2010年9月アーカイブ

こころを救う:向精神薬問題 厚労省、脱「薬頼み」で対策 薬剤師がチェック
http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/archive/news/2010/09/20100910ddm041040147000c.html 魚拓

 医療機関で処方された向精神薬を大量に飲んで自殺を図る人が増えている問題で、厚生労働省は9日、「薬物治療のみに頼らない診療体制」への転換を目指すための対策をまとめた。医師の過剰な処方について薬剤師が照会・助言したり、かかりつけ医が投薬を続けても症状が改善しない重症患者を専門医に円滑に紹介できる仕組みを充実させる。自殺と過量服薬をめぐり、国が総合的な対策を打ち出すのは初めて。

 毎日新聞の報道を機に同省の自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム(PT)が7月以降、専門家へのヒアリングを通じて検討してきた。自殺を減らすためにはさらに対策が必要だとして、向精神薬の処方実態や不適切な処方をしている医療機関の把握、患者を十分に診察できる診療時間の確保について、今月中に専門家らによるワーキングチームを設置し、検討を進める。

 対策の一つは、患者が向精神薬を受け取る窓口であり、医療機関の処方内容を把握する薬剤師の活用。多種・大量の向精神薬を処方する医療機関に対し、薬剤師が処方内容の照会・助言を積極的に行うよう日本薬剤師会に要請する。薬の乱用目的で医療機関を重複受診する患者についても、薬剤師と医師の連携した対応を進める。

 また、症状が重い患者をかかりつけ医から精神科医にスムーズに紹介するために神戸市医師会が設立した「神戸G-Pネット」などを参考に、一般科と精神科が連携する仕組みを普及させる。

 このほか▽多種・大量処方を防ぐため、診療や処方に関するガイドラインを作成し医療機関に普及させる▽過量服薬のリスクが高い患者への対応で有効とされる多職種チームをつくるため、精神保健福祉士や臨床心理士など医師以外の人材を育成する▽過量服薬に関する医療従事者への研修を充実させる--ことを挙げた。【奥山智己、江刺正嘉】

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 ◆厚生労働省がまとめた過量服薬の防止対策◆

(1)医師に対する薬剤師の処方内容の照会や助言
(2)かかりつけ医と精神科医の連携システムの普及
(3)診療や処方に関するガイドラインの作成・普及
(4)多職種チームによる医療推進に向け、精神保健福祉士や臨床心理士などを育成
(5)過量服薬に関する研修の充実

第7回自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム 資料
(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000sh9m.html
○資料5
「過量服薬への取組」
(概要) http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/pdf/1009131.pdf
(本文) http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/pdf/1009132.pdf
[取組1] 薬剤師の活用
-薬剤師は、過量服薬のリスクの高い患者のゲートキーパー

[取組2] ガイドラインの作成・普及啓発の推進
①最新の診療ガイドラインの普及啓発を推進する

② 境界性パーソナリティー障害に関する診療ガイドラインの普及啓発
境界性パーソナリティー障害については、他の精神疾患に比べて過量服薬を含め自殺のリスクが高いことが知られている一方、治療が難しいため、正確な診断・治療が可能な専門医との連携が重要である。

[取組3] 研修事業に過量服薬への留意事項を追加
① 厚生労働省の研修事業を活用
② 関係団体による研修事業を活用

[取組4] 一般医療と精神科医療との連携の強化
① 救命救急センターにおける精神科ケアの対応能力の向上を推進する
② 一般医療と精神科医療との連携を強化する取組等を周知する

[取組5]チーム医療で患者と良好な関係を築くための取組

こころを救う:専門医と連携、G-Pネット 過量服薬で救急搬送、一般医処方が1割超
http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/archive/news/2010/08/20100820ddm041040105000c.html魚拓

 ◇神戸で新システム

 自殺リスクが高い患者の適切な治療に結び付けようと、神戸市医師会は今年7月、内科などのかかりつけ医と精神科医が連携して治療にあたる「神戸G-Pネット」を作った。市内の病院が向精神薬などの過量服薬で救急搬送された患者を調査したところ、精神科以外の一般科で薬を処方されたケースが1割を超えており、調査担当者は「一般医がうつ病を診る機会が増える一方、適切な診断や投薬ができないこともある」として、ネットで医師間の協力が進むことを期待する。【堀智行】

 G-Pネットは、一般医と精神科医を示す英語の頭文字から命名された。いくつかの地域で誕生し、自殺対策の先駆的取り組みとして注目されている。

 過量服薬で救急搬送された患者の調査を行ったのは神戸市立医療センター西市民病院。04~06年の273件(194人)を調べたところ、市販薬を大量服薬するなどしていたケースを除き、医療機関からの処方は229件で、うち201件(88%)は精神科医、28件(12%)は内科、外科など他科で処方されていた。

 「眠れてますか」。神戸市北区にある近藤内科クリニックの近藤誠宏院長(55)は患者の精神疾患を疑うと必ず、こう確認している。「疲れる」「食欲がない」。うつ病患者は、体の不調を訴えることが多いため、症状を見極めるには睡眠状態が一つの指標となる。

 近藤院長は投薬しても改善しないなど症状が重い場合、知り合いの精神科医に紹介してきた。だが予約が数カ月待ちのところもあり、市外の精神科医に頼むこともあった。多くの一般医が同じ悩みを抱えている。精神科医への紹介をスムーズにするため、近藤院長ら同市医師会理事が中心となり「神戸G-Pネット」設立の準備を進めた。

 同ネットは一般科で精神疾患も治療する市内の開業医142人の患者の中に重い症状が出ると、患者情報を集約するセンター(専門病院)に連絡。センターが精神科診療所や専門病院を紹介する。精神科医からは「これ以上患者が増えては困る」と慎重な意見もあったが、11診療所と9専門病院の協力を得て今年7月に運用を始めた。

 紹介を受けた医療機関は診察後、病状を元の開業医とセンターに報告し、今後の治療にも役立てる。受診しない患者がいればすぐに確認できる。

 過量服薬の患者調査とG-Pネット設立にかかわった西市民病院の見野耕一精神神経科部長(52)は「軽い患者を一般医が診察し、重ければ精神科医が診るという役割分担が進むことにつながる」と話す。経済的困窮など自殺の原因が多岐にわたる中、ネットと司法書士会などとの連携も視野に入れている。
こころを救う:患者の自殺、募る後悔 埼玉・精神科医団体が事例分析
http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/archive/news/2010/08/20100817ddm041040131000c.html 魚拓

 ◇「もう一歩、踏み込んでいれば」 経験共有し生かす

 自分の患者をなぜ救えなかったのか。埼玉県内の精神科クリニックでつくる埼玉精神神経科診療所協会(悳(いさお)智彦会長)が通院患者の自殺事例を会員から集め、分析を進めている。協会幹部は「後ろめたい経験をさらけ出すのはつらいが、一人でも自殺を減らしたい」と説明する。こうした取り組みは全国の精神科の診療所団体でも例がないという。【江刺正嘉】

 協会は自殺対策基本法の施行をきっかけに07年度、自殺予防委員会を設置。診療所名を公表しないことを条件に報告を求めている。09年度までの3年間に、60カ所の診療所のうち、33カ所から144人の事例が寄せられた。

 集計の責任者を務める富士見メンタルクリニック(富士見市)の里村淳院長(63)の患者も複数自殺している。「患者が多い日に診察時間が短かったのが悪かったのか」「もう一歩気持ちに踏み込んでサポートしていれば」。後悔の思いに駆られてきた。

 他の医師たちの報告の自由記述欄にも同じような気持ちがつづられている。「もっと話を聞いておけば」「患者との信頼関係が築けたというのは思い込みだった」......。多くの医師が「まさか、あの人が」と、予想外の人が自殺した経験をしていた。

 しかし、改めてカルテを読み返すと、自殺のサインとも取れる微妙な変化を見つけることもある。「私も母が亡くなった年齢と同じ年になりました」。こうした記述に「ああ、これだったのか」と自分を責める。

 これまで実態が不明だった精神科診療所へ通院していた患者の自殺のデータを集めれば、有効な対策を立てられるのではないか。こうした視点で分析した結果、自殺した144人のうち、通院期間は1~5年が70人と最も多かった。次いで1年未満が45人、6年以上は29人だった。4分の3の107人は規則正しく通院していた。

 うつ病が66人と半数近くを占め、自殺の手段では首つりが61人で最も多く、飛び降り18人、向精神薬などの過量服薬15人。144人のうち4分の1の38人が、過去に過量服薬を経験していた。里村院長は「受診態度がまじめで、比較的長く通院している人が自殺するケースが多いのには驚いた。今後も事例を集め、つらい経験やデータを会員が共有することで対策への取り組みが進むのではないか」と話している。

覚醒剤と性的行動

覚せい剤について質問ある?
http://blog.livedoor.jp/roadtoreality/archives/51585240.html魚拓
2ちゃんねるのまとめサイトから。

あまり知られていないのですが、覚醒剤にハマる人は、たいていその時に性的行動(オナニーとかセックス)をやっているわけですが、そのことが露骨に書かれていたのでメモっておきます。

コカインやシャブのアッパー系と、デパスやアルコールみたいなダウナー系では、話があいません。
アル中である僕は、「シャブやってするセックスの気持ちよさ」への郷愁とか語られても共感しようがありません。AOD(アルコールとその他のドラッグ)とひとくくりにしても、中身はかなり違うものなのです。

(まあ、その違いが気になるのはビギナーのうちだけでしょう。何年飲んでなくてもビギナーの人もいるけど)

9/23 明橋大二医師講演会(石川県)

明橋大二医師講演会
「わたしがわたしでバンバンザイ!~舞台は、あなた自身のために」

講師 明橋大二医師
  現職:真生会富山病院心療内科部長
  専門:精神病理学、児童思春期精神医療
  児童相談所嘱託医、小学校スクールカウンセラー、NPO法人子どもの権利センターぱれっと理事長
  (著書『なぜ生きる』『子育てハッピーアドバイス』『輝ける子』など多数)
日時 2010年9月23日(木・祝)14:00~17:00(開場13:30)
会場 ITビジネスプラザ武蔵 ホール
  http://www.bp-musashi.jp/
  〒920-0855 石川県金沢市武蔵町14番31号 TEL.076-224-6340
  (めいてつエムザ・スタジオ通り下堤町側エレベータ6F)
定員 140名(先着順)
参加費 2,500円
お申し込み手順
 ①未来蝶.netお問い合わせフォームにて、代表者のお名前とご連絡先、参加人数をお知らせください。
 ②当日直接会場へお越しください。
お問い合わせ あかりプロジェクト事務局お問い合わせフォームよりお願いします
  http://www.future-butterfly.net/entry/?cid=contact_us
後援 石川県、金沢市、金沢市教育委員会、(株)クスリのアオキ、株式会社金澤文苑堂
主催 あかりプロジェクト

PDF表
http://future-butterfly.net/pdf/panf_100923_omote.pdf

akari-1.jpg

PDF裏
http://future-butterfly.net/pdf/panf_100923_ura.pdf
akari-2.jpg

「あかりプロジェクト」とは

 摂食障害当事者だからこそ気づく、回復に役立つ本当に欲しかったサポートを実現し、また、摂食障害の背景に潜む社会問題の解決を図ることを目的に活動する、摂食障害経験者や関係者の集まりです。

窓口サイト:未来蝶ネット

http://future-butterfly.net


日本アディクション看護学会:「依存症」理解深めて-恵庭で11月 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100830ddlk01040101000c.html

◇アルコール、薬物だけじゃない 摂食障害や家庭内暴力も対象
 ◇「家族も参加を」呼びかけ

 アルコールや薬物依存症、摂食障害などのアディクション(依存症)を患う人たちが生きやすい社会を考える「日本アディクション看護学会」(理事長、松下年子・埼玉医大教授)の学術大会(北海道アルコール看護研究会共催、毎日新聞北海道支社など後援)が11月6、7の両日、北海道文教大学恵庭キャンパス(恵庭市)で開かれる。

 アディクションは「嗜癖(しへき)」や「耽溺(たんでき)」とも訳される英語で、本人の性格や意思にかかわらず、害があるのにやめられない悪癖やコントロール障害を一般に指す。

 医学・看護の専門用語としてはアルコールや薬物依存だけでなく、摂食障害を「食べ物への依存」、ひきこもりやドメスティックバイオレンスなどの家庭内暴力、虐待などを「人への依存」と幅広くとらえる。本人の健康や社会生活に支障をきたすほか、家族ら周囲の人を巻き込んで問題化する傾向が強く、見た目に病気と分かりにくいため、周囲の理解も得にくい現状がある。

 同学会は大学の看護学の研究者や看護師らで02年に発足。学術大会は年1回の研究大会で道内での開催は初めて。

 今年は「当事者のための退院促進支援とは」をテーマに、摂食障害者やアルコール依存症などについての講演や、アディクション患者への支援のあり方などを考えるシンポジウムがある。大会後には精神障害などを抱えた人らの活動拠点となっている福祉施設「べてるの家」(浦河町)の見学を希望者を対象に実施する。

 大会長を務める北海道文教大人間科学部看護学科の大沢栄教授(精神看護学)は「日本ではまだアディクションへの理解が足りず、偏見もある。関係者が出会う場として、当事者の家族にもぜひ来てほしい」と呼びかけている。

 大会への参加申し込みは9月15日までで、学生1000円、一般6000円。問い合わせは同学科(0123・29・8026)へ。【円谷美晶】
日本アディクション看護学会
http://plaza.umin.ac.jp/~jaddictn/
事前申し込み締め切りが迫っております(9月15日)。

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