日付:1月19日(土)
会場:JAアクティホール
費用:無料
プログラム
「アルコール関連問題と家族」
  講師:信州大学医学部付属病院 犬塚伸氏
「お酒をやめたいのにやめられないあなたへ」対話フォーラム
  漫画家:西原 理恵子氏
  (聞き手)信濃毎日新聞社 飯島裕一氏
http://sbc21.co.jp/blogwp/event/event/5704
No.6700  Re: 1/19 市民公開セミナー by sara  2012-12-27 12:57
ズッずるい!!!

西原理恵子氏がいらっしゃるなんて......
行きたいよう〜 ヽ(´o`;
遠いよ〜 (;_;)

西原理恵子先生には、
最近《漫画家》に加えて《エッセイスト》の称号が付加された模様。
文春〈〈新書〉〉「生きる悪知恵」がバカウレ!

「ゆんぽくん」も読みたい。

No.6701  Re: 1/19 市民公開セミナー by ひいらぎ  2012-12-27 17:03
サイバラさんの講演は一度聞いたことがあります。
彼女が講演をすることで何を実現したいのか、イマイチ見えてこないのですが、ただひとつ印象に残ったことがありました。

それは、彼女がマンガ家として稼ぎがあったので、旦那の不安定さに振り回されずに済んだ、という経験を元に、家族は依存症本人の稼ぎになるべく頼らず経済的に自立したほうが、いろいろと先の見通しが良くなる、というアドバイスでした。

同じことは、別の方(援助職)の講演でも聞いたことがあり、依存症本人が一家の大黒柱的存在の場合には、他の家族が経済的に自立するというのはなかなか難しいものの、できるだけのことをしたほうが良いということでした。

依存症の本人は、病院に入院したり、施設に入所したりすることが必要になる場合もありますが、それでその間の本人の収入が途絶えることもあるわけで、それでたちまち家族が生活に困ってしまうようだと、必要な入院・入所すらできなくなって、解決が困難になるケースはままあります。(そういう場合は、離婚や失職などで状況が変わるまでそのままになったりします)。

僕は20代の頃、彼女が麻雀雑誌に四コマを書いていた頃からのファンなので、まさか彼女の名前を依存症の世界で聞くことになろうとは予想だにしませんでした。(吾妻ひでおさんについては、ひょっとしたらという予感はあった)。
No.6702  西原理恵子さんの本 (絵) by mitsouko  2012-12-27 19:55
数年前、アルコール依存症の知人が、おしえてくださったので、
本屋さんに行って、開いてみたのですが・・・・・・・・

激しすぎる絵に、仰天*
この絵は・・・・・いったい、ドウシタコトか??????
しばらく首をかしげながら、みていたのですが、アタマがグラグラするようで・・・
絵のあまりの激しさに、ついてゆけませんでした。

それで、買わずに帰って来たのですが・・・・・・

一昨年だったか、西原さんがTVで、ご主人様のアルコール依存当時のお話をしていらしたのを拝見。
素敵な女性でした。
わたしも一緒に、泣けたのでアリマシタ*
No.6703  吾妻先生 !(◎_◎;) by sara  2012-12-29 11:14
セミナーのスレなんですが......
すれちがいでごめんなさい。

吾妻ひでお先生には、ネットで大変お世話になったのです。
Twitterでお返事をくださったり、
他のアルコール依存症の方々のアカウントを紹介してくださいました。
本当なんです。
吾妻ひでお先生にとても感謝しています。

>> mitsouko様
今、バタバタしています。
落ち着いたら、連絡します。

個人的連絡に使ってごめんなさい。失礼しました。

最大10ツリーを表示します。他のツリーへは以下の機狽ゥら。
ページ指定:

あなた自身による記事の削除:各項を入力して [削除実行] を押してください。
記事番号: 削除パスワード:
投稿時にパスワードを入力しなかった、忘れた場合は管理人に依頼してください。

based on mbbs.cgi by suzukyu 2000 and mbbs.cgi 改 by horn 2006